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冬から春へ

◇『DimensionW』11−12話
3週間ぐらいぶっ倒れていたにも関わらず、物凄く偉そうに現場復帰した上にキョーマとがっちり友情の握手を交わすサルバさん、太い、太いなぁ……。
ちょうどコミックス最新刊合わせで大きな一区切りが付いた所までをアニメ化、というキリの良さもあり、面白かったです。
失った物を取り戻そうとしていた男は、取り戻すのではなく、“手に入れる”事を選び(既に選んでいた事を知り)、敗北を受け入れていた男はやり残した事をやり遂げて退場する、というキョーマとルーザーの着地も綺麗。
それにしても、ジョブス。


◇『アクティヴレイド』11−12話
うーん……。スタート時点から分割2クールを明確にしていたので、背後の政治的暗闘部分などは匂わせるだけに終わる、というのは想定済みでしたが、それにしても物語の要素が散らばりすぎている割に、ラスボスだと思ったら中ボスだったけどとりあえず逮捕しました、と妙に綺麗にまとめてしまったのが、何だか肩すかし。
衝撃の引きで第2期に続く、みたいな作りは嫌いなのですが、しかしこう、これまで小出しにしていた情報の大半がスト2話でほとんど無視されるのなら、別にこういう構造でなくても良かったのではないか、というのが正直(^^;
いや、第2期で集約されていくのかもしれませんが、逆にそれを見越せばこそ、第1期のラストを表向き綺麗にまとめつつ、これまで散りばめてきた諸々の不穏な要素を並行して垣間見せなければいけなかったと思うのですが、それが出来なかった為に今作の特性(だと思っていた部分)が巧く機能しなかったように思えます。
あくまで、良い大人として「法の中でお仕置きをする」というスタンスを守り通したのは今作らしさといえますが、それにしても第11話で突然、やたら物わかりのいい上司が出てきてしまい、都合の良い展開に。
明確な主人公を置かず、1人のヒーローが一発逆転しない劇構造というのも、どうも最終的には足を引っ張ってカタルシス不足を生んでしまい、一応ラストは黒騎が締めましたが、バランスを取ろうとしたのか映像演出的には青い方がヒーローぽく出てきたりするので、変にちぐはぐに。
総じて、アプローチは面白かったのだけど、変化球にこだわりすぎて、ストレートを投げるべき時に投げられなかった、という印象。
どこかでストレートを投げないと、変化球が活きないわけで。
また、徐々に慣れていくかと思った、物語に対するキャラクターデザインの違和感が最後までぬぐえず、特に中盤以降はキャラクターの芝居の薄さがどうにも引っかかってしまいました。
表情パターンは限定されているし、棒立ちか椅子に座っているシーンがやたらに多いしで、なんというか、アドベンチャーゲームの立ち絵で紙芝居していた感じ。ちょっとした仕草や表情の変化による心情描写などをやらないので、“白黒入り交じったシステムの中の正義”を描こうとしているのに、誰一人として、腹芸の芝居をしないというのは、さすがにどうなのか(^^;
この部分が改善されないと、第2期はちょっと辛そうかなぁ……。
ところで、最終話で連呼された「ジャパン・システム」と「そこから弾き出された人」ってもろに扇澤ワールドですけど(扇澤ワールドはもっと劣等感と諦観に基づきますが)、第3話の台詞といい、どこまで意識していたのかしら。


春アニメは『コンクリート・レボルティオ』2期(大本命)、『うしおととら』3クール目、『甲鉄城のカバネリ』、と3本は視聴確定しており、恐らく3本見たらキャパシティ一杯なのでそれで良いかと思っていたのですが、『宇宙パトロールルル子』という作品に
オーバージャスティス本部長(CV:稲田徹
というキャラが出てくるそうなので、とりあえず、第1話だけでも見ないといけない気がしています(笑)

ジャスティス!
本部長!
稲田徹

呼ばれている……!