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『Q.E.D.』(加藤元宏)39巻、感想

いよいよ40巻まで、あと1冊。
今巻収録は、貧乏アパートで首を吊って発見された大家の死の謎を追う「ああばんひるず6号室事件」、かつてボイジャー計画に携わったNASAの研究者の退職記念パーティで過去の悲劇の真相を探る「グランドツアー」。
「グランドツアー」が、久々の秀作。クライマックスでの、ある人物の描写が素晴らしい。ただ、ラストの台詞は事前に伏線をはっきり引いておかないと効果が薄れると思うのですが、その辺り若干、ページ構成などは気になりました。最後の方にもっと大コマを持っていった方が良かったような。あと久々にロキ&エバが登場したのですが、潔く説明すらない(笑) 久しぶりに、ロキはもう少し役に立ってもいいと思うんですが、確か、天才の筈なのに(笑)
「ああばんひるず6号室事件」は、限定された空間で複数の怪しい人物が入り乱れる、という古典フォーマットの話。近年、この方面は少々、切れ味が鈍いかと思うのですが、標準レベルの出来。