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『電磁戦隊メガレンジャー』感想5

第9話「あばくぞ! 魔物がひそむCD」
街で写真撮影をしていた千里(イエロー)と、荷物持ちでそれに付き合っていた健太(レッド)は、女子高生が小学生からCDをカツアゲしている所を目撃する。その女子高生は健太の友人、冴子だった。
そのころ都内では、小中高校生が、突然理由もなく凶暴化するという事件が続発。事件を追うメガレンジャーは、CDに仕込まれた特殊な音波がその原因である事を知る。冴子は、友人が逮捕された事件からそれに気づき、コウモリネジレによって凶悪化音波を仕込まれた、コウモリ印付きのCDを回収していたのだった。
見所は、CDを聞いて「モーレツに暴れたくなった」ブラックが、とりあえずブルーの首を絞める所
そして、まさかのギャラクシーメガ、大苦戦
巨大化したコウモリネジレが、「俺の音波は人間ではなく機械にも効果があるのだ」と音波を発射すると、何故かあちこちで火花が。
………………部品が凶暴化して暴れている?
或いは、凶暴化して職員が中で暴れているのか。
ギャラクシーメガが暴走するなどではなく、爆発しているのが不思議。
話としては特にどうという事もなく。
まあこの後、トランペットと、究極生命体(笑)と、その後はメガシルバー登場ぐらいまで記憶に無いしなぁメガレン……。


第10話「さよなら! 哀しみのアンドロイド」
男3人の中では二枚目担当の瞬(ブルー)の亡き母親が、世界的なフルート奏者であった事が判明。自分もフルート吹けるし、勝ち組の階段を着々と昇っています。そんな瞬は謎めいた少女に出会い惹かれていくが、彼女はネジレジアの作成したアンドロイドであった! ネオコウモリネジレ(何の振りもなく改造されて連続登場)により操られる数百体のアンドロイドの内の一人であったが、事故により回路の一部が故障し、記憶と目的を失って街を彷徨っていたのだった。
ネオコウモリネジレに操られる少女アンドロイド達が吹く横笛の音には、人々を凶暴化させる効果があり、世界各地で事件・事故が頻発。
……ネジレジアは、人間を凶暴化させるのが好きだなぁ
制御を離れたアンドロイドを、裏切り者として処分するべく現れるネオコウモリネジレ。駆けつけたメガブルー等によって彼女は助けられるが、アイネット上層部はアンドロイドだと正式に判明した彼女の解体を命令する。思わず、彼女を連れて逃亡を図る瞬。だが、学校へ匿った彼女の元をネオコウモリネジレが急襲。傷を負った事で彼女は己が人間でない事を知り、ブルーを追いかけてきたメガレンジャー達も、ネオコウモリネジレの殺人音波の前に苦戦を強いられる。
前回も、確変入ったイエローが出てくるまでメガレンジャーを苦しめ、ネオ化した今週もメガレンジャーを圧倒するコウモリネジレは、もしかしたらネジレジアの傑作怪人かもしれない。
追い詰められるメガレンジャーであったが、その時、記憶を取り戻し自分の正体を知ったアンドロイド少女が現れ、ネオコウモリネジレの殺人音波をフルートの音で中和する。しかし、共鳴する音波の出力合戦に敗れたアンドロイド少女は倒れ、瞬への思いを胸に、最後は派手に爆発して散る。
彼女の遺したフルート(もともとは母親の遺品っぽい)を手に、「てめーは俺を怒らせた」モードに入った瞬は、ネオコウモリネジレを撃破。巨大化したネオコウモリネジレであったが、2週続けてやられるギャラクシーメガではなく、大気圏突入してくるギャラクシーメガに対し空中戦を挑んできたネオコウモリネジレを、すれ違い様に空中で一閃。
地面に足がついた時には試合終了で、秒殺記録・更新
敵サイドとの交流・泣かせのきいた悲劇、というお約束エピソード。荒川稔久がそつなくまとめており、可もなく不可もなく。
流れのエピソードとしては、ピンク→ブルーが組み込まれ、イエローのピンクいじりも開始。
演出としては、変なフィルタかけるのは、あまり感心しない。9話・10話担当した竹本昇監督は(少なくともこの2回においては)、どこかの何かの影響を受けたような演出が露骨なのが少し気になるところ。
次回は……何故かまたイエロー回&シボレナさんコスプレです。