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西武・涌井、怒りの保留「分かっていない」に関して

んーーー、個々人の事情も色々あるでしょうし、現役生活のそれほど長いスポーツでもないし、成績によっては減る場合もあるし、結局の所は個人の収入の問題であるから外野がとやかく言うべき問題ではないかもしれませんが、10年近く前から私のスタンスは、「現状の年俸高騰は日本プロ野球をいずれ破綻させるのではないか」というものなので、年俸がらみのこの手の話を聞くと、首を傾げざるを得ない。
23歳で、8千万上がって2億円で不満、という涌井は、10年後には何億貰っている予定なのか、それとも途中で減る予定なのか、もっと金を貰える所(大リーグ?)に行くつもりだから後がどうなろうと構わないのか、どういう風に思っているのか、色々と考えてしまいます。
無論、先の赤星の例に見るように、選手生命を失う可能性とも隣り合わせな部分はあり、それを考えたら稼げる時に稼ぐ、というのもわかりますが、金を払ってくれる所が無くなったらどうしようもない、とは思わないのかなぁ。
涌井個人の人格など知りませんが(野球ファン全体で見れば知らない方が多数派でしょう)、競争と実力の社会でありますし、成績悪い選手の給料なんて知った事じゃない、と涌井が信念を持って思っているならそれは一つの主義ではありましょうが、感心はしない。
年俸問題で揉めるな、とも思いませんが、推定金額の上げ幅を考えたら、西武球団の評価は高いと思いますし、個人的には球界全体で、年俸の上げ幅はどこも大きすぎる、とさえ思う。
まあそのあたりは勿論、個々の球団経営が成り立っているなら構わないのですが、今行く道は、第二第三の近鉄を生む道ではないのか、と思わざるを得ない。
近鉄問題は、選手側にとっても一つの教訓となってしかるべきだったと思うのですが、結局、喉元過ぎたら皆熱さを忘れてしまったのでしょうか?
その時も似たような事書きましたが、日本のプロ野球選手とファンは、プロ野球が今の形でそこに永遠にあり続ける、と無邪気に信じすぎている。
例えばこれで涌井が、来季5勝10敗とかに終わって、「成績が悪かったので、5千万でいいです」とか言うのなら、それはそれで立派な一つの在り方かと思いますが、成績の良い時に「もっと上げろ」という選手が、成績の悪かった時に「好きなだけ下げてくれ」というのを、かつて聞いた記憶がない。
一応書いておくと、涌井は凄い良いピッチャーだと思います。勝ち試合だけならともかく、同点の試合とかでも渡辺やりすぎだろう、てぐらい最後まで投げきるような使われ方もしていて、チームへの貢献度も非常に高い。
ただ何というかそれこそ、「エース」を名乗るなら、自分と、球団と、球界の、5年後10年後も考えてほしいなぁ。それこそ、23歳には難しいかもしれませんが。ポスティングで自分を高く売って、球団には帳尻合わす所まで計算していたら凄いですけど(笑)
まあこれは、今日の記事で涌井が目立って気になったという話で、涌井一人の問題ではありませんが。
どこかでカタストロフする前に、皆で少しずつ我慢しないといけない気がするのですよね。そんな心配する必要もないほど、どこも儲かっているとはとても思えないので。
……あと昔は「でもチームがBクラスでしょ?」と言えば終わったけど、近年はそうでもないのも、ちょっと不思議ではあり。