はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

ある日の出来事プラスアルファ

小学校低学年ぐらいの男の子が、ウルトラマンメビウスの絵本をめくりながら、ウルトラマンタロウの主題歌を熱唱していました。最近、本編に登場でもしたのでしょうか? それとも、単に親とかが好きでその影響?
ちなみに、実際の数字とかは知りませんが少なくとも場末の書店レベルで見た場合、商法としてはメビウスはけっこう成功しているかと思います。戦隊の方も30周年記念という事で昔の戦隊の紹介とかしているみたいですが、今年はけっこう、番組のそういった路線に合わせて“過去〜現在のウルトラマン(戦隊)を網羅したフォト絵本”というのが出版されて、割と売れています。方針としては、当たった、と見て良いかなぁと。
豊熟ゆえの迷走期に足を踏み入れつつある第三次(仮)特撮ムーブメントですが、商業的に見た場合は、こういった路線が今後、息を長くする為の方向性として主眼を置かれるのではないかなぁと思っております。……まあ問題は、頻々とは出来ない、という点ですが(^^;
旧作のリメイクとかリアレンジが結局はマニアの世界で終わりがちなのに対し、過去→現代を網羅していくというアプローチの方が正攻法で受け入れられやすいのかな、と。
閉じつつあるサークルを再び開く一助にはなっているかと思います。
もっとも、そのサークルの周辺はまた別のサークルで閉じているのですけどね〜(^^;
そんなわけでそこを突破する何か、というのはやはり今が作り時だと思うわけで。それが出来ないと、過去のサイクルを見る限りでは、あと3年ぐらいが限度になるのかなぁと(それだけ続けばまあ良いのではないか説もありますが)。
ただ、昨今、一般ドラマ(と、とりあえずくくっておく)の特撮化*1、というか、特撮なんてという感じで一段低く見ているかと思われる人達が見ているドラマの方がよほど安い画面を垂れ流していたりするわけで、もう少し巧く立ち回るとその境界線をもっとフラットにするような事も出来なくは無いのでは、とは考えないでもありません。……て、まあこれは無理かなぁ。
タイミング的にはやっぱりなぁ、『ブレイド』が宜しく無かったよなぁ(直球)

*1:妙なCG、変にコミック的な演出