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『ゴーバスターズ』再起動作戦<準備編>

とりあえずその気になったら見られる準備だけ整えておこうと、自分の過去の感想(〜8話まで)を読み返したのですが、現在進行形で見ている時の書き方の為、ストーリーにほとんど触れていなかった(笑)
というわけで、致命的なネタバレを踏まないように気を付けながら、公式サイトと自分の感想を参考にして、基本設定と8話までのあらすじをざっくりまとめてみました。


時は新西暦2012年――人々の生活は新エネルギーエネトロンによって支えられていたが、それをちょろまかそうとする謎の敵の存在があった。その名を、ヴァグラス。亜空間に封印されている上司メサイアの命令でエネトロン窃盗に励む中間管理職エンターさんは、今日もコスプレしながらメタウィルスを物体にインストールする事で怪人・メタロイドを生みだし、それをマーカーに亜空間から巨大メカ・メガゾードを召喚する事で、エネトロンを大量強奪しようとしていた。
だが、そんなヴァグラスの侵攻に敢然と立ち向かう戦士達の姿があった。
その名を、特命戦隊ゴーバスターズ
事の始まりは13年前、転送研究センターのメインシステムがウィルスに感染し自我をもった事から始まった。センター長はその暴走を阻止する為に、施設を亜空間へと転送。その際、自分の息子ヒロムを含め、施設に居た3人の子供に特殊なプログラムを移植する事により一か八か通常空間へ転送し、生き延びさせる事に成功したのだった。
その日、たまたまセンターに不在でクリスマスプレゼントを車に積んでウキウキしていたら、センター長からの突然の通信で後事と世界の未来を託されてしまった黒木司令は、亜空間に転送された人類の敵がいずれ通常空間へ復帰してくるであろう日に備え、特命戦隊を組織していたのである。
ゴーバスターズの中核になるのは、生き延びた3人の子供達。彼等はプログラムの効果により、普通の人間には不可能な亜空間に突入可能な肉体と、超人的な力、その代償としてのまるでコンピューターのような“ウィークポイント”をそれぞれ有する体質になっていた。
シスコンだが他人の感情を理解するのが苦手で思った事を何でも口にしてしまうレッドバスター/桜田ヒロムは、超スピードの異能と、ニワトリを見るとフリーズして動けなくなるという弱点。
落ち着いた年長者にして優しいお兄さん的存在のブルーバスター/岩崎リュウジは、超腕力の異能と、常に体を冷やしていないと熱暴走してダーク化するという弱点。
最年少だが負けん気が強くメカの扱いが得意なイエローバスター/宇佐見ヨーコは、超ジャンプ力の異能と、こまめにお菓子などでエネルギーを補給しないと電池が切れたように力が出なくてしまうという弱点。
姉・リカの為に特命戦隊に加わっていなかったヒロムが戦いへの参加を決意した事により3人となったゴーバスターズは、主に口が悪かったり女心を一片も理解出来ないヒロムが原因で、13年間の空白を埋める為のぎくしゃくなどあったものの、徐々にチームワークを身につけていき、それぞれのバディロイドと共に、ヴァグラスによる連続窃盗とそれに関わる大規模な破壊活動に立ち向かっていく。
だが、規模が大仰な割に、特命本部は、実にダメな組織だった。
無能なオペレーションルームは、メガゾードの転送完了時間を検知しても特にその間に対策を立てるわけでも避難誘導をするわけでもなく、役立たず。割と都市部に被害を拡大しまくる特命戦隊は市民から「税金泥棒!」のシュプレヒコールを受け、遂に転送完了時間の画面表示演出は黒歴史に葬られてしまう(一部、誇張した表現を含んでいます)。
13年前に転送された人々が亜空間で生きている可能性を信じ、その救出を望むヒロム達3人と、メサイアのシャットダウンを最優先と考える上層部の微妙な食い違いもありつつ、13年間1人で訓練を積んでいた為に全てを1人でやろうとしていたヒロムは、仲間を信頼する事を学んでゴーバスターオーへの合体を成功させる。
新たな力を得るゴーバスターズだったが、「憧れのエンジニアになったはいいけど、好きな事は全然出来ないし、思っていたのと全然違うからこんな社会に絶望した!」とリュウジの旧友のエンジニアが新バスターマシンの設計図をエンターに横流ししてしまう。
頭の固い上司と頭の悪いメタロイドに挟まれて苦労するエンターは、これを機に反撃に打って出る事ができるのか。ヒロム達は13年前に失ったものを取り戻す事が出来るのか、ゴーバスターズの戦いは、人類の運命や如何に?!
という感じで大きく間違ってないと思います。
TV朝日の公式はかなりしっかりと各話のエピソード紹介がされていて有り難いのですが、感想を読み返す限り本編を見ていてよくわかならかった所が、あらすじ紹介だと「ああ、そういう意図だったの?」とわかりやすくまとまっていて、改めて色々、困った作品だな、と(笑)
立て直してからかなり良くなったとの事なので、その内、その内。