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『世界忍者戦ジライヤ』感想2

快傑ズバット』と同じで、あまり考えずにノリと頭のおかしさを楽しむの前提とすると、けっこう面白いかも『ジライヤ』。
◆第3話「牢忍ハブラムの秘宝!!」◆ (監督:三ツ村鐵治 脚本:高久進
いきなり縛られて逆さ吊りにされる主役
……なの?(待て)
毒斎様との戦いで負傷してから役立たずの父さんは、世界忍者の情報源として機能する模様。
妹さんは、車のナンバープレートを記憶してある人物の住所を割り出し、頭脳プレーと細やかさを見せる、と家族の役割分担をさらっと描写。
妖魔一族サイドの雑魚扱いだったカラス天狗も、地上げ屋の部下相手に活躍。
さすが忍者、アサルトライフル装備のヤクザ者ぐらいよりは強い事が表現されました。
そして、
「ある時はジライヤの味方。またある時はジライヤの敵」
って本人目の前に自分で名乗りましたよ、柳生さん(笑)
見た目世紀末ひゃっはー団のトルコ忍者・牢忍ハブラムさんは、当初は罪もない民間人に襲いかかっているように見えたものの、実は盗まれた秘宝「緑の炎」を取り戻す為に日本まで追ってきただけでした、と、見た目明らかに悪い人がそうではなかった、という3話にして、少々ひねった展開。
ジライヤに「緑の炎」の盗難容疑を押しつけ、そんなハブラムをけしかける毒斎様は、悪の大ボスというよりは忍者らしさの表現なのでしょうが、既にして、愛おしくなりそうなレベルの小物感を漂わせています(笑) そんななのに、声だけは伝統の大ボス声(飯塚昭三)なのが、またいい。
今回のアクション的見所は、高層ビルの窓拭きに変装してロープを伝って窓から室内を窺う闘破。元来<宇宙刑事>シリーズといえばロープアクションというのはあるので、原点回帰、とは言えるのかも。『メタルダー』は戦闘シーンは格好いいけど生アクションは控え目だったので、前作との差別化という意味も含め力を入れているのが窺えます。
逃亡中にスーツを着込み、落ち葉の中からOPテーマとともに参上、という今回のジライヤの登場シーンは格好良かった。
むしろ、どうして1話はあんな適当な変身&登場だったのでしょう(^^;


◆第4話「破れ!!火忍チャンカンフーの幻術」◆ (監督:三ツ村鐵治 脚本:藤井邦夫)
白地に赤い炎柄の忍者服、というこれまた頭おかしいデザインの香港忍者チャンカンフーの幻術により、戦う心を焼き尽くされてしまった闘破。そして奪われる武神館(忍者道場)の看板。へたれてしまった兄に代わり、ケイと学が戦いの場へと赴く……。
という事で、1話からキャストの所には堂々と書いてあった姫忍・恵美破初見参。
免許が無いので、普通に歩いて出撃。
というか父さん、娘のスーツまで用意していたのですか。
父が闘破を立ち直らせようとしている頃、奮戦空しく妖魔一族に捕まってしまう恵美破と学。伝書鳩から報せを受けた哲山は、ケイは闘破を立ち直らせる為に敢えて危地に飛び込んだのだと語る。
父の言葉、妹の想いに、ジライヤスーツを身につける闘破。
「俺は甦る!」
あくまで「甦った」でないのは意図的だと思うのですが、日本刀を向けて「恐怖と闘志は表裏一体!」という父の強引な鍛錬だけでは完全に術が解けず、ジライヤが自らの意志で戦いを乗り越えてこそ、真の闘志が甦る、としたのは良かった所。
復活したジライヤはチャンカンフーを打ち破り、妹弟の協力により紅牙も撤退。
「盗んだものは置いていけ!」
と言われて、身につけていた盗品を律儀に全て外して投げ捨てていく紅牙さんは、意外といい人かもしれない。
1〜3話はゲスト敵と明確に決着がつかない形だったので、ジライヤが敵をずんばらりんしてしまうのかどうかは少々気になっていたのですが、今回を見る限りでは、チャンカンフーは磁光真空剣のサビになったぽい。
割り切ってそこは気にしない、という作品ならそれはそれでいいのですが。
ところで「磁光真空剣」て必殺技の名前だと思っていたのですが、予告見る限り、刀の名前であり必殺技の名前というか、磁光真空剣でないと「磁光真空剣」が使えない模様。道理で特に修行していないのに闘破が使えたわけです。
〔序→ライバル登場?→世界忍者も悪人ばかりではない〕
と来て、山地一家の絆の物語(特にケイ→闘破)と、スムーズな立ち上がり。というか、最初の1ヶ月(4話)で、1話の出来が一番悪いって、どうなんだ『ジライヤ』(^^;