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『超人機メタルダー』感想13

先週分。
◆第24話「プリンセス天巧VSガラドーの魔術合戦」◆ (監督:小笠原猛 脚本:高久進
アップ出版社の協力する、プリンセス天巧のチャリティーマジックショーを見物する流星達。
ショーの映像は実際のステージ映像の録画だと思われますが、客席は随分エキストラ集めたなぁ。そして流星と八荒が巨大で、客席で物凄く邪魔そう。
ショーの最中、段取りを外して天巧に斬りかかる鎧にマントの男。後を追った流星が槍による攻撃を受けた事から、次のステージでは監視を強める流星達だったが、同じマジックの最中に、今度は流星が攻撃を受ける。鎧マントの中身は本来なら天巧の助手・沢村の筈だったが、追跡する流星の前に正体を現したのは、ヨロイ軍団・爆闘士ガラドー。
「ネロス帝国きっての大魔術師だ」
忍者じゃなかったのか
………………まあ、いいでしょう、百歩譲って、忍者で魔術師、そういう事もあるかもしれません、そこまでは認めましょう。
「俺の使命は、天巧の魔術を破り、同時に貴様を抹殺する事だ」
ど う し て
あれですか、北の(以下検閲)とのコネクションを手に入れるとか、そういう目的ですか?
かつて某宇宙的犯罪結社が、
引田天功にマジックで勝って日本一のマジシャンとして有名になる→マジック学校を建てる→マ○ー流のマジックを教える→魔術を使って銀行や宝石店を襲う→集団催眠とかで世界も支配できるかも☆〕
という目的でプリンセス天巧にマジック勝負を挑んだ事はありましたが、今回は一切目的が説明されないというぶっ飛びぶり(ただし、理由があればいい、というわけでないのは、前例の通り)。
既にプリンセスの助手一同を監禁して部下ともども魔術団とそっくり入れ替わっていたガラドーは、更に舞と八荒を人質にし、プリンセスとマジック対決をする事に。
「私とマジックの勝負をしない?」
「その言葉を待っていた」
ガラドーの用意したタネも仕掛けもない道具を使い、見事に流星に対するギロチンと電鋸による人体切断マジックを成功させるプリンセス。マジック対決に敗れたガラドーは舞と八荒をさらって流星を誘き出し、鋼鉄の檻に捕まえる。更にそこに撃ち込まれる、機甲軍団からの放火の雨に、剣流星、絶体絶命!
だが、砲撃を食らう寸前に瞬転したメタルダーは、スピンで地面を掘り抜き、脱出に成功。地中から現れて、舞と八荒を解放する。
「今度の脱出のアイデアは、引田天巧さんから教わったんだ」
……え?
回転して、自分ドリルで地中から脱出するのを、プリンセスから?

すっかり忍者を捨てたガラドーの眩惑マジック攻撃をサーチ能力で打ち破ったメタルダーは、レーザーアームでずばっと一撃。ガラドー、直撃を受けて崖から落下までするも、今週も爆発せず。
ううーん……敵を理由をつけて明確に生き延びさせないけど、かといってハッキリと殺害の描写をしない事でどちらとも取れるようにし、物語序盤との矛盾を誤魔化す、というのは非常にすっきりしない、良くない妥協案。後半に向けて敵キャラクターを少しずつ整理したい事情もあるのでしょうが、これでお茶を濁す事にしたのだとすると、残念。
囚われていた助手達は無事に助け出し、最後は天巧のショーを見物して、大団円。
しかしよくよく考えると、周囲すっかり入れ替わっていたのに全く気付かなかったプリンセスは意外と注意力が散漫なのか、それだけガラドー以下の成り済ましが完璧だったのか。
マジック対決になる成り行きの意味不明さなど、プリンセス天巧が客演でマジックをする、というネタありきで、展開は全編無茶苦茶(^^;
あと、以前(『ギャバン』)より、プリンセスの演技が棒になっている気がしたのですが、これは気のせいかもしれない。