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樫の木再び

いやもう、王子の話はしません、ごめんなさい。
王子でなくて「モック」です。いや「モック」、何故か名称としての『樫の木モック』は知っているのに、おそらくアニメであろう事以外、全く何ものかわからなかったので、ちょっと調べてみました。
……なるほど、ピノキオを元にした作品なのですね。
というか爺さんの名前ゼペットだし、モックのデザインはかなりそのままだし、けっこう『ピノキオ』。
で、制作したタツノコプロのサイトに1話のダイジェストが掲載されていたのですが、えー、なんか、凄い惨いんですけど。
−−−
拾った樫の木を削って人形を作るゼペット爺さん。
出来上がった人形に名前をつけて可愛がる爺さん……ちょっと危険。
その夜、樫の木の妖精が現れて、モックに勝手に命を吹き込みます。 ……爺さんに説明とかしないのね。
さてさて、もともと爺さんが拾ってきた樫の木には、喋るコオロギが住んでいました。それがモックの材料になった為に寝床から放り出される形になったのですが、工房で一部始終を見ており、親切にも目覚めたばかりのモックに状況を説明してやろうとします。
モック、そんなコオロギを投げ飛ばす。
コオロギ、トンカチの下敷きとなり死亡。
モック、初めての殺し
範馬勇次郎なみのスピード記録達成。
一夜明け、モックが命を得た事を喜んだおじいさんは、自分のコートを売ってモックの身の回りの品を揃えます。そして近所の子供達を集めてモックの誕生パーティを開くのですが、その中で徐々に自分が普通の人間の子供と違う事に気づくモック。
学校に通う事になったモックですが、町で見かけた人形芝居の小屋が見たくて仕方ありません。そこに現れた悪ガキのフランコに、芝居を見るならお金が必要だからとそそのかされ。おじいさんに買ってもらった鞄などを売ってしまおうとしまいます。
そこに現れてモックを止めようとするのが、幽霊となったコオロギ。……というかこれはどう考えても怨霊です、祟ってます
コオロギの忠告を聞かずにモックは芝居小屋へ、しかし悪ガキのフランコはなんと、「自分で動いて喋る人形がいる」と芝居小屋の親方にモックを売っていました
知らない間に、金貨1枚で売買成立していたモック。そのまま芝居小屋へ連れ去られ、ステージにあげられるも上手く行くわけがなく、親方の怒りをかって投げ飛ばされます。
果たして、モックの明日はどっちだ?!
君は生き残る事ができるか。
−−−
という感じ。
なんかこれ、今、放送できなさそうだなぁ(^^;
1972年作品は恐ろしい。
同時期に特撮は何やっていたのかと思って調べたら、レインボーマン』やってました。