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『ヨルムンガンド』5−6話

第5話――ココの兄キャスパーが登場し、ヨナとの因縁とヨナがココに雇われるまでが語られるインターミッション。その中で、ここまで特に個性化されていなかったチームの面々に、ちょっとずつ描写。
これで、ココ、ヨナ、バルメ、スナイパーオヤジ、スナイパー金髪、日本人?のメガネ、読書家の黒人、理科を教えている東南アジアないし中国系、大柄な運転担当……とあれ、9人? あと1人誰だっけ、と思ってOP確認したら癖っ毛の二枚目っぽいのが居ましたが、まだ1人だけ特徴づけられていないよーな(^^; この後何か、目立つエピソードでもあるのかしら。
とにかく、チーム10人の判別が、ある程度、つくようになりました。
どだい、アニメで一編に動かすキャラ数としては少々多いので、無理せずちょっとずつ個性を切り抜く形で描いたのは悪くなかったと思います。これは原作ままでしょうが、ヨナに教える担当教科で個性が少し見えるというのは面白い。
第6話――アフリカに上陸し、新キャラのメガネ博士が登場。
上陸前に、襲撃してきた海賊のヘリコプターを機関銃で迎撃するシーンで、カメラを下に置いて薬莢が上から湯水のように降り注いでくる、というカットは非常に良かった。
今作の性質からすると、お金のイメージを重ねて良いのかと思うのですが、実にらしく、なおかつ面白い絵になりました。
今作は「薬莢」を演出におけるイメージ的なキーアイテムにしているようなのですが、それがしっかり全体を貫いているのが、いい所。
相変わらず嫌な感じのスケアクロウが再登場し、大物然とした中華系老紳士も登場。土師考也さんの声が大好きです。素敵。