はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2023〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』始める

キングダムズ オブ アマラー:レコニング - PS3

キングダムズ オブ アマラー:レコニング - PS3


 全てのものが、抗えない運命を持つ世界、アマラー。だが戦死した主人公は魂の泉の秘術により、死すべき運命を超えた「運命なき者」として甦ってしまう。世界でたった1人、自らの、そして世界の運命を変える事が可能な力を持った主人公は、失った自分の記憶を取り戻す為、戦乱の続くフェイランド地方に旅立つ事になる……。
世間が『ウィッチャー3』に盛り上がっている今日この頃、久方ぶりに、洋物のオープンワールドRPGに手を出してしまいました。
『スカイリム』は? と聞かれると、まだクリアしていません……と答えるしかないのですが、いや、『スカイリム』面白いのですけど、ロードが長め……なだけならまだしも、ロード中にフリーズするのがホントきつくて(^^; 自宅から街に出る時やダンジョン入る度に運試しみたいになるのが続くと、どうしてもじわじわと根気を削られていきます。
というわけで、気分一新。
システムはかなりアクション重視で、国産の『ドラゴンズドグマ』寄り。大雑把に言うと『スカイリム』+『ドラゴンズドグマ』÷2、みたいな感じで、行く先々で様々なクエストに首を突っ込んだりしつつ、切った張ったを繰り返します。
洋物のオープンワールドRPGは『スカイリム』しかプレイした事が無いので比較対象がそれしかないのですが、『スカイリム』よりは、だいぶマイルド。
行く先々で砦やダンジョンを見つける度に、野盗どもは消毒だーーーッ!!となる事もなく、森を歩いているとちゃんとモンスターが出てきます。
操作ミスで宿屋のアイテムを懐に回収してしまったばっかりに、宿屋の女主人から暗殺者を放たれるような事もありません。
……あ、いや、アマラーでも他人の所有物を失敬すると犯罪になるのですが、画面中に拾えるアイテムが散らばっているわけでもなく、他人の所有物に関しては「それを盗んだら犯罪!」マークが出る(その上で盗めはする)という、親切仕様。
少なくとも事故でお縄になって牢屋にぶちこまれる可能性はかなり低め。
スカイリムの物凄く殺伐とした空気と比べると、フェイランドはだいぶ暖かくて涙がこぼれます。
選べる種族は4種類、スキルは9種類あるけどLVアップの度にポイントで一つずつ伸ばしていく仕様なのでやれる事が多すぎて困るほどではない、とりあえず序盤は道なりに進んでいけばいい、クエストガイドはかなり親切、派手かつ軽快な戦闘、ロード時間も許せる範囲、と、割合とっつきやすい造りなので、洋物のオープンワールドRPGに手を出してみたいけど勇気が出ない……という方には、比較的ハードル低めの作品かもしれません。
……残念な事に開発元が解散しており(なお元大リーガーのカート・シリングが設立)、国内盤も再生産の見込みが無いようですが(^^;
あと、男の顔は、基本いかついのか髭のおっさんか爺か凄い顔色かになります!
私、おっさんも爺もいけるのでまあいいのですが、どうしてあそこまで、髭とタトゥーの種類には凝っているのに、顔のパターンは限定されているのでせうか。
もう一つ難を言えば今の所、移動範囲が鬱蒼とした森と崖に囲まれた地域で、地平線や空が無縁な為、広大なオープンワールド、といった雰囲気が無い事。これはもう少し進めると地形が変わってくるのか、基本こういうマップになるのかどうか。
アートワークとバトルアクションはアメコミ『スポーン』などのトッド・マクファーレンが監修しており、スピーディでマンガチックな動きと、派手なエフェクトがかなり格好良いです。LVを上げていくと攻撃技を強化していけるので、先が楽しみ。
まだ序盤ですが、ぼちぼち楽しんでおります。