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『獣拳戦隊ゲキレンジャー』感想・第26話

◆修行その26「モヘモヘ!お悩み相談」◆ (監督:竹本昇 脚本:會川昇
「ジャンに悩みなんてあったの?」
お母さんが! お母さんが遂に暴言を!!
戦闘訓練にかこつけて自分より人気の出そうなゴウを豚の角煮砲で始末しようとするも失敗したジャンが髪を掻きむしりながら森の奥に姿を消してしまい(不穏)、ジャンの行方を探す3人はペンギンの案内で獣拳お悩み相談所へ向かうと、そこで待ち受けたのはゴリラ先生。
既にジャンに助言したというゴリラの言葉にランとレツは再びジャンを探しに出るが、一人残ったゴウは、今のトライアングルに自分が加わる事でバランスを崩してしまうのでは、と相談を持ちかける。
「君は、どうしたいのかね?」
「3人とは離れて、1人で戦おうと思う。あいつらの盾となり、あいつらのトライアングルを守って戦う」
「君は、優しいね」

違います先生!
その人は、自分の立場に浸ってるだけです!!

ゴウ兄さんが形から入る人なのはともかく、序盤からずっと心技体のトライアングルを強調していた作品なので、4人目がそこを意識してくれるのは良かったですし、その上でそこに疎外感を覚えるのではなく、先輩として適切な距離を取ろうとする、というのはゴウの立ち位置がスムーズに活きました。
一方、定位置になりつつある階段で黄昏れていたメレ様に、今日も顔の近いロンは理央の怒臨気覚醒を伝えるが、
「いやぁ……もっと悩んでいただきたいものです」
と呟くと、理央の気配を察知して姿を隠し、ひたすら怪しい。
もともと、激獣拳サイドと臨獣拳サイドのドラマを並行して進めていく構造の今作、激獣サイドにゴウが加わるのと同時に臨獣サイドにロンが加わって顔出し7人という大所帯になっていますが、好感度の高いメレ様と絡んでいき、やたらメレ様に顔を近付けるというアクションで、視聴者をやきもきさせるというのが、少ない出番の中で存在感を出すのに上手く行っている感じ(笑)
引き続き脱走兵ジャンを追っていたレツとランは、クマ様の放った怒カブト&クワガタ兵を発見して二人だけで戦いに挑む事になるが、そこへ駆けつけるゴウ。
「俺が、おまえたちの盾となる」
自分が戦っている間にジャンを連れてくるように、と二人の前に出るゴウだったが、今度はジャンがそこに飛んでくる。
「違うぞゴウ! ここじゃ駄目だ」
ジャンは4人を横一列に並べ、ハレハレを宣言。
「おまえの悩みって……」
「4人で……どう並ぶか?!」
「俺たちは4人でゲキレンジャーなんだ! だからどう並ぶか考えた!」
末に、ランとレツは両脇に回されました!
既存メンバーの扱いはともかく、新メンバー加入が引き起こすさざ波を、ゴウの優しさと、4人で戦うのを当たり前に実現しようとするジャン、その発想の大物ぶりに思わず納得してしまう面々と、あくまで無邪気な野生児というジャンの立場を維持したまま収めたのは良かったです。
「いつまで喋ってるつもり! 格下ーズ」
コントが終わるまで待っていてくれたメレ様の期待に応えるべく、主題歌インストをバックに4人は並んで変身。
「響け、獣の叫び!」
「「「「たぎれ、獣の力!」」」
「「「「ビーストオン!」」」」
名乗り完了で戦闘開始から歌詞が入り、そして、祝・ゲキセイバー役立つ。
前回がメレ様をサンドバッグにしてのバイオレット無双という事で、今回はしっかりスーパーの見せ場があったのはバランスとして良かった部分。そして過激気と紫激気を合わせたハードボイルド豚の丸焼き砲でカブトとクワガタを撃破。怒臨気を纏うカブトクワガタに苦戦するゲキファイヤーだったが、バイオレットが掟破りのタイガー&ジャガー召喚を見せるとウルフと合わせて一人でゲキトージャに合体してしまい、前回今回と、チーターが家出しそうな扱い。
これは、クーデター……横暴なキャプテンへのクーデターなの?!
ゲキファイヤーとゲキトージャが揃い踏みし、1対1のバトルでクワガタとカブトを粉砕。
「4人みんなで、ハレハレだ!」
と、ゲキレンジャーはトライアングルを超えた新たな強さを形にするのであった。
一方、謎の格好いいポーズで相談所を訪れた理央様は、身につけた怒臨気でクマを倒せるかと問い、ペンギンとゴリラを次々と殴り倒すとふんぞり返る。
「これで確認できた。俺の怒臨気は最強だ!」
「そうやって自分で答を決めてしまうのが、君の悪い癖だ。ジャン達は弱いかもしれない。だが答を見つけようと必死に努力する。君はまだ及ばない」
相談が殴り合いで解決、ってさすがにそれは単純すぎませんか理央様?! と思ったので、ゴリラの返しが格好良かったです。私が大友龍三郎さん大好きというのはありますが、ゴリラは、パワハラしていても好感度が高め(笑)
クマ先輩は神レベルの怒りん坊だから、とゴリラに言われた理央様は、獣拳の聖地には神が住むという伝説を思い出し、下克上の為に職場放棄して聖地へ向かう事を決める。
「獣拳の聖地……獣幻郷。そこに俺の求める、力がある」
理央様が完全に自分探しモードに入ってしまったところで、次回、まさかのバエ回?!