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『氷菓』1・2話感想

やっと見た。
とりあえず、里志の動きが少し気持ち悪い(笑)
デザインもそうだけど、どうしてあんな、ギャルゲーの男友達キャラみたいになってしまったのだろう(イメージ)。
原作でも、あんなにウィンク、バチバチしてたかな……少なくとも、映像作品でイタリア人でもない男が事ある毎にウィンクすると気持ち悪い、というのはよくわかった。
伊原さんも、妙に仕種が戯画化(類型化)されていて、その辺りは気になる。
折角あれだけ作画に力入れているのだから、人間の演技に、もっと気を付ければいいのに。
あと、やたらにロングのカットを使うのは何なのかなぁ。
とかその辺りは、演出として勿体ない。
背景その他の情報量も物凄く多いのですが、そこに情報量裂くなら、他に使ってもいいような、というバランスの悪さは感じます。
とはいえ、基本的に非常に地味な原作を思うに、アニメとしてよく作っているとは思います。
こういうアニメを作るノウハウ、みたいなものはこの10年で凄い積み上がっているんだろうなぁ、という感じはする。
後まあ、原作から考えれば、千反田さんを可愛く描けるかどうか、が作品の7割ぐらいなので、その点では、OK。アニメになった事で接近戦機能もより強化されて、良いのではないでしょうか。
EDはなんか凄かったけど、奉太郎と里志がギター弾いたりするよりはマシかしら、とか(笑)
まあ、こうでもしないと、アニメ的なウリは作りにくいだろうしなぁ。