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『機動刑事ジバン』感想16

先週分。
◆第21話「スズ虫・毒虫・ゲリラ虫」◆ (監督:三ツ村鐵治 脚本:高久進
少女の飼っていたスズ虫を奪う2人の男。やたら明るい串田晃の挿入歌でそれを追跡する先輩と直人。
挿入歌は
ど・ど・土曜だ!
って聞こえるけど、
ご・ご・御用だ!
か?
まず撃ってから、
「警察よ、大人しくしなさい!」
と、今日も絶好調で、先輩のトリガーはクラゲのように軽い。
2人組の正体はバイオロン戦闘員で、珍しく直人が近接戦で活躍するが、そこに現れるバイオロン怪人・ムシノイド(おぃ)
その頃街では、虫取り中の子供達が倒れる事件が続発していた。少女の家から盗まれたスズ虫は実はバイオロンが作った特殊なバイオ昆虫であり、毒を発するバイオ昆虫は太陽光を浴びて次々と増殖、巨大化。最終的に高層ビル並の大きさとなって、人類社会を破滅に追いやるという恐るべき計画だったのだ! ……なんか途中から、毒素とかどうでも良くなっています(笑)
この変事を調査しに出撃するジバン。
「ジバン、バイオロンの今度の狙いは、なんだい?」
急に爽やかになったレゾンが格好いい(笑)
一方バイオロンでは、ジバンの行動開始に「まずい、それはまずいそ、ムシノイド」と、マッドガルボがあっという間に三下っぽくなっていた(涙)
ジバンと正面から戦えるJハンターだった筈なのに、すっかり、せせこましい作戦担当になってしまいました(^^;
スズ虫を探すジバンは虫爆弾による攻撃を受けるが、何とかスズ虫を確保。その正体が特殊なバイオ昆虫だと知った直人は、植物研究所が毒虫対策を開始した、とマスコミを通してアピール……と突然、対バイオロン委員会の力を利用。よくよく裏を考えれば不思議ではないのですが、凄く唐突に社会的権力を行使したので、少々面食らいます(^^;
この報道に慌てたバイオロンは研究所を襲撃するが、待ち受けるジバン。サイドカーで走ってきたマッドガルボと一戦交えた後にムシノイドの巣に引きずり込まれるが、ダイダロスで脱出。
対バイオロン法第6条、子供の夢を奪い、その心を傷つけた罪は特に重い!」
なんか急に、狭い所を突いてきた(笑)
ジバンは新必殺技、ジャンプ斬りからの連撃・ジバンハーケンクラッシュでムシノイドを撃破。バイオロンに改造された昆虫に超謝りながらムシノイドの巣をダイダロスファイヤーで焼き払い、まさかの合掌。
ジバンってこれまで特に人間以外の命にも手厚かったイメージが無いのですが、何か色々アピールしてきました。
ダイダロスファイヤーはアジト破壊に使われ、怪人は新必殺技で撃破と、新展開に合わせて少しギミック増加。対バイオロン法も追加されましたが、これはあまりケースに応じて増やすと面白みが減じる気も。
演出面では、チンピラのサングラスに少女の顔・公園のオブジェにジバン・カーブミラーにレゾン、と鏡の映り込みを利用した映像をポイントに置いたのが、面白かったところ。
ここ数話があまりに酷かったので、オーソドックスには戻りました。ところで、今見ると全く面白くないのですが、事情を知らずに主人公をひたすら怒鳴りつける間抜けな先輩刑事、というのは当時だともう少し笑えるシーンだったのか(^^; 完全にギャグ要員なのですが、そのギャグシーンが致命的に面白くないという村松刑事はもう少し、何とかなってほしい。


◆第22話「マユミがいた!!」◆ (監督:三ツ村鐵治 脚本:高久進
まゆみちゃん、UMAみたいな扱いに。
とある田舎町で、まゆみを見た、と交番に駆け込む少年。警視庁への連絡の過程を電話の交信機で表現するのが面白い……と思ったら、秘書2人が地道に盗聴していた(笑)
通報のあった村へ向かう直人は、まゆみちゃんとの思い出を回想。
どうしてよりによって、愛・連打(笑)
(だが僕たちの幸せは、長くは続かなかった……)
直人さん、
脳改造されすぎ。
直人は少年の案内でまゆみを見たという海岸に向かい、ロマンチック爆破作戦の為にまゆみを追うバイオロンは一足違いで交番を襲撃。海では少年が水難救助の際に殉職した父を思って沈んでいたが、前回今回と、一応、親子愛シリーズなのか。それを直人が五十嵐家と絡めるのかと思ったら、全くそうはならないのですが(^^;
それにしてもどうしてこんな、謎のメロドラマ展開になってしまったのだろう。
悪いのは、変態青年の早川良と、対バイオロン委員会。
……しまった、激しく自業自得だ!
駐在から少年の存在を聞き出したバイオロンは直人と少年を襲撃。少年を逃がした直人は何故か生身で突撃し、まゆみちゃん不在の心の穴を埋めるべく、秘書にヒールで踏まれてみる。
直人が新しいルートに突入したかはともかく、変身前の秘書が割と格闘して、生身の直人と戦ったのは初か。直人は改めて物陰でジバンに変身し、戦闘員達を蹴散らすと秘書ズは逃亡。
ど・ど・土曜だ!
海岸で黄昏れていた少年は、本当はまゆみちゃんを見ていなかったと告白。村を去りたくない少年が、行方不明になった飼い犬ゴローを探してほしいためについた嘘だったのだ。
「ケンタくん、これだけはわかってほしい。君がゴローと別れたくないように、そして亡くなったお父さんをいつまでも心の中で思い続けているように、僕だってまゆみちゃんを思っているんだよっ。僕とまゆみちゃんはね、命の絆で強く結ばれているんだよ! だから、僕はどうしてもまゆみちゃんを見つけだしたいんだ。見つけるとも」
小学生女子への愛情を熱烈に語る青年刑事に、
少年、どん引き。
犬を探して山へ入った2人は、対ジバンの為に生み出されたスナイパー、ハンターノイドに目撃される。
「なんてこった。セントラルシティ署のダメ刑事」
バイオロンからは、そういう認識だったのか(笑) 多分、生身の時の直人の三枚目さは、偽装でも何でもなくて、素ですが。
2人は川岸でゴローを見つけるが、ハンターの狙撃を受けて直人は川流れ。まゆみを目撃したと思われている少年は、バイオロンに捕まってしまう。川を流れた直人は、応援に来た筈が遊びほうけていた村松刑事の釣り針に引っかかる。
何故かこの、村松が直人を釣り上げて川に転落というドタバタシーンにOPのイントロが被さり、そこに響く少年の悲鳴を聞いて助けに走る先輩と直人。
ギャグシーンとシリアスなバトルシーンをOPテーマによりシームレスに繋ぐという、なかなか変則的な演出で、三ツ村監督は色々やって面白いなぁ。
バイオロン戦闘員に追いつく2人、今日も先輩のトリガーは羽毛より軽いぜ!
「警察よ、その子を放しなさい」
またも狙撃されて崖を転がる直人はジバンに変身し、ジバンとの戦いにこだわるハンターノイドと対決する。少々これまでのバイオロン怪人と毛色の違う性格のハンターノイドは、なんだか、ガルボさんよりよほどライバルキャラっぽいぞ(笑)
どうしてガルボさん出した後に出てきたのか。というか、ガルボさんのキャラ作りしている間に出てきた性格の流用か。
高い射撃能力を誇るハンターに苦戦するジバンだが、ハンターのスコープを破壊。照準の定まらないハンターのめくら撃ちを受け流しながら手帳を突き付けるジバン、鬼畜。ジバンは時々ホラー系ロボットになりますが、これらの演出的蓄積が、後の大魔王ジャンパーソンに繋がるのか(笑)
ハンターの自棄の反撃による至近距離での派手な爆発などありつつ今回も第6条を読み上げ、ハーケンクラッシュで瞬殺。
…………いや別に、子供の夢を奪ってないよーな気がするのですが。
私情でこじつけて量刑を増しているように見えますが、どちらにせよ抹殺だしなぁ(笑)
……もしかして五十嵐博士は“まゆみの存在”そのものをジバンのリミッターとしてプログラミングしていて、まゆみちゃんが近くに居ないと、ジバン(直人)どんどん狂っていくのでは。