さてお楽しみの「狙撃手vs狙撃手」です!
LBXを用いた首相暗殺を阻止するべく、パレード警備の死角を探る駄目なオトナと少年達。
とりあえず、あなたの乗った路地裏に停まっているミニバンが、一番不審。
実際の所、警備の裏をかく手の平サイズの玩具による暗殺、がミソなので、長距離狙撃よりも、至近距離で襲撃したり、それとなく道ばたに立っている方が有効な気はするのですが、それは言ったらおしまいか。
狙撃ポイントの話とか付近の高いビルには警備が、とかそういう部分は一応抑えていたので、もう一歩踏み込んでくれるとより面白かったんですが。
もみあげ二枚目の駄目なオトナは、物凄い無茶ぶりをしておきながら、「これだから子供は……」とか言ってはいけない台詞を言ってしまう本当に困ったオトナです。
で、色々あって、狙撃ポイントをとうとう発見。
「時間がない」ので、暗殺者の所に直接
「行って阻止してくれ」
って、駄目だ、本当に駄目だよ、このオトナ。
少年達の中で唯一躊躇っている友人Aがとてもまともに見えます。結局は参加するのだけど。
狙撃ポイントのビルでは、エレベーターの前に、敵組織の雑魚LBXが待ち受けていて、軽く戦闘。
雰囲気的にゲームのものを使っていそうな感じですが、音楽が割と格好いいのがいい所。戦闘の演出も及第点。
そして友人AのLBXハンターで、屋上で狙撃体勢だった悪LBXアサシンを背後から攻撃。
先週から散々、「照準の調整が……」とか言っていたのに何故かわざわざ武器を狙う友人A。何かこだわりでもあるのか、変な所で玄人はだし。
そして見事にアサシン撃破、と思ったのも束の間、それは何とダミー。
エレベーター下に障害まで配置しておいてダミー、て敵組織もどういう妨害を想定していたのか、というか、情報漏れを危惧していたという事なのか、念には念を、という事なのか……壮大な伏線になっていたらどうしよう。
ダミーの居たビル屋上からの索敵結果、更に遠くのビル屋上のヘリポートにアサシン発見。
なおこの辺りで、アサシンを操作する暗殺者は、違うビルから遠隔操作している描写が入ります。実行犯特定を避ける為に遠隔操作は基本として、やっぱりそれなら、長距離狙撃にこだわらなくても……という気はしますが(笑)
主人公とヒロインが直接ヘリポートへ向かい、友人Aは狙撃、と作業分担する少年達。
ゴルゴばりの支援狙撃を要求され、「こんな所から無理だよ……」と当たり前の事を言う友人Aを気楽に励ます少年達と駄目なオトナ。なんとなくその気になってしまう友人A。
「うまくいかなかったらごめんな」
……その場合、総理が死ぬけどな。
ビルを降りてヘリポートに向かう途中、パレード中の車上の総理(作画担当者によって髪の量が微妙に変化するナイスミドルイケメン)を見て、
なぜかときめく主人公。
何故?
その後、友人Aが狙撃を成功させ(何故かまた武器破壊)、主人公&ヒロインが接近戦で片を付け、見事にアサシン撃破。
そして、秘密保持の為に自爆するアサシン!!!
ヘリポートの三分の一ぐらいに広がる爆風(笑)
手の平サイズの玩具に、どんな爆弾、仕込んでるんだ。
いやもう、明らかに、首相の車に特攻させて自爆した方が早い(笑)
実行犯(人間)は普通に逃げていたので、また出てくるといいなぁ。
戦い終わって、今更、実戦の恐怖を語り出す主人公達。
「そういえば……戦っている間は忘れていた」
って、ヒロイン、怖いよ!
で今更、「なんでこんな事に巻き込んだんだ?」
と駄目なオトナに問いかける主人公。
「実は飛行機事故で死んだ筈の君のお父さんは生きている!」
と、全く関係のない衝撃の事実で誤魔化された!?
そんなわけで次回、いよいよ悪の組織が姿を現して、色々と展開が進むようなのですが、
「バトルの舞台はダンボールの中だけではない!」
……って、あれ、ダンボールの中で戦っているのを見た事がないのですけど。
しかしこのアニメ、OPはなんかコロコロ的なライバル(友人)キャラ有象無象が出てきたり、割と普通にパーツ組み合わせ玩具の販促アニメみたいな雰囲気なのに、中見ると何故か総理が暗殺されそうになって、スナイパー同士のガチバトルで、玩具は洒落にならないレベルで爆発したりと、色々と狂いすぎです。
ただ、ゲームを基点に、アニメ・玩具・カード、という展開の大きなメディアミックス企画だけあってか、作画安定しているし演出もちゃんとしているし、割と普通に面白い。
飽きるまでしばらく見る予定。
変に日常で友達とLBXバトルとかされても(私が)だれそうなので、この狂ったテンションのまま進んでほしいなぁ。