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踊りのパワー 爆発する

◆輝剣さん
 >ゲキレンジャーの男衆の中で一番父親適性が高そうですよね、ゴウ。レツの親代わりだったのは伊達ではないようです。
ジャンの為にも怒っていたり、いい男ではあるんですよーゴウ。もう一つ、それが活かされないのが勿体ないのですが。
 >…明らかにシャーフーより強そうで師匠みたいなんですが。
キャストがまあ、強そうすぎましたね……(笑)
 >逆を言えばブルーサ・イーの意思無き激気魂を神とする激獣拳の正当性にも疑問符がつくような。
あれ完全に、怨念を石像に封じ込めて祀りあげることでいいように利用していた、というのが明確になりましたね(笑)
 >ダンと言い、カタ&マクと言い、壁を超える意味での親殺しのメタファーを達成できない理央
これを理央様にはさせない、というのは意図的な作劇なのでしょうが、それ故に後半戦に入って、羽化できないまま態度だけ大きい、という状況が続いているのが、イメージ的に苦しいですね。
 >上に書いたようにダンさん視点からすると「こいつだけは生かしておいてはいけない」レベルの邪悪ですし…
そういえばそもそも、激獣拳って「正義の拳」だったので激獣拳士としての論理は成立しているのだなと納得したのですが、やはり、上の世代にとっての「正義」とは何か……を描くのに失敗したのは痛かったですね。
 >多分、闇討ちをされた時、ダンは冷たく笑う理央の姿を見たのではないでしょうか(ロンは理央の前に姿を現したときジャンやゴウの姿を取ってましたし)
ああ、やりそう…………(笑)
 >それが勝ってから、そんなつもりじゃなかったとか言われても聞けませんし、「俺とゴウの仇は息子が…」とか言い残したくもなります。
復讐譚としては王道なのですが、ダンがごく自然に、息子を獣拳の宿命と因縁に紐付けてしまう、というのが個人的にはちょっと引っかかったんですよねー。そういう面でも、次回以降にジャンがどんな答を出すのかは、楽しみなところです。
 >「俺はスウグ様にお仕えする双幻士、幻獣ケルベロス拳のゴウ!」となっていた可能性も。
あー確かに、臨気に近い紫激気というのは、ロンにとってはおいしい素材でもあったわけですね。
 >「俺たちの激臨の大乱」とは、(ダンと俺の戦いの決着)の意でござった。いや、獣拳数千年の内輪もめの歴史の中では十数年の因縁はごく最近ではありますが…
ゲキレッドがクマ様を倒せば、ダンに近づいた事を認める……という思考だったのは話は繋がるのですが、理央様はここに来てどんどん小さくなっていきますよね(^^; 倒すべき悪としてはそれで良いのですが、序盤の扱いを考えると、どうも悩ましいところです。
 >残念ムーヴはいいから、そこは張遼の息子をスカウトして知らんぷりしてたゴーマ参謀長を見習う所よ!!
後半入って以降、外道になるのと残念になるのと、どちらが良いのか、大変考えさせられる猫師匠であります……。見えるべき所が見えていればまだ良いのですが、何も見えなくなっていますからね(^^;
 >マンプクは後に残党に真っ当な戦をしすぎたとディスられるだけあって策を弄せずぶつかりますね(数は力ですからそんなものはいらなかったのですが)
物量で圧倒→正面突破、のち、人質作戦→空襲で殲滅、というのはまあ、良くも悪くも『シンケンジャー』なところですね(笑)
 >楽しませてくれるなら、プレイヤーだろうと盗賊であろうとかまわない、とさすがですなぁ。
ジニス様は実にジニス様らしくて、良かったですね。
 >なんの脈絡もなくチケットくんが出ていたので、他のマスコットキャラも出ているのかと探しました(笑)
とりあえずシャーフーは目に入ったのですが、他にも仕込みあったんですかねー。
◆MOPさん
 >ルパンレンジャーとして一番過激に見えて極めて常識的な透真と、普通の好青年かと思えばネジの抜けかたがあさってな咲也の対比が鮮やかでしたね。
この二人の組み合わせで、こういう面白さが生めるのか、というのが上手かったですねー。
 >そして咲也のウザさは普段は「後輩であること」によって押さえられているのだなと。
咲也のアイデンティティに繋げる、という辺りも小技が効いていて、馬鹿っぽいけどよく練られたシナリオだったな、と思います。
 >ピョードルのコレクションの能力は本当にギャグ回で良かったと思います。それこそゴーシュ辺りにものすごく喜ばれそうな「商売」がいくらでも出来そうなのにね。
ここまでで最強クラスのコレクションを、ギャグに使う、というのも割り切っていて良かったですね。そしてギャグを止めた時に、正体がバレるという。
◆鷹Deさん
 >ニチアサの最後がこれだったのでテンションの違いに最初は困惑しましたが、大変面白かったです。
ああ、私は録画でバラバラに見ているのですが、通しで見ると、クライマックス最高潮な『ビルド』の直後に、「ヘイッ! フゥ!」が来てしまうんですね……酷すぎる……(笑)
 >想像よりエアロビクスのインパクトが強いwww
ビジュアルのインパクトよりも、動きと台詞で更に面白くしてきたのが、今回ホント良かったと思います(笑)
 >物語としてもちゃんと快盗の正体がバレない範囲で警察と絡ませ、透真をキャラの性格を壊さず、絵としてぶっ壊してくる構成で大変良かったです。
その場のギャグの勢いでキャラを変な方向に崩したりするのではなく、透真にしろ咲也にしろ、ここまでの積み重ねを活かした上で面白い、というのが良かったですねー。
◆あきさん
 >女体化の頃はまだ違和感もありましたがもうこれはこういう形で大輪の花が開いてしまったんだなあと圧倒されました(笑)
今回はホント、咲也が「出来上がった」感がありましたね(笑) ここまで来るとこの後、ちょっといい所を見せてもそれはそれでおいしくなりますし、まさかこんな化け方をしようとは……。
 >トゲーノが功名心から警察官殺しを計画したのを除けば、ギャングラーがテレビ本編ではっきり国際警察を標的にしたのは初めてですかね?
黒幕の本気度はもう一つ不明ですが、直接攻撃は初めてという気がします。黒パカ復活が微妙ですが、あくまで、もののついでだったのでしょうし。
 >電話を受けた怪人にわざわざ「陽川って誰?」みたいな反応をさせてるのも不穏ですね。
 >電話の主は咲也を国際警察の「陽川」と認識してそう呼んでいると。
この辺りが実にまた今作らしいというか、サブライター回ながら、ちょっとしたところで「んん?」と考えさせてきますね。
 >これまで頑なにキャラを崩さずに来たのも本人の格好つけ志向のためだったとして、今後もいじりやすいポイントが見つかった感じです。
ツッコミどころになると共に、快盗の約束とは別に、透真と二人の距離感が近づくポイント、ともいえそうで、透真の今後の描写も面白そうですね。
 >これからの布石と思いたいですが、もうちょっと快盗に打開できない局面を警察が、という場面があって良いかもと。
前回の犯罪者データなどはそういう意識はあったのかもですが、やはりもう少し、警察戦隊の活躍で事態が好転! みたいなのは見たくなりますよねぇ。夏休み中に1回ぐらい、警察メインエピソードも欲しいものですが。
◆八手四郎次郎さん
 >咲也と透真に共通する点は「人格が完成してしまっている("人格者"ではなく「今さら性根が変わりようもない」という意味で)」
 >ところで、それだけに純然たるドタバタ回や箸休め回の主役に使いやすいという強みがありますよね。
咲也は年下&後輩枠で、警察戦隊における成長キャラポジションかと思いきや、圭一郎&つかさが快盗との関わりでの変化を描かれていくのに対し、意外とあまり変わらない為に逆に使いやすい、というちょっと面白いポジションに収まってきましたね。
 >逆に「キャラクターが未だ固まりきっていない状況での参戦」を強いられた荒川稔久さんはババを引かされた格好になっちゃったのかなあ、とも思えます。
この辺り、荒川さんだから多少の無茶も聞いてもらえる……というのはあったのかもですねー。戦隊の大和屋脚本は、ある程度フリーハンドの時の方が光りますし。
 >「キャッツ・アイ」の"リアルタイム"は割と短かったと思うんですが、そうなるとメイン視聴者の保護者世代にすら通用するのか少々危ういような(汗)。
なのでまあきちんと、『キャッツアイ』がわからなくても面白い、という形で描かれていたのが良かったなと思います。実際私、『キャッツアイ』よく知らないですし(^^;
◆スピリットヒューマンさん
 >それを思い出したのは自分だけではないと知ってホッとしました。
あれは名護さんが本性を見せてきたシーンとして、印象深くて(笑)
 >調子に乗りやすく人をイライラさせるというなんとも面倒くさい残念が出てきてしまいました(笑)。
普段の職場だと速攻でしばかれるのでしょうが、相手がクールキャラで大人の対応をしようとする透真だけに被害が拡大したのも面白かったですね。
 >今回明らかにコレクションがなければ弱いのに、回収してもなお過剰な攻撃を(笑)。名乗りの低音ボイスといい、透真の殺意がエグい(笑)。
もともと、ギャングラーに対して殺意の強いキャラでしたし、原点回帰風味もありましたね(笑)
 >大和屋さんは初参加の回だと若干キレ味が悪い印象があったのですが、今回は結構面白かったです。
前回は慣らし運転という感じでしたが、今回は得意技フルスロットルで良かったですねー。