はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2019〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

ウェイストランドは今日も雨

2077年、世界は核の炎に包まれた!
というわけで、何をとち狂ったのかしばらく前から『フォールアウト4』をプレイ中。以前から興味はあったのですがシリーズは初プレイ。
大雑把に説明すると、ポストアポカリプスな世界をフラフラ歩き回ってヒャッハーな連中の根城に乗り込んで問答無用でぶち殺して(時にぶち殺されて)死体から身ぐるみ剥ぐオープンワールドRPGです!(一点も間違っていない)
ベセスダはどうしてこうも、死体剥ぎにこだわりがあるのか。
同社の『スカイリム』(PS3版)は面白くやっていたもののフリーズ地獄に耐えかねて途中リタイアしてしまったのですが、今作はさすがにPS4の力もあってか、フリーズは今のところ無しで、ローディング時間も十分に許容範囲。一度、エレベーターの階数ボタンが消滅するバグがあって大変困りましたが、それ以外で特に大きなバグとも遭遇せず。
割とさくっと死亡するゲームなのですが、自動的に最新のセーブデータをロードしてくれるのも有り難い。
普段はRPGではなるべくリソース消費しないプレイを好むので、だいたい筋力で全てを解決していくステータスにするのですが、今回は折角だからと射撃とクラフト要素を重視した配分に。あまりに貧弱で序盤はバタバタと死亡しましたが、最低限の体力強化のスキルを取得し、戦闘のコツと銃の改造ポイントが理解できてきて、スナイパーライフルを入手してからはだいぶ立ち回れるようなってきました。どんなゲームでも射撃が物凄く下手なので、基本、全ての攻撃をV.A.T.S.(一種の加速状態に入ってスローになった標的に部位攻撃する特殊能力)で行っています(笑)
まあ、殴るのは殴るので楽しそうなのですが、今回はじっと我慢。
文明崩壊から200年……とはいっても、逞しく生き延びた一部生存者達は文明の残滓をそれなりに利用しており、銃火器類はかなり豊富。ピストルにサブマシンガン、レーザーライフルからミサイルランチャーまで様々な武器が出回っており、それらを駆使しながら、廃墟と化した文明の名残を慎重に探索していくのは個人的に新鮮な楽しさ。
基本、ファンタジーRPGにおける洞穴などのダンジョンが、ビルや病院、学校などの廃墟に入れ替わっているのですが、かつて存在していた近未来社会が遺跡となっている事により、内部に転がるやたらと種類豊富なジャンク品が、なんとなく実体を掴めるので存在感がある、というのはゲームの構造が上手く機能しています。
今作はクラフト要素が大きな意味を持っており、かき集めたジャンク品を使って家やベッドや防衛施設などを作り出し、そこが生き残った人々が住む居留地となっていくのですが、探索=ジャンク品集めの要素もあるので、廃墟を荒らし回るモチベーションが常に保たれるのは上手い作り。
……なおクラフト要素の説明がほぼ皆無なので、勘と勢いで進めていく事になるのも、凄くベセスダ。
広大なオープンワールドと独特の世界観を作り込んである一方、物凄く大味な部分があちらこちらにあるのですが、そういった部分を含めてゲーム世界のリアリティに関して、「これはゲームだ!」的な割り切りがあって、広げられた風呂敷の中で非日常の冒険をとにかく楽しめ、と物量で殴ってくるスタイルは結構好きです。
操作性の難点があったり、ローカライズの問題かしばしば会話が繋がらない事があったり、ついていけない理屈で展開するイベントがあったりなど色々と短所もあるのですが、下品さや低俗さや過剰なバイオレンスを、洗練した形でパッケージングするというある種の矛盾を高いレベルでまとめあげた長所が作品の持ち味として突き抜けていて、大変面白くプレイしています。
今のところお気に入りのキャラクターは、ポストアポカリプスな世界でトレンチコートを翻す、プロトタイプ人造人間のハードボイルド探偵、ニック・バレンタイン。やたらめったら格好いい。ただコンパニオン(仲間キャラ)は、DLC(完全版を購入したので)のストーリーで登場する、ロボットのエイダを連れ歩いています。ボディをMr.ハンディ仕様にしたので、びゅんびゅん飛んでいます(笑)
それと、作中屈指の巨大都市ダイアモンド・シティの設定が、凄く好き。