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『獣電戦隊キョウリュウジャー』感想28

TV本編といい劇場版といい、坂本監督は職権でアイドル(の太腿)撮りたいだけでは、という気がしてきた今日この頃。
キャンデリラとエンドルフの共同戦線による陽動の隙に、腰痛の悪化したトリンをさらわれてしまうキョウリュウジャー
トリンさん、すっっっかりヒロインに。
「牙の勇者!」などの名乗りをアクションに交えながらやるという演出はなかなか面白く、特に最後に円陣で相手を囲みながらの「聞いて驚け!」は格好良かったです。ウッチーもこだわりの締めを入れましたし。
だが、そんな面々にカオスは驚愕の真実を告げる。なんとトリンは、元デーボス軍の一員であり、カオスの弟というのだ! 更にキャンデリラの歌によって闇の心をめざめさせてしまったトリンは、暴走状態でキョウリュウジャーを攻撃。
特にノッさんを念入りに攻撃。
どう見ても他のメンバーの1.5倍ぐらい足蹴にしているのですが、色々と普段、許せない事があったのですね、わかります。
しかしまあ、ショックはショックでわかるのですが、カオスさんも「私の弟で元デーボス軍」で止めておけばいいのに、生真面目に「恐竜と手を組んでデーボス軍を裏切ってデーボス様を封印したのだ」と、その後の善行をしっかりと説明してくれた為、一斉に「信じない」を連呼するキョウリュウジャー達が、いや君たち、どう生まれたかより、如何に生きるか、の方が重要じゃないかな? ジャンパーソンだって言ってるよ?! となってしまったのは少々残念。
トリンがデーボス細胞を持っている事を証明する為、わざわざ鉢植えを用意した実験を見せるなど、カオスさんは本当に生真面目で、多分その辺りで足下をすくわれてきた人生に違いありません。
巨大化したトリンとキョウリュウジンがぶつかり合い、最後は自らその剣を腹に突き刺すトリン。声優ファンへの道を振り切ったトリンだが、そのまま死んでしまうのか?! 次回、キョウリュウてんこ盛り。
ところで、EDのダンス映像公募、チーム・クリスタルスカイの真ん中って、隊長(宍戸勝)っ?!
……Twitterで確認したら、そうでした(笑)
しかも撮影したのが、ブルービート(土屋大輔)で、数々の戦隊ピンクなどを演じた中川素州さんが演出とか、密かにえらい豪華メンバー。
〔キョウリュウジャー・エンディングにクリスタルスカイを取り上げて頂きました!!/特撮バー・クリスタルスカイのブログ 〕
この分だと、チーム・蒼空の天馬で、羽村さんと稲田さんが踊る日も近いか……。