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『炎神戦隊ゴーオンジャー』感想22

◆GP−37「炎神バンキ!?」◆ (監督:竹本昇 脚本:古怒田健志
ヨゴシュタインの打破にはしゃぐゴーオンジャーだったが、連はぎんじろうに籠もって何かを制作中。そしてラジコンを操ってこっそりと出て行く古代炎神の3つのソウル……。祝勝パーティの帰路にそれを見つけて拾って帰ったピカピカ兄妹が理由を聞くと、古代炎神達はホロンデルタールに操られて街を破壊した上に、相棒を死に追いやる事になった自分達が許せず、戦う自信を失っていたのだった。
一方、ヘルガイユ宮殿ではヨゴシュタインの告別式が執り行われ、ヨゴシュタインへのはなむけとして、キタネイダスが造り出した最強の蛮鬼獣を出撃させる。
その名は、エンジンバンキ。
炎神をモチーフとして、キタネイダスとケガレシアが乗り込んで真価を発揮するという、なりふり構わぬ掟破りのデコトラ蛮鬼獣であった。
「クリーンなエネルギーで動いているおまえらの炎神と違って、このエンジンバンキは排気ガスを出し放題。クククク、環境に配慮していない分、パワーは桁違いに強力ゾヨ」
……なんかまた、微妙に危険なボールを(笑)
エンジンバンキは死の排気ガスを撒き散らしながら大暴れし、走輔達はエンジンキャストでそれに立ち向かう。
初期の蛮鬼獣がある種、“公害の妖怪化”的なニュアンスを持っていた事を思うと、原点回帰的な蛮鬼獣といえばいいのか。
ラジコンの後を追って須塔家に辿り着いた連は、説得に参加。連がパーティそっちのけで制作していたのは、ガイアークの大攻勢に備え、古代炎神の力を攻撃力に変える新兵器であった。
…………話の流れからするとつまり、古代炎神が強力なのは、規制が緩かったからという事でいいのでしょうか。
エコかパワーか、パワーかエコか。
俺たちは炎神の底辺だ、最下層のゴミみたいなもの、野良犬にさえ見向きもされない存在だ……と沈む古代炎神の説得を何故か大翔が請け負い、連と美羽も出撃。
ぶつかり合う、炎神VSエンジン。
エンジンバンキは人型に変形するとまさかのドロップキックで頑張王を吹き飛ばすが、そこにバスオンとジェットラスが駆けつけ、久々の炎神王ジェットラスが登場。
「トラトラ言うんじゃない。不愉快な!」
キャラが薄い扱いを受けがちなジェットラス、やはりそこが大事なアイデンティティを守る為、バルカン攻撃。ゴローダーGTも繰り出し、3体がかりでエンジンバンキを囲むが、ゴーオンブルズアイさえ破られ、反撃を受けてロボットは分離。スピードルによる単身空中攻撃という珍しいシーンが入るも、奮闘空しく撃墜されてしまう。
……て、ジャンプじゃなかったっけ(笑)
だが、その隙に乗じてレッドがコックピットに食らいつき、更に地上からも必殺武器で支援攻撃。どんな強大な敵が相手でも、諦めずに戦い続けるゴーオンジャー……戦闘の様子を見せながら、その熱い志を古代炎神達に説いて大翔は説得に成功。エンジンバンキの突撃を、間一髪、キシャモスが食い止める。
基本、玩具回なのですが、古代炎神の仲間入り回の出来が酷かったので、不完全ながらも改めてフォローを入れた感じ。まあメインではないので、改めて、熱い志に共感しました、程度ですが。
ゴールドは連の作った新兵器カンカンバーに、ティラインとケラインのソウルをセットすると、踏切剣でカンカンバークロッシングストッパーを発動。イマジネーションの踏切遮断機で拘束したエンジンバンキに2体の恐竜列車のソウルが突撃し、大ダメージを与える。
「男の旅は、一人旅。ここはワシに任せて、相方達は退却を! 女の道は、帰り道。お嬢、お達者で!」
キタネイダスとケガレシアは退却し、エンジンバンキ、小型化。
ゴールドからカンカンバーを受け取ったレッドは、満タンガンにキシャモスのソウルをセットすると踏切に接続。三つの古代炎神のソウルを搭載した新兵器、カンカン満タンガンを構えると、
「トラトラ、度胸一番星。そぎゃあなもんで倒せるもんなら倒してみぃ!」
と無駄に男らしく、裸一貫で突っ込んでくるエンジンバンキを必殺技・カンカンエクスプレスで射撃し、エンジンバンキは流れ星となって散るのであった。
古代炎神のソウルを入れるアイテムがロボットしか無かったので、古代炎神のソウルを入れる手持ち武器、ついでに以前の玩具と接続できるよ、と玩具的には成る程納得の展開なのですが、ここに来てどうして個人用武器なのか(^^; あと、踏切は車型以外の蛮鬼獣にも役に立つのか。そのネーミングはどうなのか。色々と疑問はつきません。
キタネイダスが本気を見せ(もともと、アンテナやフーセンなど、害気目の蛮鬼獣は割とゴーオンジャーを追い詰めていたりはしますが)、ヨゴシュタイン抜きでもやれる所は見せたものの、ゴーオンジャーが意識過剰気味に装備を強化し、血を吐きながら続けるマラソンに突入しそうなガイアークの明日はどっちだ?!