はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

『三国志11』始める

なんとなく『三国志』熱が発生したので、『7』を踏まえ、色々とシステムや評判など調べてみた所、『9』は評判が良いけどシステム的に好みでも無さそう、『11』はシステム的に好みだけど評判は微妙……ただしPC版の初回ロットが最悪な調整だった悪評が先行しておりPK版ならそれほど酷くはないらしい、という事で、システムが好みっぽい『11』を買ってきました。
マップは一体型で、内政開発する土地と行軍する道や戦場が一緒、というタイプ。
1月が10日ずつに分かれ、年間36ターン。都市の開発などにはそれぞれ能力と建築する施設に応じた日数がかかり、一度命令すると完成までその作業をするというのは、『信長の野望〜革新〜』に近く、武将の移動・物資の輸送なども、距離に応じた時間が必要。
戦闘部隊も1ターン(10日)に1行動が可能で、内政と同じタームの中で進軍したり攻撃します。
1ターンの行動は、勢力別の「行動力」で制限されますが、人数毎でないので『7』の時ほど、酷くは感じません。どうやら勢力の領土が広がると、1ターン毎の回復量が増えるみたいなのですが、説明書に書いていない(少なくとも見つからない)ので、わからない(笑) あ、今回、説明書、光栄のこの手のゲームとしては、わかりやすいです。……肝心な事が書いてなかったりするけど。
「行動力」に関しては終始、不足気味なのですが、勢力の拡大と今後バランスが取れてくるのか、それ次第では後半、不満の方が強く出るかもしれません。
ここ数日ぼちぼち進めていたのですが、ゲーム時間で3年やって、戦争重視のゲームだと理解。もともと<三国志>シリーズは、<信長の野望>との色分けというのも含めて、どちらかというと戦争重視のシステムですが。
内政よりも、戦場で色々とする所を楽しんで、みたいな造り。
内政はほぼ、セオリーが決まっている感じ。
ただし割と、地盤を整えるまでに時間がかかる。
で、ビックリしたのですが、今作、
敵城を落としたら、全面焼け野原になりました
プレイヤー呆然(笑)
……どうも、必ずしも全て焼け野原になるわけではないようですが(ランダムっぽい)、敵の領土を占領すると、開発されていた施設のあらたかたが消えて無くなります
為に、敵勢力と戦うより、空白地を占領した方が得……という事に、周囲が優良な空白地ばかりの194年曹操で始めたのに、だいぶ経つまで気付きませんでした(笑) いやだって、そんな大胆なシステムだと思いませんよ!
国盗りゲームの多くは、戦争と富国がイコールで結ばれているのですが(そうでないと攻め込む理由がそもそも薄くなる)、このゲーム、戦争における「消費」の側面が物凄く強いです。減った兵士も武装も減りっぱなしですし、占領した領地は草ぼうぼうですし、攻め取った後に再開発と軍備の再調整から始めなくてはいけない。勿論、時間かけて開発すれば最終的には富国への道となるのですが、1ターンの行動力の制限もあり、そこまでに消費する時間と人員が非常にかかる。その為、攻めて攻めての倍々ゲームが出来なくなっています。
どうも、開発可能な国土と戦力のバランス、というのを見定めながら進めないといけないようなのですが、今のところまだそれが掴めず、四苦八苦中。
結構コンピューターが積極的に戦争仕掛けてくる所も含めて、テンポがまだ微妙に掴めない(^^;
恐らくどこかで一気にバランスが「強国」へ傾くような造りではないかと思うのですが、まあ、最初なので滅亡したらしたぐらいのつもりで進めています。