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『天装戦隊ゴセイジャー』感想6

ゴセイナイトに激しくジャンパーソンを感じるのは、私の偏った愛による妄想の産物ではない、という事がわかって良かった(笑)
◆epic21「エレガント・エリ」◆ (監督:長石多可男 脚本:横手美智子
機械を故障させるグレムリンが街で悪戯を繰り返し、その神出鬼没さに振り回されるゴセイジャーとゴセイナイト。そんな中、エリはグレムリンの悪戯で怪我をしたケーキ屋さんを手伝う事に。幽魔獣と戦う事よりもケーキ造りを優先するエリを理解出来ないゴセイナイトだが、ハイドはそんなエリを激励。見事にケーキを作り上げたエリは、パティシエ格闘術でグレムリンを倒すのであった。
話の流れから巨大戦に至るまで、80年代テイスト溢れる1本。『ゴーオン』でも終盤ありましたが、戦隊スタッフは時折こういうのをやりたがる印象。
「奇妙なものが大事なのだな……笑顔、か」
ゴセイナイトは護星天使達の力の源を知るが共感には至らず、一方、幽魔獣ブロブは、巨大な黒い影と接触していた……。


◆epic22「オーバー・ザ・レインボー」◆ (監督:長石多可男 脚本:横手美智子
ゴセイナイトから、貴重な証言が出ました。
「古の護星天使達は、1人で戦う覚悟、1人で戦える力を持っていた」
やっぱり一人前の天使達は、

「復讐のランディックパワー! ゴセイスカーレット・早川健!」
「炎のスカイックパワー! ゴセイバーミリオン・香川竜馬!」
「幻影のランディックパワー! ゴセイシャドー・星川竜!」
「怒りのシーイックパワー! ゴセイコバルトブルー・剣流星!」
「勇気のスカイックパワー! ゴセイシルバー・一条寺烈!」
「謀略のデビティックパワー! ゴセイダーク・山路哲山!」

みたいな方々なのでしょうか。
かつてグラディオンを倒した強力な幽魔獣、人間の影を食べるネッシー怪人が出現し、敵を倒すよりも仲間をかばう事を優先するゴセイジャーの戦い方に異を唱えるゴセイナイト。
「ここからは私の、私だけのターンだ」
甘すぎる見習い護星天使達を不要と断じ、1人ネッシーに挑むも苦戦するナイトだが、それを助けようとするゴセイジャー
「俺たちは、みんなでゴセイジャーだ!」
皆で力を合わせて戦う事は足し算ではなく掛け算になる、とゴセイジャーは必死にネッシーに食らいつくが、ゴセイダイナミックも無効。ひとかたまりになったゴセイジャーはまとめて影を食われてしまう。が……
「お前達、まさか……!」
(ゴセイナイト、今だ!)
それは、ゴセイナイトを6人目のゴセイジャーと信じ、ネッシーの隙を生む為の見習い天使達なりの作戦だった!
「――私が護星の切り札だ!!」
獅子チェンジしたナイトはネッシーの影の舌を切り裂き、殺戮の挿入歌でナイト無双の反撃開始。「ゴセイナイトは許さない」が流れ出すと、もう、なんでもありです(笑)
「掛け算か……見習いにしては巧い事をいう」
思わぬツボで、ゴセイナイトの好感度が上がった!
巨大化したネッシーの破壊光線で一度は合体分離してしまうゴセイグレートとゴセイグランドだが、護星の魂は怯まない!
「引くな! これからは私の――いや、私達のターンだ!」
6つの魂に応え、新たな奇跡もといDLC・デュアルコンバインが発動し、ゴセイグレートとゴセイグランドが合体した、グランドゴセイグレートが降臨する!!
グゴグは武器の先端に各種頭部を付け替えて戦うのが特徴。しかし、鷹頭の3枚割れはホント酷いなぁ(笑)
「「「「「星を傷つけ、汚す魂に!」」」」」
「護星の使命が天罰を下す!」
締めはクワガタヘッダーによる、さすまた大切断・グランドグレートストライクで勝利。ナイトは5人を完全に認めないまでも、共に戦う仲間として歩み寄り、空に浮かんだ虹を見つめて去って行くのであった。
ナイトちょっと丸くなる編としては、可も無く不可も無く。グゴグが割と格好良いのでいいかな、と。後いつの間にやら、新しいDLCを入手するのが“奇跡”という扱いに。


◆epic23「燃えろ! ゴセイジャー」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:荒川稔久
何があったのかと心配した荒川さんが、凄く普通に帰ってきたよ!
女子回だからね!!!
……と思ったらむしろハイドを中心に男達の暑苦しい友情がメインで、女子はほとんど土管にはまっているだけでした。
予告から、諸々への配慮もあって、近年とんと見なくなった水着回を2010年に敢行したのかと思ったら、ここまではギリギリ怒られないのではないか、というラインを模索した、水着回のようなもの、でした(笑) 児童向け番組の映像表現の(自主)規制を考える上では、なかなか興味深い1本(?)。普通に水着見せるよりむしろ品のないシーンを入れたのは、そんな世間への精一杯の抗議か(^^; 
幽魔獣スカイフィッシュが、浴びると体温が異常上昇する火種を用い、人間にエアコンを大量に使用させる事で地球温暖化を早めようとするが、標的に選んだ街は、温暖化防止の為のエコ運動を推進しており、人々はエアコンを使わない暑さ対策に慣れ親しんでいた!
ハッカ湯をやたらにアピールしたり、どこかから、お金でも出ているのか(笑)
そんな間抜けな幽魔獣だったが、火種を浴びたエリ、モネ、ハイドが次々と暑さで変身不能になってしまい、ゴセイジャーは思わぬ大ピンチに。さらわれたエリとモネを救うべく、スカイフィッシュの弱点である水属性攻撃を使えるハイドを呼び出しの場所へ連れて行く為にアラタとアグリが奮闘するのであった……と、リヤカー引っ張ったり、かき氷食べさせたり、キュウリ食べたり、と酷いネタの数々を、あくまで映像としては真剣に撮る、というギャップ狙いのギャグ回。
脱力したまま終わるのかと思ったら、戦いの後にブレドランとナイトが謎の咆吼を耳にする……で、つづく。


◆epic24「ミラクルアタック・ゴセイジャー」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:荒川稔久
前回ラストの咆吼の元を辿ったブレドランは山の中で何かを見つけ、アラタは、荒々しい謎のゴセイパワーを感じる……それは、かつて誰も制御できず、あまりに力が強すぎる事から護星天使によって封印されていたアバレヘッダーであった。ブレドランは5人をうまく誘導すると護星天使の結界を破らせ、龍の意匠のアバレヘッダーを入手。アバレブレドランとなると、5人を一蹴する。
本来地球を護る意志である筈のヘッダーが、なぜ天使との共闘を拒むのか? 再びアバレブレドランに立ち向かったアラタは、接触回線でアバレヘッダーに直球の質問をぶつけてシンクロし、アバレヘッダーが本当は、強すぎる自分の力に怯える心優しいヘッダーである事を知る。
……どうやら地球意志は、時々イライラして、やりすぎた存在を生み出す事がある模様。
「やっぱり君は、俺たちの仲間だよ。地球を護る護星天使のパートナーなんだ! 大丈夫、怖くないよ。俺達ちゃんと、受け止めるから。一緒に戦おう! ミラクルドラゴンヘッダー!」
アラタの想いを受け取ったアバレヘッダー、改めミラクルドラゴンヘッダーはブレドランの拘束を逃れ、更に封印されていた4つのミラクルヘッダーが、ミラクルフェニックス、ミラクルスネーク、ミラクルタイガー、ミラクルシャークとして5人の元に集う!
………………ノーマルのヘッダーは、リ ス ト ラ ですか?
五つのミラクルヘッダーから新装備、護星天ソードが生み出され、5人はスーパーチェンジ。
「護星の想いの熱き結晶! スーパーゴセイジャー!!」
ちょっと早めとはいえ、ナイトと戦力差がつきすぎていたので、納得のパワーアップ展開なのですが(まあ、気合いで倒されたウォースターの立場がますます無くなりますが)、金色の追加装甲はまあいいとして、ブレストアーマーから光輝くヘッダーが突き出しているのが、凄く動きにくそう(^^; けっこうアクション制限されそうな気がするのですが、これはどうなのか。立ち回りの最中にぶつかってもげる事件とか無かったのか。
あと、護星天ソード(の上部デザイン)が、ちょっと昔はレストランとかにあった占いマシンに見えて仕方ない。
スーパーゴセイジャーはミラクルな力でブレドランを打ち破り、ブレドラン、一気に雑魚化(^^; 復活幽魔獣軍団を操るブロッケン妖怪と着ぐるみ大投入でそれぞれ派手に立ち回り、最後は、効果音うるさすぎて何いっているかさっぱりわからない光線でパニッシュ。
今回の怪人は、ブロッケンの怪物とだいぶ強引になってきましたが、顔が蜘蛛だったのは、雲と引っかけたのでしょうか。
今回のゴセイナイト:
◇ブロッケン妖怪と激しい立ち回り。あの鎧で回転しまくって、ひたすら格好いい。
◇スーパーゴセイジャーの登場に、「勝利は見えたな……」と余裕のコメントで、以後、手出しせず。追加戦士としてのナイトの良い所は、あくまでヘッダーなので、ゴセイジャーがしっかり戦えるなら、サポートに回るのに躊躇が無い事。自然に凄く目立っているけど、あくまで目立ちたがりではない、というのが素敵。
今作、敵ローテの都合もあるのでしょうが1話完結にこだわっており、それ自体は好感を持っているのですが、結果としてラブコメ回→お菓子回→ゴセイナイトと共闘回→土管回→新アイテムでパワーアップ回が全て同じウェイトになってしまい、構成としての波の上下があまりに有りません。
ゴセイナイト登場編は新組織登場からの3部作っぽい作りにして上手く波を立てていたのですが、せめて今回ぐらいは、前後編にしても良かったような。


◆epic25「ノスタルジック・モネ」◆ (監督:加藤弘之 脚本:下山健人)
独断専行の結果、ゴセイジャーをパワーアップさせる事になってしまったブレドラン、独房入り。ブロブはパワーアップしたゴセイジャーを倒す為、妖精怪人を用いて、一応年下キャラのモネに精神的揺さぶりをかける。護星界に居る母親の幻影に惑わされるモネだが、護星天使としての決意でそれを打ち破るのだった。
ホームシックになるモネ、その様子を心配しつつも、「あいつは……自力で乗り越えるべきなんだ。たとえ敵の術にかかっているとしても」と戦士として突き放すアグリ、と護星界への郷愁と兄妹愛を絡め、下山さんが、今作の幅を広げようという姿勢には好感。……話が面白いかどうかは微妙ですが(^^;
他の場所に敵が出ており、「自力で乗り越えるべき」とはいえ、誰一人としてモネを助けに行かない、というのは戦隊らしさからちょっと逸れすぎました。助けに行く余裕がなかった、なら仕方ないけど、助けに行く人員を割くべきかどうか、普通に時間取って話し合ってるし(笑) まあ結局、怪しい術の気配に気付いていたナイトが助けてヒーローポイント稼ぐのですが。「ここからが、私のターンだ」でいつでもどこでも介入できて、素晴らしい(笑)
子役はスケジュール問題も出がちな中、ここまで頑張って連続出演していた望少年が一休み。
エリはいつの間にか「それが○○らしいよ」キャラになっているのですが、ゴセイナイトへのボディタッチ以来、サークルクラッシャー属性にしか見えません。 正直、19話ラストであの台詞をボディタッチしながら言わせたのは、大失敗だったと思っています。