せっかくワールドカップイヤーなので自分の中のサッカー熱を上げてみようと日中戦を観戦。
家帰ってTVつけたら既に後半15分過ぎだったので30分程度しか見ていませんが……あー……うーん……色々と一線越えてやらかしたりして評判良くないみたいですが、少なくとも見ていた時間帯の限りにおいては、中国代表の方が面白かったなぁ。
手足ばたばた振り回して、走って走って走りまくる。
お世辞にもパスワークも足下も巧いとは言い難いプレイでしたが、格上の相手に勝つためのサッカーをきちっと最後までやっていた。
翻って日本代表を見た印象は、“小綺麗なサッカー”というもの。
小綺麗は小綺麗、決して、“綺麗”ではない。
やはりジーコ・川渕時代の最大の負債は、タレント史上主義の結果として、中途半端に“小綺麗なサッカー”を代表に根付かせてしまった事と、あの時代(2002年)の空気を背景に、如何にもそれが正しいステップアップであるかのように錯覚させてしまった事にあると思う。
勿論、いつか辿り着く目標としての“美しいサッカー”というのはあって良いと思うのですが、今日の試合を見る限り、その真似をするのは、10年以上早かったのではないか、と改めて。
「目標はベスト4」と口にするのが恥ずかしいとは言わないが、「目標はベスト4」というチームの試合としては恥ずかしい。