友人宅で『マリオテニスGC』(任天堂)をやらせてもらいました。
ワルイージは、思ったより素敵でした。その内是非、『スーパーワリオブラザーズ』希望。
ゲームは、非常に馴染みやすい出来。昨今の任天堂の方針として、“パーティゲームとしての機能性”というのが挙げられると思うのですが、その点、さすがの造り。とにかくまず、基本の操作方法が単純明快。そして、ラケットの当たり判定が非常に甘く広い(言い方変えると、大雑把)。また、OUTがほとんどありません。テニスゲームには割とタイミング判定が辛く、ラリーを普通に出来るようになるまである程度の練習が必要な物もありますが、今作は多分、ほとんどの人が始めて間もなくラリーできるようになります。多少タイミングが早くても、最弱の溜め打ちと勝手に判断してくれて、ラケット振るまでに自動的にタイムラグが生じる事で割と打てたりしますし。極端な話、ボールの近くに走っていって、適当にラケット振れば、だいたい相手の所に返ります(笑)
ただ、それで底の浅いお手軽ゲームかというとそんな事はなく、きっちりと戦略要素も織り込んであり、ロブやドロップショットなども使い分け可能。溜め打ちによる狙い澄ましたパワーショットや、ネット際での攻防など、テニスゲームとしてもしっかり高い完成度。
一人プレイはしていないので多人数プレイでのみの評価となりますが、とにかく、パーティテニスゲームとしての出来が素晴らしいです。数ゲームやるだけで、ほぼ誰でもワイワイやれるように造りは、まさにお見事。こういうゲーム作ってしまえるのは、ホント凄いです。
気付いた欠点としては、コートの奥側だと若干ボールが見えにくくなる時がある、ですかね。コートにもよりますが、ボールはもう少しクリアに見えるようにして欲しかったかなとは。
しかしホント、面白かったです。キューブ持っている方には、お薦め。