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『特命戦隊ゴーバスターズ』感想8

◆第8話「マシン設計図を守れ!」◆ (監督:柴崎貴行 脚本:小林靖子
「憧れのエンジニアになったはいいけど、好きな事は全然出来ないし、思っていたのと全然違う」とか、世知辛すぎる(笑)
やめてー、日曜朝に、やめてーーー。
という悲鳴が全国のお茶の間から聞こえてきそうな今週の『ゴーバスターズ』。
“夢を諦めざるを得なかった男”と、“掴んだ夢の輝きを見失った男”を対比させつつ、いまいち本音を掴ませない青の仲間達との関係性と、青の戦いへのモチベーションまで絡めた流れの巧さは、さすが。こういう脚本書かせると、小林靖子は本当に巧い。
お友達は、実刑判決で、懲役○年ぐらいくらうのかなー。
“バグナスへの協力行動に関する罪”に関して対バグナス法とか、制定されたりしていそうですが。
リュウさんもパソコン叩き壊していたけど、あのデータだけ入っていたわけでも無いだろうから、始末書の上に減給か。
難を言えば、逃走中の友達が反省する所で、回想で青の台詞をほぼ全部、は使いすぎ。ああいうのは一番印象的な二言ぐらいにしておかないと。脚本というよりは、演出上の都合だったような感じもありますが。
今回は、敵の地中からの攻撃もなかなか面白かったです。
ただ、いつもタンクにしか興味が無い敵巨大メカが、今回に限ってバスターマシンとの戦闘にこだわっていたのは、少々不可解。今回は設計図の確保が最大の目的なので、その為の足止めぐらいの命令は聞いてくれる、という事なのかもしれませんが。ここまでの行動原理とまるで違うので、そこは1シーン入れてほしかった所。
あと今回、訓練シーンがようやく入ったのも良かったです。
ヒロムの天才性は、新加入してすぐに、長い間、特命部隊で訓練を繰り返していた青と黄色と一緒に行動できるほどの能力(勿論、個人的な訓練はしていた、という事なのでしょうが)という事に担保されている部分がある筈なのですが、作中でここまで青と黄色の訓練シーンというのが一切描かれていなかったので、実はその対比が成立していませんでした。
リュウさんが一生懸命朝練している、というのはマイナスをプラスにする為の行動なのでまた意味は少し変わるのですが、それでも訓練シーンを挟んだ、というのは一歩前進。
今後そういう展開があるかはわかりませんが、予想しうる一つのネタとしての、長く訓練していた青と黄→それと比肩しうる赤→では赤は部隊に加わる前に何かしていたのか? という話をやる時に、この前振りが無いと成立しません。2話で黄色の台詞だけあるのですが、本当は人間関係の前提条件に関わる重要な要素なので、もっと前段階で訓練シーンを置いておかないといけない。
ところで、ヒロムは仲村さんに対してはなんか口調が優しい気がするのですが、シスコンだからですか。
姉の存在を踏まえて、年上(? と仮定しておく)の女性には少し優しい、という演技指導をしていたら、面白いのですけど。まあ、姉にもずけずけ物を言う、とバイクは言っていましたが。というか姉出てこないですね姉。もう少し、ちまちま顔を出すNPCポジションかと思っていたのですが、今作が構成的にそういう物語ではないので、重要エピソードだけの出演になるのか。
演出面では、柴崎監督でしたが、「残り転送時間」表示されず。最初の3回は本当に何だったのか(^^; 本当に余計だった。
本部のシーンなどで背景で小芝居させているのですけど、ああいうのは相当うまくやらないと、画面のノイズになる上にコント的になってしまうので、ちょっと余計だったかなぁ。