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『獣電戦隊キョウリュウジャー』感想18

先週から、ずっと滝に居たのか、キョウリュウシアン。
「弱さが無いから強くなれない」と戦力外通告を受けたダイゴ、キョウリュウグレーと修行の延長戦に。紆余曲折あって、今の自分にとって怖いのは仲間を失う事、と気付いたダイゴは、仲間を失いたくない必死さから強さの階段を一つ登り、キョウリュウグレーに認められる……って、あれー、なんかちょっと、着地点がズレたような(^^;
途中で出てくる釣り人(鉄砕の変装)に「山の怖さを知らずに山登りしないだろう?」と諭されて何かを掴むのですが、
「山の怖さを知った上で山を登る」のと「仲間を失う事が怖いと気付く」って、1光年ぐらい離れた論理だと思うのですが(笑)
“恐怖を知らない事で生まれる危うさ”というものがあり、それを自覚する事で新しい強さを知るとか、そーいう感じの展開になるのかと思ったのですが、“仲間を失いたくないからより頑張って戦う”って単により前のめりになっただけでは。
こーいう路線を貫く、というのなら作品としてそれはそれで有りなのですが。
もうちょっと個人的には、ダイゴの土台を揺らして(変えて)欲しかったところ。
キョウリュウジンカンフーは特撮班頑張っていて、玩具売るぞ! という気合いが伝わってきてよろしかった。
あとは残り二体の十大獣雷竜(及びスピリットレンジャー)の伏線を少し引いてきましたが、一体は問題ないとして、もう一体は問題あり……というのはそれが史上最強の悪女なのか?!