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2005年を振り返る〜特撮編〜

基本的に映像関係は生活に余裕がある時しか見られない体質なので*1要するに今年はほとんど何も見ておらず、唯一まともに見たのが仮面ライダー THE FIRSTという事になります。
これの感想は割と最近に書いたので割愛しますが、まあ、基本的に好き。
響鬼』は年頭の予想通りに(別にこれは当たって欲しかったわけではないのですが)テコ入れでプロデューサー交代、というある意味で昔懐かしい展開になってしまったようですが、しかし何故、玩具を売る為のテコ入れで白倉&井上なんだろう、というのはあって、実はこの辺りのスタッフワークの固着化の方が心配。まあだいぶ以前から、監督陣がどう見てもお疲れ、という話は書いてきましたが、ずっと冬だった現場の限界というか、どうしても金属疲労出ているよなぁと。
まあ、何故「白倉&井上なんだろう」という問題に関しては、「何かあった時のスーパーサブ」というのは実はだいたい用意している業界でありまして、結局そういう役目を頼めるのは親しい脚本家(しかも即応できる人)にならざるを得ない、という事情があるのですけど(何も無かったら、出番無しなので)。
こうなってくると、外から人を引っ張ってきてみた『ブレイド』があまりよろしくなかった、という前例はやはり少々重い(^^;
書き物としては、簡易年表を書いたり、ニューウェーブ論を一席ぶってみたりと、割と何年か振りに特撮関係でけっこうたくさん書きました。特に年表は昔からやりたかったネタだったので、いい機会でした。もう少し細かい(或いはシリーズタイトル限定の)のもその内、余裕があったらやってみたい事はみたいなぁと思いつつ。どちらかといえば、一度きちっと『ウルトラセブン』論を書きたいか。

*1:例えば消費する時間が同じでも、「本を読む」という事は出来る