冷凍保存されていた漂着マッコウクジラの死体を餌として水深約500mの海底に落っことして観察し、深海サメの生態を調べよう、という番組。
当然、色々なサメがとっかえひっかえというのを期待するわけですが、これがなんと、最初に噛みついた大きなサメ(カグラザメ)が、そこを縄張りとしてぐるぐる出ては消えを繰り返し、他の深海サメが寄ってこないという展開。研究者的にはこれはこれで有りなのでしょうが、意外な成り行きに。
番組的には、他のVTRから、色々な深海サメを紹介する形を取りましたが。
というか、他の映像を紹介している時間が長くて、肝心の大プロジェクトになかなかカメラが戻らないなぁ……と思ったら、そういう事だったとは(笑)
そして最後、深海も駿河湾も相模湾も関係ないところでメガマウスを撮影してしまうというのが、凄くNHK。
それにしても、とんでも生物映像は面白い。
クリーチャーのアイデアの参考になるので、もっと色々、勉強した方がいいのですが。