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木星船“ハインライン”に関する補足

昨日の、『Vガンダム外伝』の感想補足。


人々は、森、農場、廃墟、迷路などがある<船>が世界のすべてと信じて、種族ごとに生活を営んでいた。だが<船>の正体は、遠い昔に人類がプロキシマ・ケンタウリを目指して送り出した、恒星間宇宙船だったのだ! 航行途上の反乱などで、本来の目的を見失って閉ざされた中世的迷信の世界に変貌した<船>の中で、ある日、一人の若者が世界の謎を明らかにしようと探険を始める……。
というのが、米SF界の巨匠、ロバート・A・ハインラインの『宇宙の孤児』のあらすじ。
『Vガンダム外伝』は『ガンダム』を踏まえつつ、この『宇宙の孤児』のオマージュという側面も持っているかと思われます。
また同じハインラインの『銀河市民』という作品には、一隻の宇宙船を一族で操り、星から星を旅して交易をする宇宙船の中で生まれ、一生を過ごし、そして死んでいくというまさしく宇宙の民である、自由商人達が登場します。
クロスボーンガンダム・ゴースト』の中でも一つの要素として登場しますが、宇宙のスケール感、移動にかかる時間、そこから生じる様々な要素、を盛り込んでいるのは、作者のSF的背景のなせる作品のアクセントとして、面白いところ。
宇宙の孤児 (ハヤカワ文庫 SF 281)

宇宙の孤児 (ハヤカワ文庫 SF 281)