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『超人機メタルダー』感想9

「八荒」をわざわざ単語登録するかどうか、凄く悩む。
◆第17話「危うし舞! 走る独眼竜トップガンダー」◆ (監督:伊藤寿浩 脚本:高久進
今回の見所は、流星さん、サックスを吹く
帰ってきたトップガンダー抹殺に動くクロスランダー。そしてメタルダー撃破の為に共闘するガマドーンが舞を拉致。写真撮影で舞と一緒に居た八荒はガマドーンに殴りかかるが、あっさりのされるという、今回も果てしなく情けない役回り。
その頃、スプリンガーと一緒にトップガンダーを探していたメタルダーは、クロスランダーの銃撃を受けた所をガマドーンに襲われ苦戦するが、姿を見せたトップガンダーに窮地を助けられる。
これまで何をしていたのかという流星の問いに、

「山中のあちこちを彷徨い歩いた……悟りを開くためにな」

……どうしてそっちへ。
しかし、血の匂いが欲しいという高ぶりを抑えきれず、帰還したというトップガンダー。
どう転んでも危ない人ですが、流星は握手を求めトップガンダーもそれに応える。
舞を懸命に探していた八荒は、ガマドーンのアジトに連れ込まれた彼女を見つけだす事が出来ず、仕方ないので叫んでメタルダーを呼ぶメタルダーの関係者という事で八荒をマークしているクロスランダー、奴が必ずそこに待ち構えているに違いないとトップガンダーはメタルダーを止める(ダー、ダー、多いな!)が、
「僕は助けを求めている者を見捨てる事は出来ない」
メタルダーは出撃。
女戦士回でも口にしてしましたが、全方位博愛主義がシナリオ上で無理が出てきたので、メタルダーの基本倫理は、ここに置く事にした模様。
…………感情回路の発達の結果だと考えると、色々と、黒い。
もっと発達すると、イッタイドウナッテシマウノカ。
やっぱり、「ミスターをつけたまえ、ハスラーくん」になってしまうのか(おぃ)
待ちかまえていたクロスランダーの銃撃をトップガンダーが防ぎ、戦闘はメタルダーvsガマドーン、トップガンダーvsクロスランダーの二局に。
対峙するクロスランダーを、「二丁拳銃、ぷっ、恥ずかしい」「一発必中じゃない奴なんてガンマンじゃねーよ」と罵倒しまくるトップガンダーさん。
いやあなた達、基本的に役割(銃の種類)違うじゃないですか……。
存外、クロスランダーがひねた性格になってしまったのは、こういう嫌な同僚が居た為かもしれない
対決はトップガンダーの勝利に終わり、更にクロスランダーの卑怯なやり口を見抜いていたトップガンダーは、部下の陽動と頭部の隠し銃も華麗に回避し、クロスランダーを撃破。
一方、罠にはまりピンチに陥っていたメタルダーだったが、唐突に戦闘回路がブーストし(その前の流れで、野ウサギを罠にかけていた事に対して怒っているが、それに対する反応としては、かなり遅すぎる)、ガマドーンの粘着液を突破。演出がパワーアップしたレーザーアームでガマドーンをずんばらりんすると、追い打ちのGキックも炸裂。
ガマドーン、
「このもの、か弱い動物をいたぶった罪」
により、番組史上かつてない壮絶な爆死
明らかに、舞を拉致した事よりウサギをいたぶった事に怒りを燃やす、剣流星、孤独な超人機であった。
戦い終わり、合流するメタルダートップガンダー。
メタルダー、俺の生き方は決まった。ゴッドネロスとは綺麗さっぱり手を切り、俺は独立する。そしてネロス帝国がこれ以上非道な振る舞いに及べば、俺は戦う。この命を懸けて」
かくてメタルダーとネロス帝国の戦いに、頼もしい同志が加わるのであった。
……ただしよくよく考えると、ネロス帝国のスナイパー(暗殺者)→フリーのスナイパー(暗殺者)になっただけの気もするので、本当に手を組んでいいのか、よく考えようメタルダー! 血に飢えているし!
そして北八荒は、今回も激しく役に立たず。
まさかこのまま、二枚目なのにコメディリリーフという、意味不明なテコ入れキャラになるのでありましょうか(^^;
まあ突然、謎の科学力でパワーアップしたりしても困るのですが。何とかなるのやら、ならないのやら。


◆第18話「舞の秘密情報・プールサイドの罠」◆ (監督:伊藤寿浩 脚本:高久進
今回の見所は、超久々の「私を夜の闇に包め」。会長、素敵。
なんか変なテンションの音楽とともにゴーストバンクでゴッドネロスに迫るメタルダー。回転式レーザーアームで群がる敵を撃破!
こういう映像を見ると、誰か『メタルヒーロー無双』を作ってくれないかな、と割と本気で思う。
そしてゴッドネロスに向けて集団レーザーアームを振り上げるメタルダーだが…………もちろん、夢でした。
ロボット軍団、烈闘士ザーゲンの。
その頃、流星は舞から、旧日本軍関係の秘密資料が米国から返却されるという情報を得ていた。もしかしたらその中に超人機の情報、ひいては古賀博士と、彼の過去に関わるというゴッドネロスの情報があるかもしれない。
と、凄く久々に、流星、古賀博士の過去を追っていた事を思い出す
なお、情報の入手元は、ワシントンで新聞社の駐在員をやっている舞の父より。…………この父は、重要な情報を教えてはいけないタイプの人では。
同じ頃、プールサイドで水着の美人秘書をはべらかす桐原会長もまた、秘密資料返還の情報を得ていた。己の過去に繋がる情報を一切残してはいけないと危惧するゴッドネロスに、ザーゲンがその資料を利用した囮作戦を提案する。
いよいよ資料返還の日、舞の父からFAXしてもらった資料の運搬役の顔写真を元に、空港で待ち受ける流星達。
……外交資料を近所のお使いみたいに返還しないでくださいアメリカ合衆国様。
だが彼等の目の前で、男はネロス帝国に拉致される! バイクで車を追うが機甲軍団の攻撃を受ける八荒。というか、気軽に追跡を頼んでは駄目でしょうメタルダー(^^; 遅れて追跡したメタルダーは、廃工場でザーゲンと交戦。資料の入った鞄を入手するが、運搬役の男が何故かロボット人間だった事に不審を抱く……そう、その運搬役と拉致事件は、全てザーゲンによるフェイク。鞄の中身は秘密資料などではなく、彼がしかけた爆弾であった! が、さすがに露骨すぎて、ぽんこつ流星も罠の可能性を勘繰り、リモコンによる遠隔操作で鞄を開き、爆発を回避。
トラップが失敗に終わった事を知ったザーゲンはゴッドネロスに改造を直訴。体内に自爆装置を埋め込み、もろともに果てようとメタルダーに再戦を挑む!
一方、、正しい資料を入手していた桐原会長は、それに目を通していた。
そこには42年前の日本最高の科学者の名前が記されていたが、その中に桐原の名前は無かった。というのも、桐原は当時、別の名前を名乗っていたからだ……と、すらすらとナレーションされるのですが、そもそも、桐原が科学者だと語られた事がない筈なのですけど(確かに自分で軍団員を作ってはいますが)、「名前は無かった」というナレーションで、「桐原が科学者だった事」「日本軍に関わっていた事」「42年前から第一線だった事」が明かされるという、ラク叙述トリック(たぶん違う)
そして、整形手術を重ねていたが僅かながらも手がかりになるかもしれないと、資料の中に一枚だけあった若き日の自分の写真を抹消し、桐原は秘密資料から自分の痕跡を消し去る事に成功する
その頃、「メタルダーは、敵の手がかりを求めて廃工場へ向かった」(ナレーション)
何故
だが、やはり何故か待ち受けているザーゲン。
メタルダーと組み合ったザーゲンは、体内の自爆装置について滔々と語る。
「さあ、俺のこの胸におまえの必殺拳を叩きこめ!」
男らしいというか、間抜けというより、明らかに、自分の境遇に酔っています。
「なぜ、必殺拳を使わないのだメタルダー!」
と出鱈目なキレ方をするザーゲンに苦戦するメタルダーだったが、最後は自らの右腕を切り落とさせ、間合いを外してその右腕を投げつけるという、輪をかけて出鱈目な戦法で勝利を収める。
そういえば、メタルダーには一貫して、飛び道具が無い。必要を感じないぐらい、戦闘力が高いわけですが。
あと最近、他軍団の横槍が入らなくなったのは、面倒くさくなったのか、中の人達を頼む予算が寂しくなってきたのか、「わかりにくいと視聴者に不評だから」とでも言われたのか。基本的に鬱陶しいのですが、入らないと入らないで寂しい(笑)
そして流星さんは今日もサックスを吹き、貴重な資料が手に入らなかった事を、笑い飛ばすのであった。
メタルダーの明日はどっちだ!
本当にどっちだ?!