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『氷菓』、終了

もう1話あるのかと思ったら、先週で終了していた(^^;
というわけで、ラスト2話、バレンタインと雛祭りのエピソード。
バレンタイン話は原作読んだ時と同じ、酷い話、という感想しかない(笑)
酷い話なのに、というか、酷い話だからなのか、割と力入れて演出されていましたが。
「遠回りする雛」は過不足ない出来。
どうしても画面が地味にならざるを得ない所を、豪華おっさん声優達で誤魔化すとか、やり口が面白い。
OPとEDに変化をつけるのが好きなスタッフなのでラストはもう少し、最終回、みたいな凝った演出をしてくるかと思いましたが、意外とさらっと。まあ、今作らしいといえばらしいですが。
かくてこの物語は、「奉太郎の遠回りな愛情、または私は如何にして省エネ主義を標榜するのを諦めて千反田えるへの好意をやぶさかではないと認めるに至ったか」の物語として、ひとまとまりを得る。
TVシリーズとしては、長編だけではなく短篇集も取り込んで、しっかりとこのエピソードまでやってまとめてくれた事に拍手。当たり前といえば当たり前の仕事なのですが、ではその当たり前の仕事が誰でも出来るかといえばそうでもない事は多いわけで、この辺りは、小説家でありアニメ業界でも仕事をしている賀東昭二(シリーズ構成)の手腕でしょうか。
諸手をあげて絶賛というわけではないですが、決してアニメ向きとは思えない原作をうまくアニメ化していたと思います。特に上述のように、原作ありとはいえ、全22話、シリーズがしっかりと構成されていたのが非常に良かった。