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『電磁戦隊メガレンジャー』感想24

第43話「負けない! 決戦はクリスマスイブ」
ヒネラー、密談を聞かれる。
メガレンジャーを倒した時、ジャビウスと共にネジレンジャーも死ぬ」という話を立ち聞きしてしまったネジレッドは、メガレンジャーを倒しつつ自分達も生き延びる為に一計を案じる。
ボイジャーマシンを囮に、誘い出されるメガレンジャー達。メガウィンガーとデルタメガが先行してネジレンジャーの注意を引いている内に、メガレンジャーがデジタンクでこっそり各ボイジャーマシンに乗り込むという作戦を立てるが、その更に裏をかかれ、合体後のメガボイジャーのコントロールをネジイエローに奪われてしまう。制御不能のメガボイジャーを操られ、メガウィンガーとデルタメガも捕らえられたメガレンジャーは戦闘不能に。
だがネジレッドはそのままトドメを刺す事はせず、ヒネラーの元へと帰還。
ユガンテとシボレナを叩き伏せた上で、メガレンジャーを倒してほしければ要求を聞け、とクーデター決行
ここまでは、ジャビウス←ヒネラー←ネジレンジャー、という二重クーデター構造で面白かったのですが、その要求が永遠の命
……いや、何故、そんな貰ってもわからない物を要求しますか。
追い詰めて脅かした上で要求するものが永遠の命とか、馬鹿すぎてもうどうしたらいいのか。ネジレンジャーの敗因は、あっちでもこっちでも終始「知力」だなぁ……。
結局、再洗脳を受け、クーデターは失敗。「メガレンジャーを倒せれば後はどうでもいい」と半ば暴走状態になったネジレッドは地上に姿を見せると、メガボイジャーのコックピットからメガレッドを引きずり出して一騎打ち。メガレッドを仕留める寸前までいくが、そこに現れたのが、
ギャラクシーメガ
間一髪、ギャラクシーメガに乗り込んだ健太は久保田の指示を受け、イオノパルサー(なんかエネルギー)を充填したメガサーベルでメガボイジャーを攻撃、更に暴走するネジファントム(ネジレッド正体)もメガボイジャーを攻撃し、たまらずネジイエローは、メガボイジャーを解放、メガボイジャーは自由を取り戻す。
メガレンジャー巨大ロボ4体揃い踏み、そしてネジファントムの放った光線を受け、ネジヴァルガー(ネジブラック正体)、ネジソフィア(ネジイエロー正体)も、「メガレンジャーさえ倒せれば後は野となれ山となれ」の暴走状態と化す。

「命をかけてメガレンジャーを倒す!」
「それがネジレンジャーの使命!」
「それがネジレンジャーの誇り!」

……なんか格好良くなったぞ(笑)
3体の力を結集させ、強力なエネルギー攻撃をしてくるネジレンジャー。対してメガレンジャーは、久保田の指揮の元にメガボイジャー・メガウィンガー・スーパーギャラクシーメガでフォーメーションを組み、敵のエネルギーが限界に達した時に乾坤一擲の反撃を見舞うという作戦で覚悟を決める。
盛り上がり展開の筈なんですが、なんかこう、
武上は下手だなぁ………………
としか、言いようが無い。
どこがどう、と言われると困るのですが、盛り上げ方がうまくない。
ネジレジアでは、
「やれぃやれぃもっとやれぃ! エネルギーを使い尽くせ!」
と、ヒネラー大喜び。
そして激しいエネルギーが放たれ続け――――ジャビウス1世陛下、遂に崩御
その瞬間、最大限まで高まったエネルギー波に耐えきったメガレンジャー達は、最大最強のボイジャースパルタンを放ち、ネジレンジャー、大爆散。ここに、対ネジレジア戦で最も壮絶な戦いは終わりを告げたのであった。
とうとう退場となったジャビウス1世陛下、初期はたまに出てきて怒るだけ→終盤は苦しんでいるだけ、で結局全体像もよくわからないまま目玉だけが印象に残ってさよならしてしまいましたが、声をあてていた大友龍三郎さんが好きだったので、ちょっと残念。まあ、ああいう漠然とした超存在は、ラストまで残しても扱い難しいといえば難しく、ヒネラーによるネジレジア乗っ取り、という展開そのものは好きです。
戦い終わって、デジ研部室で慎ましいクリスマスパーティを開く5人。お店が閉まっている時間だった為にケーキも無ければ飲み物もさもしい……と文句を言う健太だったが、そこに久保田博士の差し入れで、ケーキや飲み物を持った早川が現れる。こうして6人は、クリスマスの夜を楽しく過ごすのであった……というかここは本来、学校の部室なんですが、部外者招いて夜の学校でパーティ、て文字にすると凄まじいなメガレンジャー(笑)
まあ、デジ研の部室は明らかに、以前に教頭先生から電話代その他で注意を受けた回の後、アイネットから何らかの圧力がかかって治外法権になっています。


第44話「お気楽! 健太の年越し騒動」
デジタイザーを失くした健太が、必死に探しながら過去の戦闘を振り返るという、なぜか総集編。
健太−部室の4人−月の久保田、の3面で展開。
そういえば、ドリルスナイパーフルカスタム、1回しか使ってないなぁ……。
あと、視聴者のみならず、健太の中でも
おっさん=デジタンクなのか(笑)
健太が街でデジタイザーを探している頃、部室で大掃除中の4人は、何故かオートスライダー(赤)ドリルセイバーを発見。更にロッカーからは、それらを持ってポーズを取る健太の写真が見つかる。
耕一郎、シリーズ史上最高のマジギレ
「みく……健太を呼び出せぇ」
の迫力は、ヒネラーを越えました(笑)
左腕にギブスを巻いてデジタイザーを付けていない事を誤魔化そうと戻ってきた健太の前で、4人がわざとらしくデジタイザーの掃除を始めるシーンは秀逸。結局、健太のデジタイザーは、写真撮影をしようとした時にメガレッドの人形に巻き付けたまま、パソコンの裏に隠されていました。写真を年賀状に使おうと思っていたと知り、更にキレる耕一郎(笑)
一方、微妙な空間の歪みを月基地で捉えた久保田は、一応メガレンジャーに伝えようとするが、通信画面に映った部室での大騒ぎの図を見て、それを留まる。

「今年ももう、終わりだから。一年間、よく頑張ってくれた。それだけだ」
隊員「博士……いいんですか?」
「ああ、今はあれでいい、あれでいいんだ」
――ヒネラーの言葉が、久保田の脳裏をよぎる。
「しょせん人間などという不完全なものを使っている以上、そう長くはもたんだろうがな」
(だが、彼等は勝ってきた。あの若さで、仲間との友情で)
から、各キャラの活躍シーンに繋げた構成も秀逸。
そして、なんだろうあの、ピンク阿呆の娘伝説
黒→青→桃と、BGMは主題歌英語歌詞バージョンだったのですが、桃との紹介順番ひっくり返してまで黄の所から文化祭ソングで、イエロー贔屓されてないかと思ったら、
「やだ誰、変な声だして」(CV:大塚明夫
で、しっかりオトされました。
クライマックス展開に入った所での総集編でどうかと思ったのですが、基本、どう回想シーンを挟むか、という話とはいえ、この後東映特撮に欠かせない戦力となる小林靖子は、やはり上手い。また回想シーンのチョイスも良く、予想外に楽しめる回でした。


――次回、ジャビウスの暗殺に成功しネジレジアの支配者となったDr.ヒネラーが遂にその真の野望を剥き出しにする……野球は9回ツーアウトからだメガレンジャー!!