はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

キャプテン・フューチャー元年!


 あらゆる悪に決然と立ち向かい、これを片端から撲滅していく正義の味方――キャプテン・フューチャーその人の名を知らぬものは、太陽系のどこをさがしても一人として見あたらないにちがいない……。
 この、赤い髪をした長身の陽気な冒険者こそ、全太陽系住民ひとりひとり、そしてあらゆる種族に圧政を加える搾取を試みる悪へのなさけ容赦ない鉄槌であった。その比類もないかれの勇敢さは、天才としかいいようのない科学的な才能と相俟ち、太陽系の正義の守護者としてすべての人々に信頼され尊敬されているのである。
(中略)
 だが、キャプテン・フューチャーとは何者か? そして、この世にも奇妙な三人組とのなれそめは? さらにかれらは、いかにしてこの比類もない科学的能力を身につけたのか?
 これらの謎を知るものは太陽系政府主席ただひとり。そして、それは太陽系悠久の歴史のなかでもきわだって特異な物語なのであった。
 今を去ること二十五年前、……
キャプテン・フューチャー全集1『恐怖の宇宙帝王』より)
1940年代に主に書かれた古典スペースオペラの金字塔、《キャプテン・フューチャー》シリーズの第1作『恐怖の宇宙帝王』(エドモンド・ハミルトン)の時代設定が2015年と知って、驚愕(笑)
この第1作の発表が1940年なので、事の発端であるフューチャー(カーティス・ニュートン)の両親の月への脱出を50年後に設定し、そこから月で生まれたカーティスが青年になって〜という計算だったのだろうとは思いますが、予想外に近かったなぁフューチャー。
太陽系の惑星それぞれに木星人や金星人が居たりする世界観ではありますが、この未来への追いつき方は、凄く衝撃。
早川か創元は、何かしてくれないかなぁ。
NHKが、今のクオリティで新アニメ作ってくれてもいいですよ!
ハリウッドで映画作ってくれてもいい。これは繰り返し言っていますが、最近のマーベルヒーローものぐらいのクオリティなら、実写《キャプテン・フューチャー》見てみたい。