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『ウルトラマンオーブ』感想・第22話

◆第22話「地図にないカフェ」◆ (監督:市野龍一 脚本:勝治京子)
「まるでUFOが、次々と地球から飛び去ってるみたいだな」
スペースデブリが、UFOと思われる飛行物体と衝突して落下する事件が発生。現場では、落下物の中に地球産ではないコーヒー豆が発見される。その頃SSPは、一度飲んだらやみつにきなるが、もう一度行こうとしても二度と辿り着けないと噂される“地図にないカフェ”を探ろうとしていた。……その店の名は、カフェ★ブラックスター。
実はその店は様々な事情で地球に潜む宇宙人達が集う隠れ家的カフェであり、店長の正体は、地球侵略の夢を捨てたブラック指令。今、宇宙人達は何らかの事情で次々と地球を離れており、ブラック指令も店を閉めて最後の船に乗り込もうとするのだが、その内にくすぶっていた夢に相棒の行動で火が点いて、店の客でもあったオーブと激突する事に。
…………うーん……なんというか、私の抱く最近のウルトラシリーズへの苦手意識が濃縮されたようなエピソード(^^;
実際にはそんな事は無いのかもしれませんし、多分に誤解や偏見も含んでいるとは思うのですが、この話を楽しむには近年のシリーズの流れを抑えた文脈理解を求められているのではないだろうか、というノイズがちらついてしまい、一度ノイズがちらつくと更なるノイズを呼んで、物語に上手く入り込めませんでした。
戦隊シリーズで例えれば、隠居したアイアンクローが割烹食堂開いているような話かと思うのですが、ウルトラシリーズに関する知識量と文脈理解が絶対的に不足している為、店長が実はブラック指令でした(MAT壊滅させた事だけ知っている)、というのをどう受け止めていいのかわからず(例えば別作品で似たような前例があるのかもしれないとか、こういうネタをパラレル笑い話として受け止める土壌がシリーズにあるのかもしれないとか)、非常に困惑。
背景の文脈が気になりだすと話に集中できない、というのは悪い癖だとは思っているのですが、今作がこれまであまり、シリーズの文脈というのを意識させずに『オーブ』として単独で楽しめる話が多かっただけに(正直、ゼットンゼットンまたゼットン辺りは気になりますが)、余計に引っかかってしまいました。
続々と地球を離れていくUFOで最終章への布石を置いた上で、そこから密かに地球に住まう宇宙人達の姿に繋げる、という入りは面白かったですし、2クールの中にこういうエピソードが1話ぐらいあっても良いのだろうとは思うのですが、個人的にはノれず。
怪獣との戦いでは久々にバーンマイトが登場…………して、見事な前座でした。
前回のサンダーブレスターは、むしろオリジンを前座にするという別格の扱いで嬉しかったのですが、バーンマイトはホント、強敵に通用しないダイナマイトを放つ為のフォーム、みたいな印象で涙。一応、ジャグラーとの絆ダイナマイトでブラックキングさん倒していますが。
ところで、『古城ロマンス紀行』を読みふけるガイさんは、新しいねぐらの可能性を探しているのか。
次回、そろそろ日本食に飽きてきたガイに迫る、闇の刃!!