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ようやく『反対進化』(エドモンド・ハミルトン)読了

反対進化 (創元SF文庫)

反対進化 (創元SF文庫)

短編集はしご読みとか阿呆な事をするせいで、ついつい数ヶ月がかりになりがちです(^^;
というわけで、ようやく読み終わったのですが、個人的に一番のお気に入りは「異境の大地」。チーク材を手に入れるのが目的で東南アジアで活動をしている男が、ジャングルの中で奇妙な儀式にふける原住民と接触するのだが――という話。
ハミルトンはちょっと奇怪な情念のこもった話が面白いなぁ。収録作の中では脳移植を繰り返しながら復讐の為に何百年と生き続ける男の話「ウリオスの復讐」なども好きなのですが、この話なんかは、脳移植による不死人というSF的プロットよりも、復讐の為にどんな事をしてでも生き延び続けようという男の執念の方が圧倒的に面白い。
で、私もすっかり忘れていたのですが、ハミルトン短編集「幻想怪奇編」の方はいつ出るのでありませうか。