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『真・女神転生4』終了

総プレイ時間、約143時間で、全ルート制覇(DLC除く)。……といっても、2周目は攻略サイト見ながら超高速で進めて、カオスとニュートラルと両方行けるようにして寸前のデータを残したので、かなりカットしていますが。それでも、143時間というか(^^;
狭い道をくぐったりする時に指を十字ボタンに置き換えないといけないのと、シンボルエンカウント方式における攻撃アクションは必要があったのかと、多少、操作性に不満はありましたが、十二分に楽しめました。
魔法のガントレットによる解析をキャラの動きで見せていく、見せ方は面白かったと思います。
序盤は、だいたい敵の魔法2発くらうと死亡するので事故死率が凄まじく高いですが、仲魔のスキル継承が完全任意で行える為、しっかりLVを上げて悪魔合体を駆使すれば、中盤以降はかなり楽という印象。また、LVギャップによる経験値変動も含め、主人公のLVはかなり上がりやすいです。
実質的な前作である『ストレンジ・ジャーニー』では本気でプレイヤーの心を折りに来たボス戦も、しっかり弱点を突く編成を整えていれば、シビアな局面は少なめ。一方で、相性が悪いとシステム的にどうしようもないので、仲魔のスキル選びが極めて重要になります。主人公の装備品の効果が低く(実質、ゲーム通してほぼ買い物の必要が無い)、とにかく、如何に仲魔の戦力を整えるか、が重要なゲーム。
スキル選びの戦略は人それぞれでしょうが、総じて、難易度は抑えめか(前半の事故死率は鬼ですが)。
シナリオはシリーズ旧作をかなり意識した造りで、お約束とセルフパロディ風味を盛り込みながら、重めのイベントを意欲的に展開。如何にも<真・女神転生>という内容で、序盤から小刻みに敷いた伏線もしっかりまとまり、面白かったです。
難を言えば、ニュートラルルートのトゥルーエンディング性が旧作より強く(あくまでイメージですが、そんな気がする)、ニュートラルルートに行かないと多くの謎が残る所。その為もあって、カオスルートとロウルートは正直スッキリせず、如何にも、2周目でニュートラルエンドへ行こう、という構造だったのは、若干の不満。
その上で、ニュートラルルートのエンディングは狙い澄ました落着で、好きではありますが。