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『コンドールマン』感想13

◆第22話「生か死か?! 4段化身」◆ (監督:伊賀山正光 脚本:山崎晴哉)
まさかの草津温泉プール回。
商店街で福引きでも当たったのか、まこと母を保護者にコンドールジュニア達は草津でバカンス中。後から車で草津に向かっていた石松だが、コンバット部隊に追われてお地蔵様の後ろに身を隠してやり過ごし、お礼に手を合わせていると……
「礼を言うのはまだ早いぞ」
なんと地蔵は、コンドールサンダーで消し飛んだ筈のスモッグトンが化けた姿だった!
展開としては面白いのですが、なぜ地蔵に化けていたのか(笑)
「スモッグトンの幽霊ー!」
「幽霊に二本足があるか、ばかもん!」
いつの間にか石松の名前を把握していたり、甦ったら妙に気さくに。
駆けつけたコンドールマンが石松の窮地を救ってスモッグは一時撤退するが、今度はジュニア達がこれも甦ったヘドロンガーに襲われてしまう。コンドールマンの助けによりヘドロンガーは逃げ出すが、ヘドロ攻撃を浴びて子供達はホテルに担ぎ込まれて寝込んでしまう事に。
3大モンスターの逆襲により大きな被害が出てしまった事に怒りを燃やす一心は、コンドールマン即ゴールデンコンドルに化身、したと思ったらゴールデンビームでスモッグトン瞬殺(笑) 更にゴールデンタイフーンでゴミゴンを滅殺し、鷲掴みから墜落させてヘドロンガーを潰殺するが、いずれもすぐに復活してしまう。
(街の灯りも消えたか。正義のシンボルと言われながら、人々の平和も守れないなんて。それどころか、多くの犠牲者を出し……)
悩める一心はおもむろに巨大な岩石にチョップを繰り返し、それが割れた先にドラゴンコンドルという希望を見出す。
「ドラゴンコンドル……そうだ……俺には4段目の化身、ドラゴンコンドルがある」
それは、思い出さないで欲しかった。
コンドールマン。覚悟はいいかの」
もはやツッコむ気も起きない老師が顔を出し、ゴールデンコンドルの10倍の力を持つ、ドラゴンコンドルへの道を説く。ドラゴンコンドルに至る修行……それはまさしく、生か死か。自らの命を懸けた化身の為に、コンドールマン白根山を目指す……前に、ちょっとホテルに立ち寄ってコンドールジュニア達に心で別れを告げるが、そこへ走ってくるまこと。
コンドールマン、あたし達を置いていかないで!」
岩にチョップし続ける一心をロングで撮ったり、まことが暗闇の中で走り去るコンドールマンを夢に見たり、暗闇の中でコンドールマンを引き留めるまことの姿を随分と空間の余白のある映像で見せたり、と今回ちょっと珍しい映像が続くのですが、監督は既に何本も参加している伊賀山正光で、最終盤という事で少し雰囲気を変えたかったのか。
コンドールマンは引き留めるまことに別れを告げて決死の修行へと赴き、まこと、圧倒的正ヒロインの貫禄。
個人的にさゆりに関しては、墓参りのシーンで色々な整理をつけたのだろうと思っているので、このまま出番が無くても納得はできます。
ここから後は、ひたすら白根山中の洞穴へ向けてひた走るコンドールマン、その情報を手に入れて妨害をはかるマッドサイエンダー、コンドールマンが(修行の条件として)山道を外れない事に気付いたマッド博士がチャンスとばかり波状攻撃を仕掛けてくる、となり……皆、超寒そう。
山岳ロケの映像をふんだんに盛り込みつつのハンデキャップ戦というシチュエーションなのですが、多少のハンデとはいえ相手がコンバット部隊では敵になるわけもなく、特にそれ以上の趣向はないので、しつこいだけであまり面白くならず。
滑落しそうになっているまことに手を伸ばすが、それはなんとマッドサイエンダーが化けていた! というのも、コンドールマンを精神的に揺さぶるのかと思ったら、即物的に火山湖へ落とそうとしてすぐにバレてしまい、小学生女子に化けるマッドサイエンダー以上の面白みは生まれませんでした。
洞穴に辿り着いたコンドールマンは精神集中している隙に背後から襲撃を受けるも、これも毎度のように軽々とかわしてコンバット部隊を溶岩の中に放り込んで倒し、自らは稲妻に導かれて溶岩へとダイブ! した所でつづく。
次回――コンドールマンはあの着ぐるみになってしまうのか?!
不死身の3大モンスターを倒す為、更なる化身を目覚めさせようとする事で人間から離れていくコンドールマンの、ジュニア達との別れを予期させる布石などあるものの、エピソードとしては最終決戦前の繋ぎの為の繋ぎ回。ここでたわめた分、クライマックスで大きなジャンプを期待したいです。
……ドラゴンコンドル本当に不安(笑)