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『五星戦隊ダイレンジャー』感想11

◆第21話「気伝獣様ご誕生」◆ (監督:東條昭平 脚本:杉村升
悪夢にうなされるコウに、「明日、ハイキングに行こうか」と声をかけるリン。一方、阿古丸は「今度こそ、おまえを、叩きつぶしてやる」とコウに対して暗い怨念を燃やしていた。6体目の気伝獣はいったいどこで生まれるのか……大宇宙と大自然に問いかける道士カク、そして3事務員達は気伝獣の誕生を阻止するべく、ダイレンジャーの数を減らす、という作戦を実行に移そうとしていた。
翌日、
お姉さんとデートだと思ってウキウキしていたら、コブ(野郎)が4つもついてきたァァァッ!!
転身だァァァッ!!(待て)
コウ、社会の世知辛さを知って走り去る。
ひとり黄昏れるコウの前に姿を見せる、阿古丸と指輪官女。「今日こそ君をあの世に送ってやる。許せない」。もはやコウがシシレンジャーの正体かどうかより、自分の策にも関わらず、捨てた母親を信じ続けるコウへのねじれた憎しみに凝り固まった阿古丸はコウに襲いかかるが、そこへ助けに来るダイレンジャー。指輪官女が亡霊ネックレス官女とイヤリング官女を呼び出してピンチになるが、今度はそこに3事務員が乱入。
リュウレンジャー、貴様の体は、我々ゴーマ3幹部がいただいた!」
何かを! アピールした!!
リュウレンジャーをさらうついでに、「これで第六の気伝獣は生まれない」など、余計な情報を与えて3事務員は撤退。阿古丸達も姿を消し、ダイレンジャーは道士に事の説明を求める。
道士によると気伝獣とは、妖力による自然破壊の反動として、自然そのものが生み出す存在であるが、その誕生には選ばれた運命の戦士5人(つまりダイレンジャー)の気力による補助が必要である。そして、その生まれるチャンスは一度限り……「なにがなんでも明日までに亮を救い出すんだ!」。
つまり、〔妖力によって自然が破壊される→大自然の気伝獣生育エネルギーが溜まる→MAXになった所でイベント発生→ただしダイレンジャーが5人揃ってないとエネルギーは無駄になって終わる→またエネルギーが溜まるのを待たなくてはいけない〕という事の模様。
……あ、あれ? キバレンジャーの存在意義は?
…………いやむしろ、リュウレンジャーが居なくても、キバレンジャーが居れば5人目にカウント?
もしやの 主 役 交 代?!
ここで亮が爆死して、主役がコウに取って代わられたらどうしよう(笑)
また、ここまで正確には謎だったダイレンジャーのスカウト理由が「選ばれた運命の戦士」である事が、さらっと道士の口から語られました。単純に、そもそも引っ張るつもりはなくて、台詞にするタイミングが無かっただけだとは思うのですけど、凄く、さらっと(笑)
その頃、父の元へ抗議に向かった阿古丸だったが、既に作戦の指揮権はこちらに移っている、と突っぱねられる。
「おまえが生まれた時から、私には愛情のかけらさえ無かった! それが、ゴーマだ!」
阿古丸を張り飛ばすシャダム。
「わかりました。私はもうあなたを、父上とは呼ばない。この手で、この手で必ずあたなを葬ってやる。はっはっはっは」
外へ駆けだし、「もう父もゴーマも誰も信じない」と口にする阿古丸ですが、そもそも初登場時に父とそうとう険悪だったので、どうにも漂う微妙な今更感。「私の父は田豊将軍」とか言っていた気がするのですが(^^;
なんかマッチアップ相手としてコウと並べている内に、二人そろってぐちゃぐちゃになってきたというか。コウの小学生らしいメンタルを強調している内に阿古丸がそれに引きずられてしまい、物語としては非常に軸のブレた感じになってしまいました。
亮の行方を捜すリンから、ハイキングは本当は男達の思いつきだったという、嬉しくない真実を聞くコウ。そこへ公衆電話のベルが鳴り響き、阿古丸はコウに、亮が囚われている場所の情報を流す。
阿古丸の情報通り、地獄ヶ原で囚われの亮。変な陣みたいなものに縛り付けられているので、妖力の結界か何かかと思ったのですが、「このまま太陽が焼き殺す」……て、南米のマフィアみたいな。
そこへやってくるリンとコウ、笑いながら姿を見せる阿古丸。コウはリンと一緒に来たのでそのまま転身してしまうのかと思いきや、あくまで一度逃げて隠れる、と面倒くさい。囚われの亮の姿に、「亮兄ちゃんを助けるんだ」と、ここで初めて、自分と、リン以外の為に、転身。
駆けつけた残り3人が転身し、ダイレンジャーの名乗りにキバレンジャーも参加。
亮、いよいよ主役交代の危機(笑)
激突するダイレンジャーvs3事務員。果たして5人は、亮を助け出し、6体目の気伝獣誕生の地に辿り着く事が出来るのかッ?!


◆第22話「虎の子大秘術!!」◆ (監督:東條昭平 脚本:杉村升
テンション高くダイレンジャーを追い詰めていく3事務員達、だが、ザイドスがキバレンジャーにとどめを刺そうとした所で、「キバレンジャーに手をだすな」と阿古丸が妨害をかけ、5人はその隙に反撃、亮の救出に成功する。ダイレンジャーはそれぞれの気伝獣で第六の気伝獣誕生予定地へと飛び、コウも白虎神剣に捕まって飛んでいく事に。
この成り行きに本社へ呼び出された阿古丸は謹慎処分を受けそうになるが、「切り札」を匂わせ、それを免れる。阿古丸の切り札……それは、監禁していたコウの母親であった! 
その頃、気伝獣誕生の地に集うダイレンジャー、そして道士カク。6人の気力が大自然のエネルギーと混ざり合い、今ここに、第六の気伝獣、ウォンタイガー、誕生!
……なぜ、いきなり横文字。
それを見たコウがキバレンジャーに転身するとその手に天宝来来の珠が飛び込み、キバレンジャーはウォンタイガーへと乗り込む。その前に姿を見せる巨大指輪官女に対して、ウォンタイガー、武人変化。武人ウォンタイガーは様々な気力技を使えるようで、今回は「火」の球を用い、「虎の子大秘術・火炎玉」を使用。コックピット背後には月火水木金土日とあるのですが、7種類、ちゃんと使われるのか。
しかし、生まれたての気伝獣と戦闘慣れしていないコウの組み合わせの為か、指輪官女の攻撃を受け、ウォンタイガーから吹き飛ばされるコウ。その前にしつこく姿を見せる阿古丸。
「今日こそ君をゴーマに引きずり込んでやる……これを見ろ」
阿古丸の背後の人力車に乗せられていたのは、コウの母親!
「コウ、母親と暮らしたければ、ゴーマとなるんだ」
だが、コウはそれを拒否。怒りの阿古丸の放った謎ビームを受けて、コウの母親は宙を舞って飛んでいき、コウはそれを追いかけるが、追いつけぬままにその姿を見失ってしまう。
一方、ウォンタイガーに追いついた武人・龍星王のタイガー騎乗攻撃で吹き飛ぶ指輪官女。その時に起きた崖崩れにより、岩の下敷きになる阿古丸。
「まだわからないのかい、君の母親は、君を捨てて、逃げたんだ。それを僕が見つけて、隠して、おいたんだ。コウ、君は二度と母親に会えない。一生母親を探して、苦しむがいい」
口の端から血を流し、力尽きる阿古丸……リ、リタイア?
「コウ、悲しみを乗り越えるんだ。キバレンジャーに転身しろ」
「お母さんが見つかるまで、お前はゴーマと戦い抜くんだ」
白虎神剣の適当な励ましを受けたコウ、キバレンジャーに転身。再びウォンタイガーに乗り込むと、武人ウォンタイガーと星獅子、星天馬、星麒麟、星鳳凰が合体、新ロボット、新星合体・牙大王が誕生する。……龍星王を置き去りにして。
牙大王は亡霊を呼び出した三人官女を、必殺の飛び道具で瞬殺、なんとなく龍星王と握手するのであった。
えーあー……最後、勢いで牙大王の中に、緑、青、黄、桃も乗り込むのですが、恐ろしい事に、ここに至ってもまだ、ダイレンジャーとキバレンジャーの共闘関係は成立していません。
直前にシシレンジャー「(ウォンタイガーを)横取りされたぞ」みたいな台詞もあるのに、ロボットに合体したら、何事も無かったかのように一緒に戦闘。
まあ、とりあえず見敵必殺というのは間違ってはいないのですが、ダイレンジャー側からすると、キバレンジャーはひたすら謎の戦士で、さすがにみんな、状況に流されすぎだと思うのですが……(^^;
コウ母の扱いは意味不明(考えたくないレベル)だし、阿古丸もラストで拾われると思ったら一切拾われないし……本当に死亡? 事務長のあれやこれやは、あれだけやったからには、拾わないと面白くないと思うのですが。
母にしろ阿古丸にしろ、拾えるか拾えないかわからないけど、拾えたら拾おうみたいな雰囲気で、毎年“拾えるか拾えないかわからないネタ”があるのは確かですが、それにしても投げ飛ばしすぎで今後に不安が募ります。
監督の力量で、テンポの良さだけで前後編なんとか見せていましたが、コウ母が出てきた所で、さすがに決壊。キバレンジャー登場編は、最初から最後まで酷かった(^^;
次回、クジャク編で我らが大五さんが盛り返してくれる事に期待。
まだ2クールも終わってないのに、凄い勢いで死亡フラグ積んでいますが。