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ううーん…………

まあまだ僅差なので夢も希望も捨てたわけではないのですが、どうもこう、雰囲気、が弱いよなぁ。
よく言われる所の、
何年も優勝戦線で戦ってきたチームと、そういうものから遠ざかっていたチームの差
というのが、ちょっと出ている気がする。
昔は、前者であったわけですが、今完全に後者ですからね、巨人軍。
かえすがえすも、第一次政権の2年目で辞める羽目になったのが、やはり重く響いている気がします原辰徳にとっては。あそこで3年目を迎える事が出来ていれば、もう少し、弱り目の時の求心力というのもあっただろうし、監督としての深みが増したと思うわけなのですが。
生え抜きの一線級の選手とは2年間の断絶があるし、1年目に抜擢した選手達は今いたりいなかったりだし、この分だと当分の間は、2002年が最後のドリーム巨人軍、という構図は続きそうです。
2002年に関しては、無論、4番・松井という存在が大きかったわけですが、そういう軸になる選手がいて、前後を固める選手がいて、純国産打線で、代打の切り札的ないい仕事をする選手がいて、投打ともにベテランと若手が噛み合って、と、実は野球チームとしては一つの理想型にかなり近い所までいっていたチームでありました。正負あわせた長島政権の遺産と、現役時代の原を見て育った世代が非常に良い案配で融合していた所に加えて、革命的なキャッチフレーズが彩りを添える、という点でもおいしいチームでありましたし。
……まあ逆に、この崖っぷちでうっちゃり決めて、今シーズン優勝できるような事があれば、主力の年齢層は高いものの、これから数年はいい戦いができるチームとなると思います。
ここ数年の阪神をなぞるような感じになりますが、まあ、そういうものですしね。