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無数の星 集める引力

◆wayさん
 >戦いを終えた弦太朗がまた転校して離れていくけどライダー部との絆はつながっている
私もてっきり、風のようにやってきて風のように去っていく、みたいな事をやるとばかり思っていたのですが、実質的に転校オチを封じた中盤の如月家登場は、結構な転機でしたね。
 >不良的出で立ちの新人教師が学校を変革していく物語、とすると学園ドラマの定番設定になりますし、
 >青春銀河の中に弦太朗が存在しない構造でも特に問題が生じてきませんし。
成る程、弦太朗が教師な『フォーゼ』、というのは、敵味方の基本構造はそのままで行けるという点もあり、妄想してみるとなかなか面白そうですね。賢吾達との関係性がガラリと変わってきますが、園田先生ポジションの存在が意味を増してきたり、とか別の広がりが出そうですし。
 >主人公の弦太朗が未来の象徴である生徒の中に存在しないという部分が大きなネック
今作はどうにもそういう、あちら立てればこちらが立たず、が複数発生して、どこか一点で引っ張りきれなかった所がありますね(^^;
 >もしかしたらスタッフもそういう噛み合わせの悪さとキャラクター構造を考えて、弦太朗が教師になるプロットでの話を作ったのかもしれません。
クレームの影響などもあったのかもしれませんが、『フォーゼ』本編はなんとなく、スタッフはわかって仕掛けた事が、いざ組み上げて転がしてみたらデコボコしてしまった、みたいな感がありますよね……。『MEGAMAX』はその辺り、綺麗にはまってましたし。
 >東日本大震災の半年後に放映開始したためなるべく暗い方向に持っていきたくなかったのではないかということと
平成ライダーの作風としては一つの転換点なのかな? とは見ていて思ったのですが、現場の意識においてやはり大きな影響があったのでしょうね。
 >弦太朗をエターナルなヒーローにしたいかと聞かれたらちょっと戸惑うかも、という感じですが(^^;
それは確かに……(笑)
 >「理事長をボコボコにしてこの世から卒業させてしまう式」
なんというか、リアル「お礼参り」ですよねあれ……(笑)
 >最終的に「速水公平」として面白くなったのもあって、平成全体でも好きな悪役です。
話の都合に振り回されがちな立ち位置もあってどうしてもネタキャラっぽさが強かったですけど、あの2話で芯を通した事で、印象深いキャラになりましたね。あの笑顔はしばらく忘れられそうにありません(笑)