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『仮面ライダーW』感想15

◆第21話「還ってきたT/女には向かないメロディ」◆ (監督:坂本浩一 脚本:長谷川圭一
前回のあらすじが、まとめ方のせいで、話を聞かないアクセルがドーパントを斬殺したようしか見えない(笑)
ガイアメモリ流通組織に警察の情報を流す内通者を追う、超常犯罪捜査課。マスカレード軍団に囲まれた照井は、真倉が気絶してから変身。「これで心おきなく」という台詞があり、一応、部下には秘密らしい。
逃げ出した内通者・氷室刑事の耳に響く口笛の音色。
「この口笛、まさか……」
「久しぶりだな、氷室」
「溝口くん……いや……おまえ、おまえ死んだ筈じゃ!」
マスカレード軍団をA斬りで成敗したアクセルは氷室を探すが、その氷室は紫色のドーパントにより殺害され、ドーパントは逃亡。生き残りのマスカレードが物陰から照井に銃口を向けるが、そこへ現れた女刑事によって撃ち殺される。
……マスカレード軍団ざっくり爆死しているけど、どういう扱いなのだろうホント(笑) ミュージアムとしても末端の構成員からの情報洩れは警戒しているでしょうから、自爆装置付きというのはありそうですが、それにしても容赦なく攻撃しているしなぁ(^^; ロボットやアンドロイドとかいう可能性もありそうですが、それだと、若菜姫に求婚していた中年が居たのが、合わないですし。……まあ、恋愛するぐらい高度なロボットという事でもいいけど。
「九条綾です。本日付で、風都署、超常犯罪捜査課に配属されました。Nice to meet you」
女刑事・九条綾を演じるのは、スタッフがみんな大好き、木下あゆ美
……数日後、事務所に駆け込んでくる真倉。頭を下げて捜査への協力を依頼してくる真倉に上から対応する翔太郎だが、亜樹子、通常の3割増しでハードボイルドの魂を売ろうとする。
ロス市警帰りの九条綾に夢中な真倉の、照井を出し抜いていいところを見せたいという動機が判明し、途端に興味を失うフィリップと亜樹子。が、
「いや……わかるぜ。俺にはわかる。照井には一度がつんと思い知らせておく必要が、ある」
邪な心で手を組む、翔太郎と真倉(笑)
ここまでずっと、翔太郎に嫌な態度を見せる駄目刑事、でしかなかった真倉がフィーチャーされても正直どうでもいい感じしか漂わないのですが、まあ、サブキャラの使い方がおざなりよりは、いいか。
ウォッチャマンから話を聞いた一同は、きな臭い噂の多い捜査一課の悪徳刑事・阿久津を見張るが、照井と綾も既に目を付けていた。暴走した真倉が功を焦って正面から阿久津に接触してしまい、阿久津は逃亡。追跡シーンで照井が無駄に格好良くジャンプしたりは、初見参の坂本監督あたりの趣味でしょうか。
照井は阿久津を取り押さえるが、そこに響く口笛、そして現れる紫色のドーパントトリケラトプス?)。
「地獄から戻ってきたのさ。お前達を迎えに!」
アクセルに変身しようとした照井は吹き飛ばされ、追いついた翔太郎がダブルに変身。固い装甲と怪力に押されるが、ヒートメタルに変身して反撃するも、ドーパントにも阿久津にも逃げられてしまう。阿久津が落としたキーホルダーの検索をフィリップに頼むために一行は事務所に集い、そこで綾の口から、氷室と阿久津の口にしていた「溝口」というのが元捜査一課の刑事だと判明する。
収賄事件で懲戒免職となり、後に自殺した溝口だが、元同僚の綾によればそれは濡れ衣だという。全ては、実は生きていた溝口による復讐なのか――
「やっぱり最低だ! 立派な警察官なら、犯人達を逮捕し、裁きは法にゆだねるべきだ! それをドーパントになって、復讐だなんて!」
「おまえに何がわかる!」
割と芯のある事を言った真倉だが、照井に殴られる。
「正論は時として、暴論より相手を怒らせる」
「そんなぁ……」
作品としては真倉の言い分が支持されていい筈なのですが、照井に殴られたという事は、真倉の発言は「空気を読まずに綺麗事を言った」扱いなのか。……ちょっと不憫。
そして、ムッとしたので問答無用で部下の顔面を殴る照井は、アクセルだけにブレーキが見当たらず、今後の不安が募ります(笑)
自警団的ヒーローの方が法治を尊重していて、公権力ヒーローの方が法の壁をぶち破りそうな勢い、というのは何とも皮肉な構図。
フィリップがキーホルダーを検索した事で阿久津の潜伏場所が個人所有のクルーザーと判明し、そこへ向かう翔太郎、照井、真倉、綾。翔太郎と照井は確保した阿久津の口から、阿久津と氷室が身寄りの無い無職の人間などを、ガイアメモリの実験台として組織に斡旋していた事を知る。それを知った溝口は正義感から2人を止めようとして、口封じに始末されていたのだった。
「俺を守るのは……あの化け物だ!」
冴子に連絡を取った阿久津にはスミロドンがガードにつけられており、変身するダブルとアクセル。強敵スミロドンを前に、特に引っ張る事なく、2人のライダーが共闘。ルナトリガーの追尾弾すらかわすスミロドンに対し、アクセルがスチームの蒸気による目くらましから空中斬りを浴びせるが、その間に阿久津はクルーザーで逃亡してしまう。
が、飛来した棍棒がクルーザーを貫き、阿久津、大爆死。
「溝口……」
「いや、溝口じゃない」
「ああ」
「て、どういう事だよ?!
「君なんだろ、九条刑事」
そう、トリケラトプスドーパントの正体は、恋人であった溝口の復讐の為にドーパントとなった、九条綾であった……。事務所を訪れた際に「右足をかばって歩いている」(ヒートメタルの攻撃を受けた箇所)とフィリップから露骨な指摘があったのですが、特に引っ張る事なく正体を明かしてきました。そして1人だけ気付いていなかった翔太郎(笑)
本格登場2回目のスミロドンはやはり戦闘特化型のようで、スピード&パワーでダブルとアクセル相手に2対1でも匹敵。ルナトリガーの追尾弾をかわすスピード…………て、ちょ、ちょうこぉそく…………。
ところで、
鉄パイプに足を滑らせてかなり高い位置からアスファルトに後頭部を打ち付け気絶。照井の顔面パンチを食らって鼻血。トリケラトプスドーパントに殴られてまたもアスファルトに後頭部を打ち付けて気絶。
…………次回、真倉が突然意識不明になって還らぬ人にならないか、ちょっとだけ心配です。