同一カードの3連勝は今シーズン初らしい……。
この所いいピッチングの続いていた西村が今季初勝利、そして高橋由伸が1500本安打達成。
■〔巨人、広島を3タテ!高橋由が1500安打/sanspo.com〕
7年で1000本安打した男が、次の500本にもう7年、というのは色々と重い。
何度か書いていますが、00年代巨人軍の暗黒面は“高橋と二岡がもう少し頑健であったなら”というifであり、それは同時に“松井がメジャーに行かなかったら”この二人がもう少し楽に野球を出来たのではないか、というものであるのですが、原巨人がそのひ弱さの解消の為に小笠原とラミレスを必要とし、その小笠原が2000本安打を達成しながら絶不調の年に、故障離脱はあったものの高橋がぼちぼち踏ん張って頑張っている、というのもなかなか感慨深い。
それから今日は、新外国人のフィールズが来日初打席。
相手投手(サファティ)の制球が定まらずストレートの四球になりましたが、ノースリーになった後、バットを振るのを我慢してフォアボールを選んだところは、好感触。
フィールズが使えるようなら、いよいよ小笠原を外す、というオプションも持ち込めるわけですが、そのぐらい活躍してくれるといいなぁ、そしてその時、そういう決断が原に出来るのか。小笠原は素晴らしいバッターだと認めた上で、今シーズンに関しては、“使っている内に良くなってくる”という段階はもう過ぎた、と言わざるを得ず、オプションとしては考えてほしい。