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『ジャッカー電撃隊』感想10

◆第14話「オールスーパーカー!! 猛烈!!大爆走!!」◆ (監督:平山公夫 脚本:平山公夫)
が多い。
深夜、謎の外国人から車のキーを受け取った中年男性二人は、不審に思いながらも言われた通りに向かった場所で、ポルシェ930ターボを発見。たまたま困ったスーパーカーマニアだった事から、その車に乗り込んで、自分の物のように走り出してしまう。だがその車には、クライムが狙う、時価数千億の金塊の秘密が隠されていたのだった……。
空中二段蹴りおじさん、再び。
ストーリー上全く意味なく、クライマックスバトルに参戦してハイキックを披露(笑)
この切替徹氏、キャスティングのクレジットと、劇中での名前も同一で、いったい何者なのかと思ったら、1974年にフェラーリ車の販売・整備などを扱う会社を設立した実業家にして、空手家。その筋では知る人ぞ知る人物で、本人役での出演という扱いだったようです。劇中で一切、その辺りを強調されないので(例えばジャッカーに「あの○○の切替さん!」みたい台詞もない)本人役という部分からさっぱり伝わってこないわけですが、或いはこの当時は、強調するまでもなくわかるような人だったのか?
というわけでとにかく当時スーパーカーブームの真っ最中だったというのが大前提にあり、スーパーカーが走っているのが大事で、話の辻褄などは全て二の次三の次、というエピソード(^^;
個人的には、現場近くで見た車に目をつけ、
「008指令、フェラーリBB、ポルシェ930ターボをマークせよ」
というボスの指示でクライム構成員が当たり前のように動き出す辺りで、なんだかもう、ついていけない世界に(^^;
その方面には興味も造詣も全く無いのですが、日本に数台レベルの貴重な車とかだったりしたのでしょうか。
鍵を渡されたから俺の物、と他人の車を好きに乗り回していたポルシェおじさん(切替氏とは別のおじさん)はクライム戦闘員に襲われるが、見事な背負い投げを披露してそれを蹴散らす。
……この世界では、スーパーカーのオーナーになるには一定の戦闘力が必要なのか。
ジャッカーの方でも事件の概要とポルシェの所在を掴み、クライムに狙われているから動くな、と桜井が電話で警告するが、何故か「よーし、クライムの挑戦受けてやろうじゃないか」と盛り上がったスーパーカーおじさん達は、出場を予定していたレース会場へ向かってしまう。
……初期は裏社会の住人達も恐れさせる巨大犯罪組織だったクライムですが、個人が高い戦闘力を持つスーパーカーおじさん達の前では、ただの覆面変態集団です。
一方、クライムボスもレースの情報を手にし、レース中にポルシェを強奪しようと変装したデビルウルフと戦闘員がレースに紛れ込む。暴走するおじさん達を追う桜井とカレンだが、クライムの足止めを受け、いよいよ始まってしまうレース……で、Bパートはひたすら公道レースと追走シーンなのですが、スーパーカーに全く興味が無いので、個人的には退屈(^^; また、桜井のエース車の助手席に座っていた筈のカレンが、車が妨害工作で足止め食らっているのに、気がつくとレースの観客に紛れ込むというワープ移動をしており、話の筋が雑とか適当とか通り越して、完全に出鱈目に。
そんな中で、ささきいさおの挿入歌をバックに、レースに追いついたエース車が車主観のカメラでスーパーカーの間をぐいぐい走り抜けていくシーンはそれなりに格好良かったですが。後、クライムに奪われたポルシェを追走中に、踏切で止まるエース車は別の意味で面白かったです。話の緩急として一旦引き離されるのかと思ったら、その後すぐに追いついたので、シーンとして間抜けなだけであまり意味が無かったのも含めて(^^;
激しいカーチェイスの末、桜井はポルシェを追い詰めるもデビルウルフとクライム戦闘員に囲まれるが、そこに仲間と、何故か、フェラーリおじさんが駆けつけ(特別ゲストなのはわかりますが、話の主筋に絡める努力が全くされていない為、ひたすら謎な事に……こだわりとして、ポルシェに乗る役は出来なかったのか)、一当たり。
変身して改めての戦闘では、エースが、核パワー! という名前を聞くだけでヤバそうなパンチ技を披露。暗闇を作り出すウルフ暗闇地獄に攪乱されるジャッカーだが、ダイヤ剣の輝きでそれを打ち破ると、ジャッカーコバック。ボスの最期はハッキリ描写されませんでしたが、戦闘員と一緒に転がり落ちるシーンがあったので、残念ながら打ち所が悪かったのか。
ジャッカーはポルシェをクライムの手から守り切り、車内に隠されていた、黄金の地図を回収。
「人の車を無断で乗り回しまして、すいませんでした」
……って、謝った!(笑)
スーパーカーおじさん達は、悪い事だとわかった上で、官憲(ジャッカー)の手に渡る前にレースで思いっきりポルシェを走らせてみたいという私利私欲でレース参加を強行していたという、マニアの酷いサガが最後に明るみに(笑)
この場で、逮捕した方が良いのでは。
前回、スカイエースの挿入歌が入ったのですが、今回はレース中の軽快な曲(7話でもインストが使用)と、ジャッカーコバックのテーマ曲?が入り、挿入歌が強化。
7話に続いてのスーパーカーエピソードでしたが、監督と脚本が一緒なのも含め、7話が好評だったのでとにかく年少視聴者を取り戻そうと、スーパーカーの走り回るエピソードをねじ込んだ、とか事情がありそうです(^^;
次回、怪奇の香り……予告ナレーションの雰囲気もだいぶ変わってきたなぁ……(笑)