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『仮面ライダーブレイド』感想23

(※サブタイトルは存在しない為、筆者が勝手につけています。あしからずご了承下さい)
◆第37話「Mの惑星」◆ (監督:長石多可男 脚本:會川昇
前回ラスト、一応2択で引きましたが、へたれ遺伝子に敗北したジャックフォームなど既に眼中にないのか、迷わず悩まずキングフォーム発動。
「思い出せ……。おまえはジョーカーに戻りたくなかった筈だ。おまえは……人間になろうとしているんじゃないのか」
防御に徹し、最低限の反撃を加えながらジョーカーをいなすキングフォーム。両者の戦いを見つめる女王様。そして、やってきた睦月もキングフォームを目の当たりにする。
「剣崎さん……またあの人だけが強くなったのか」
猛攻を緩める気配のないジョーカーに、ブレイドはやむを得ず反撃。2〜6のカードで放つのは、二刀流によるストレートフラッシュ!
金色カブトムシ戦での二刀流はここまで意識した仕込みだったのか、それとも格好良かったので再利用したのか、大剣といつもの長剣による二刀流も決まっており、キングフォームはいちいち格好いい。
両者の攻撃がぶつかり合い、倒れたジョーカーは始の姿に。封印カードを手に、悩むブレイド……最初にとりあえず、殴られた時の事を思い出す(笑)
アンデッド大戦の決着に、始を封印する以外の方法が無いならば、その時は自分が封印する――決めていた筈の覚悟だが、心は揺らぐ。その時、ジョーカーが再び立ち上がって咆吼し、突然、背後からブレイドに躍りかかる女王様。
ブレイド、アンデッドとの融合を解け!」
女王様によると、ジョーカーを凶暴化させているもの、それはキングの力。ブレイドのキングフォームはジョーカーの力に近く、キングフォームの誕生がジョーカーを活性化させ、エースのカードでも抑えきれない力を生み出しているのだった。
「どうすればいい」
聞くな(笑)
「知らないな」
混乱の最中にジョーカーは姿を消しており、女王様もまた去って行く。そして戦況を傍観していた睦月は、天音の姿に気付く。ストレートフラッシュとジョーカーの攻撃がぶつかりあった余波で、大量の砂埃を浴びた天音は、一時的に視力を失っていた……。
女王様と睦月が去った後、またも倒れた剣崎を、広瀬と虎太郎が回収。積極的な理由は無いといえば無い気はしますが、女王様と睦月が剣崎の寝首に興味を示さない描写は、何か欲しかったところ。女王様は正面から全力で戦う以外は卑怯、という事なのでしょうが。
「剣崎が、またあの姿に変身してしまった。このままでは、剣崎は本当に人間じゃなくなってしまいます」
「そのために、新たな改造実験体を用意してるよ」
忍者屋敷では、役立たずがさらっと重大発言。カテゴリーキングの細胞から造り出したというライダー顔のトライアルFを見た橘は、そもそもトライアルシリーズに用いているアンデッドの細胞はどこから入手したのかを問う。広瀬父は、橘を研究所の一室に連れて行くと、隠し戸棚に収められた物を見せる。
それは――2枚のアンデッドカード。
3年前のあの日、全てのアンデッドが解放されたわけではなかったのだ。広瀬父はその内の1枚がハートのキングである事を見せ、橘はもう一度、剣崎の説得に農場へと向かう……。
1話に出てきたボードの研究所は、バッタアンデッドの攻撃で壊滅した後に更地にされたとか言っていた気がしましたが、広瀬父の部屋が烏丸所長の部屋に似ている気がするのは、意図的に匂わせているのか、ロケ地の都合か、私の単なる気のせいか。なんにしろ、これまで描写されていなかった忍者屋敷の研究エリア以外が表に出、ほぼ個人で研究している様子の割には、えらく金のかかっていそうな場所である事が判明しました。
一方農場には、ボード筆頭駄目人間である烏丸所長から、メールが届いていた。
タイトル:剣崎のキングフォームについて
なにその件名(笑)
広瀬さんは、まめに所長にメールで現状報告とかしているのか。橘さんの悪口とか、ある事ない事書いているのか。
所長によると、ラウズアブソーバーは上級アンデッドの力を制御する為の装備だが、想定していたキングフォームはあくまでキング1体と融合するものであり、13体との同時融合はあり得ないという。所長の予想を超える剣崎のキングフォームとは何なのか? そこで剣崎は、もし始が13枚のカードを揃えたら、自分同様に思わぬ変化が起きて、ジョーカーの力を押さえ込めるのでは、と一縷の希望を思いつく。
まずその為には……睦月しばいてカードを取り戻す! と、飛び出していく剣崎。
その睦月は、とうとう、小学生女子を誘拐していた。
ジョーカーを誘き出す為の餌として、視力を失った天音の身柄を確保した睦月。そして何故か、紳士ハウスにふんぞりかえって人間の脆弱さを嗤っている女王様。やっぱり睦月は、踏まれた時に、目覚めてしまったのではないだろうか。
「虎の惑星かよ」
「文句ある?」
前回、パンサー? と書きましたが、女王様は虎でした。虎と言われてみると、確かに虎っぽい性格な気がしてきた。
新たな力を求めている内に新たな性癖に目覚めてしまい、すっかり大人の階段を駆け上がってしまった睦月は、近づいてくる剣崎の気配に気付き、自ら迎え撃ちに出る。
一方、剣崎が飛び出していった農場を、役立たずが訪れていた。
凄く自然に、牛乳をタダ飲みしながら……!
どうやら本格的に金欠。
「でも、何かしてあげたいのよ。剣崎くんは彼のために。橘さんみたいに、倒せばいいと思えないのよ」
剣崎が始の為にハートのKを探しに行ったと聞いて眉をひそめる橘に、ぶつけるつもりで内角への直球を投げ込む広瀬さん。
「橘さん! あなたは何を考えてるの」
「剣崎の体は俺が預かる。それがあいつの為だ」
脈絡ないので、凄く変態みたいに聞こえます!
その頃、睦月と接触した剣崎は、戦う気はないけどカードを渡せ、と無茶苦茶な事を言っていた(笑)
ならばアブソーバーと交換だ、と睦月の出した条件を剣崎はあっさり呑み、トレード成立。後はハートのKを手に入れるだけだ、と当てもなく走る剣崎の前に、そのハートのKを手にした橘が姿を見せる。広瀬の話を聞いた橘はハートのKを忍者の元から勝手に持ち出した上で、剣崎の真意を改めて問う。
「あいつは人間になろうとしている。自分の運命と闘っているんです!」
橘は剣崎がこれ以上変身しないようにベルトとカードを回収、要件が済んだら自分と一緒に来るように約束させると、ハートのKを渡して、忍者屋敷に帰還。
勿論お怒りの広瀬父ですが、基本的に橘さんはあらゆる局面において信頼度0なので、そんな橘さんに、秘密アイテムの隠し場所を教えた方が悪い。
だが広瀬父もまた、橘の帰還を待たずに、トライアルFを剣崎へと差し向けていた……。
始を探す剣崎の前に、現れるトライアルF。今作ではあまり無かった生身格闘の後、変身できないので……轢いてみた。
……えーまあ、バイクによる質量攻撃は昔から定番といえば定番なのですが、剣崎の場合、アンデッドと仮面ライダーに全く同じノリでバイクぶつけるので、凄く怖い(笑)
トライアルFを轢き倒した剣崎は、広瀬からの連絡を受け、アンデッドサーチャーの反応へと向かう。山の中で凶暴化の一途を辿るジョーカーに襲われながらも、取り返してきたカードとハートのKを渡す剣崎だったが、そこにまたも現れるトライアルF。再び軽く生身格闘……もしかしなくても、弱くないか、トライアルF(笑)
「始! これを使え! 俺を信じろ!」
剣崎の必死の言葉が届いたのか、ジョーカーはまず、カリスに変身。そして、ハートのキングをベルトへ通し――ブレイド同様、全てのアンデッドカードがその全身に融合する! 金色の輝きに包まれて生まれたのは、アルティメットフォーーーム!!
ブレイド同様、全体的に金色が増加した上で、緑と赤紫が目立つようになり、微妙にギャレン寄りの配色に。色使いは以前の方が好みですが、腰に二刀、というのは格好いい。
アルティメット・カリスはその刃を抜き放つと、トライアルFへと向ける――!
ところでクライマックス戦闘で流れる挿入歌の歌詞が、以前から
テキ屋・ファイト!」
に聞こえて仕方ありません。
たぶん違うのだろうけど、『ブレイド』はテキ屋と縁が深い作品なので間違っていないような気もしているアルティメットフォーーーム! ……いやなんか、キングカリスだと怪獣みたいなので。