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星から星へ宇宙の始末

◆さまやきさん
 >まさかここでハミィまさかのとばっちり(苦笑)
突然説教モードに入ったら地雷踏んだ、ってあまりにあまりの扱いでしたね……。
 >舞台が地球だなんて(オープニングナレーションで地球地球言ってるので地球に戻ってきたのか)全く解らないし
ホント、現在地とか重要性とか気遣いとか、万事につけ一言二言足りないんですよね。
 >そしてバランスに伝えるくだりの薄〜いリアクション(全員)も
 >君らはまず仲間って言葉の意味から正座して学び直して来いやと
人数が多い→横並びに映してしまう→個々の感情表現が薄くなる、というのが凄く悪循環してますよね。演出陣としてもこの状況に悩みはあるのでしょうが……というか、あると思いたいですが……。
 >1週(以上ってことはないよな…)放置かよ(同時進行でしょうけど気持ち的に長い)
ここまでやって、次回完全に視点外れたらビックリですが、どうなるんでしょうね……(^^;
 >もう歴史改変に併せて設定ごとなんとかしてくれませんかねぇ(苦笑)
救世主は本当は5人だったんだ……!
 >何故幕府はリベリオンより先にキュータマを集めておかなかったのか
ああ確かに。変身用は虚空から湧いて出てきたにしても、一部キュータマ、凄く普通に飾ってあったりしましたものね……(^^; キュータマ自身に何となく意志があるっぽいにしても、この辺りも設定を曖昧にしていたのが悪い方向に転がっている感じですね。
 >リベリオンの戦う理由付け(ダイカーンや副将軍が持ってる黒キュータマを取り返し元に戻してリベリオンの戦力にする)にもなった
当初はそういう感じに組みたかったのが、コレクションアイテムとして劇中で随時適当に使う事になって出来なくなった、とかあったんですかねぇ……。
◆つがなさん
 >圧制に苦しむ星を解放しつつジャークマター本拠地(地球?)を目指す旅になるものと思っていました。
ロードムービー風味で作れなかったのかなぁ、とはホント思うところですよね。居場所固定しても、現地住民と交流深めるわけでもないですし……。
 >そして地球にある秘密がツルギとアルゴ船だと分かり、これで一区切りついて離れるのかなと思ったりもしました。
キュウレン側からも幕府側からも、地球から焦点が完全に外れてしまったのに、何故か当たり前のように地球で進行しているのは、さすがに不自然ですよね……すぐイベント起こすから誤魔化せると思ったのかもですが。
 >下手したらキュウレンジャーへの見せしめとばかりに住民の殺戮に走られるかも…(多分ニードルのように手遅れになった星が少なからずあると思います)。
ああ、それはちょっとありそうですね……(^^; その辺りを認識しつつ「出来る事を1つずつやっていくしかない」と考えているプロ集団とかならまだともかく、キュウレンジャー、そういう感じでも無いんですよねぇ……。
 >例年の戦隊のように「平和を守る」のではなく「平和を取り戻す」。この違いは物凄く大きいはずなんですが、
 >製作サイドはどうもそう認識していないようで…。
最初期は謳い文句にしていた記憶があるのですが、やたらざっくり放り投げてしまいましたよね……。
 >せっかく序盤で仲間入りしたのにナーガの人間関係が全く広がらないのではないかと。
この点は、ナーガどころか、他のメンバー同士も人間関係がほとんど広がらないという衝撃の展開でしたね……。ナーガは従来作品ならコンビメイン回で少しずつ色々な感情を学んでいくというルーティンで展開できたのでしょうが。
 >加えてラッキーもハミィも言葉選びが最悪と来てるから、これじゃ今までの扱いも含めてナーガが「自分を否定された」と受け取ってもしょうがない。
ラッキーはもう仕方ないとして、ハミィがラッキーと違うアプローチをしてくれればまだ良かったのですが、蓋を開けるとラッキーと同様のど真ん中直球だったという……。
 >スティンガーの独りよがりの暴走には励ましのエールを送るのに、ナーガにはそれは無くVシネマの宣伝だけ。露骨過ぎるだろう。
劇の外とはいえ、あの公式サイトはどうも、悪い意味で軽いですね……(^^;
 >というのも本作、章分けしてそれぞれに主人公を設けている進行らしいんですね。
あー、今作におけるテーマ性のぶつ切れ感の正体は、それですか(^^;
 >またそういった場合でも主軸のキャラを決めつつ他の面子も動かしていくのであればまだしも
メンバーそれぞれに個々の目標を与えて、各章を緩やかに繋げていく、ぐらいの工夫が必要でしたよねぇ……目標を持っているキャラは居ますが、普段全く顧みられないので、むしろぶつ切れの印象を強めてしまってますし。
 >というかインダべーの謎って言われても、単に「ヘルメットと軍服を着込んだ宇宙人」としか説明されてないのに謎なんてあるのか。
予告で妙にアピールされていましたが、そもそも謎を感じた事が無かったので、凄く困惑しています(笑)
◆めるさん
 >主に(多分)ハミィの好感度をあげようとして逆に下がってない?!みたいなところとかが...
なんかハミィ、うまく好感度が上がらないですよね……。
 >海の時にハミィは自己表現できない人に手を差しのべるのだと描かれていての今回のナーガへのアプローチなのかなと思ってるんですが...
恐らくそういう意図はあると思うのですが、もう少し、そこを露骨に繋げてしまっても良かった気はします。その上で、引っ込み思案だった少女時代を乗り越えているからこその細やかなアプローチがあればハミィらしさになったと思うんですが、いきなり直球を投げてしまうのが勿体なかったなと(^^; あと前回、ネッシー怪人ではなく少女時代の自分と対面などしていれば、もっとスムーズな印象になったかなぁとも。
 >私もナーガの問題は丁寧に描いて欲しいので(ナーガの宇宙人らしさを全面に出してる設定が好きなんです)
 >あっさり終わらせて欲しくないと思っているのですが...
今作として特徴的な設定の面白さに加え、コミュニケーションが不得手な人との関係性、というのは現実にも繋がりますし、正気を取り戻したら万事解決ではなく、少しずつ変化していく部分を残してほしいですよね。
 >ガルが来たのはラッキーにくっついて、ではなく照らしタイヨウの時に認めあった仲だから、だと思いたいのですが...
そういえば、ヒカリキュータマ繋がりですね。その辺り巧く、ガルがバランスを手助けする中で活用されてくれるといいのですが。
 >異文化理解の難しさや面白さみたいなものを描こうとしてるようには思えるんですが、いまいちうまく機能してないように思えるのが残念です。
前作がまさに「コミュニケーション」がテーマだったので、その辺り差別化も含めて混成戦隊の中でどこまでやるのか、というのを決めきれないまま本編入ってしまったのかなぁという気はちょっとしています。
◆橘まことさん
 >めちゃくちゃ好意的に考えると、あのバーベキューは楽しめないナーガの描写に加え、『シンケンジャー』の新年会と同じ意図があったのかもしれません。
あー、今作のシリアスと過剰なギャグの配分を考えると、多少強引にでもという意図はあったかもですね。あまりシーンとして楽しくなかった、というのがアレですが……(^^;
 >ナーガが感情に執着しているのはこれまでも描いていたのに「取り戻すと危険だからやめろ」は、伝説レベルの人でなしとしか思えませんでした(笑
最近どうにも、3クール目のラストぐらいに高潔な人格の“真の救世主”達が出てきそうな気がしてなりません(笑)
 >キュウレンジャー以外にもキャンプで楽しんでいる人たちがいっぱいいましたが、やっぱり宇宙幕府時代って天下泰平で、
 >キュウレンジャーは余計な茶々を入れているだけなのでは? 疑惑も再燃しそうです。
副将軍に襲われる要員で安易に描いてしまいましたが、少なくともあの地域、超・平和そうだったのにキュウレンジャーが滞在していたばかりに酷い事になりましたよね……(^^;
◆五月サツキさん
 >ナーガには感情があるのか云々とところで、チャンプが「嘘に決まってる!」と断言していて真顔になりました。
それこそチャンプやラプターは、「感情」というものについてラッキー達とは全く違うアプローチがある筈なのに、どうしてああなってしまうんですかねぇ……(^^;
 >なんというか、ナーガに同情してしまいました。本当、誰もナーガに興味なかったんだなあと。
バランス以外だとスパーダが唯一、「イライラするのも感情の内」と言っていて、そこ理解してくれていて良かったなぁと思ったんですが、他のメンバーが考えていた以上に鬼の集団でした…………。
 >あとバランス。ナーガの説得に一番適任な気がするので、バランスに伝えなかったのはやはり悪手だったような。
司令はああいう人にしても結果として判断ミスなのに、自分の責任をおくびにも出さないので、ホント酷いなと思いました(遠い目)。
 >とりあえずバランスは自分にだけ伝えられなかったことをブチギレていいですね。こんなところで感情を殺さなくていいから。
ここは完全にバランス怒って良い立場なのに、やはり話を簡単にする為に丸く収めてしまうんですよねー。もしかしたらバランスも、怒りなどの激しい負の感情を失っているのかもしれませんが……。
 >キュウレンジャーがいない間にどこかで星が消滅するかもしれないのに……と思いましたが、今回暢気にバーベキューしてましたね。
例えば、そのリスクがあっても過去で何があるかわからない最重要ミッションだから全員命がけで過去へ行くぞ! などもっと煽っておけば、出撃前の最後の景気づけなども多少は納得できたかもですが、事の重要性の序列を曖昧にしたたまま進める、という変な癖がありますよね今作(アルゴ船の時もそうでしたし)。
 >ナーガ離脱回をして直後にギャグ回を挟むのには疑問でしかないです。何でそうなった。
一番ナーガに冷たいのはスタッフなのでは、とさすがに穿って見てしまいますよねぇ……。
◆インザファイトさん
 >「スペースマフィアの攻撃が明るみに出る前に潰す」という、受動的でありながら能動的な一面もある、みたいな感じでしたが、
 >結局最終的にはスペースマフィア、地球そっちのけでブルースワット潰しに全力投球という^^;
成る程言われてみると、社会に食い込んでいる悪の組織vsゲリラ活動ヒーロー、というのは似た要素のある構図ですね。そして今や副ショーグンが向こうから攻撃を仕掛けてくるというのも、全く同じ流れ……(^^;
 >こういう人数が多い戦隊だからこそ、話の幅を広げやすい単発回を多めに取って各メンバーの個性を広げていくべきと思うのですが。
近年の、イベントイベントで転がしていく方向性と、人数の多さが噛み合ってない所もありますよね。複数脚本家でキャラを広げた方が良さそうなのに、メインライター休め(ませ)ないのも悪循環している感じですし。
 >要素のあれこれに手が回らずに結局主となるストーリーが残念なことになるなら、こういう戦隊こそ原点回帰が必要なのではないかな、と。
上でロードームービーの話が出ましたが、星から星へ渡って毎度ゲストと交流と別れを繰り返す……ぐらいの方がスッキリ作れたかもですね。
 >後腐女子マーダッコですが、自分的には個性的で面白いキャラクターでしたけども、あんなシリアス回で出すようなものではないな、と^^;
アレ、正直どういうキャラ付けかよくわからなくて困っていたのですが、あー、そのカリカチュアだったんですね。うーん……。
 >ビーロボカブタック第27話「宿題はギャング退治」が明日から配信されます。脚本は扇澤氏で、監督は巨匠。
ありがとうございます。石田監督は、大枠の担当シリーズは一緒なのにバラエティに富んだ作品群で、それをこなしてきている地力がありますよねー。