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話数は前期から通しだった

◇『ヨルムンガンド』 16〜18話
うみほたるーーー!!
闇のイージス』(作:七月鏡一/画:藤原芳秀)者として、海ほたるでドンパチだけで無駄に盛り上がるわけですが、原作は同じサンデー系だけど、意識したのかしらどうなのかしら。
というわけで、やたら回想シーンの多いインターミッション16話を経て、日本&トージョ編。
トージョがかつて所属していた自衛隊の秘密スパイ部隊と、東南アジアの武器利権を巡って争う事になるココ&キャスパー兄妹。武器を操るものが武器によって変質していき、やがて武器に囚われて破滅し、囚われなかった者だけが生き残る……という、恐らく本作の中核を軸にしたエピソード。
今作のいつものタッチと違う美人だった黒坂さんがさくっと殺されたのが悲しかったです、ハイ。
一応、装備とか作戦とか描くのだけど、時々出てくる奇人変人が戦況全てひっくり返すからなぁこの世界(笑)
虚と実が入り交じり、本音と思えば建前、建前と思えば本音、と、人間の二面性をバランス良く保っていた者が最後に笑うオチが渋かった。
そして流れが色々危なかった中、トージョ、生存。生存したので、EDイラストは無し。なんだかんだ、あっけらかんとした所があるのが好きなので、あまり一気に重苦しい方向に行かなかったのは良かったです。一方で、ココの飲酒シーンは明らかに多く置かれている感じですが。
基本、ヨナが「武器商人と、旅をした」と過去形で語る今作ですが、ヨナ以外のキャラからもちょっと補強が入り、この辺りで、原作の流れも収束に向かって見えてきつつあった頃なのかぁ……一気に見たので、気が付けば残り半分。次回、爆発。