はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2019〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

『ドラゴンクエスト11』(PS4版)クリア

最終的にパーティは全員LV99で、プレイ時間は150時間強。
今回、メタル系が割とあちこちに出てくる・意外と逃げない・ある理由で倒しやすい、とあって中盤以降はあまりLV上げに困る事がなく、また終盤のLV上昇にも莫大な経験値が必要という事はないので、体感的にはむしろ終盤の方がLVが上がりやすく、ある程度要素をきちっと網羅しようと思うと、特にこだだわってLV上げしなくても自然とMAXになるぐらいの造り。
それでいいのか、みたいなイベントが幾つか気になったりはしたものの、とにかく終盤にかけて、あらゆる要素を絞り尽くすように使い切る構造が素晴らしく、期待を上回る面白さでした。
80〜90年代の本邦RPGの純粋進化形を、愚直なまでに本気でやり抜いたのがお見事。
特に素晴らしいのが、基本的に、必要な時間をかければかけるほど報われるようになっている、というゲームデザイン。“横道の先には必ず宝箱がある”というルールが、一から十までゲーム全体を貫いており、探れば探るほど見返りがある、というゲームとしての“一つの”正しさを追求した作りが、気持ち良かったです。
グラフィックは必要十分といった程度で最新鋭機としてのインパクトがあるほどではなく、戦闘中のモーションなども簡略化が目立ち、システム的な新奇さも無いのですが、約25年前から現在へ向けて、真っ直ぐに進化の線を引いて突き抜けた、辿り着かなかった未来を現実にしてしまったような、そんなRPGでした。
一つ不満を挙げると、パーティー内での横の繋がりの描写が薄めだった事で、アクセントとしてもう少しエピソードがあっても良かったかと思いましたが、全体的にさくさく進んでいくのが持ち味ではあるので、あちら立てればこちら立たずではありましょうか。
後は馬の使い勝手の悪さと一部操作系など、細かい不満は幾つかありますが、全体の満足度からすると、些末といったレベル。
基本、あの頃のユーザー、を標的にした造りなので世代によって感触が変わる所もあるかと思いますが、満足のいく良いゲームでした。