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『侍戦隊シンケンジャー』感想13

◆第二十三幕「暴走外道衆」◆ (監督:渡辺勝也 脚本:小林靖子
夏――それは全てが輝いて見える季節。
という事で盛り上がっている血祭ドウコクのアップと咆吼からスタート。
微妙に、アル○ール中毒の禁断症状に見えない事もなくて困る。
物語の開始当初からつい最近まで、酒飲んで騒いでいるだけだったドウコクですが、夏場は外道衆の力が増す→アヤカシが活性化→ドウコクは力が強くなりすぎる→制御しないとドウコク自身どころかあの世とこの世がまとめて吹っ飛びかねない、と設定が盛られ、物凄く強い穀潰しである事をアピール。ここまで今ひとつ大ボス感の強くなかったドウコクですが、かなりの大物という位置づけがハッキリしました。
同時に、ドウコクが力の制御に集中している間は、アヤカシに対する縛りが消え、外道衆が好き勝手できると判明。そして活性化するドウコクの力の影響で街にオオナナシ軍団が溢れ出し、遂には三途の川の水が人間界に滲み出す……。
爺「例の物を、本格的に考えてみるべき、か……」
オオナナシ軍団を相手に頭から派手な巨大戦が展開し、それを片付ける天空シンケンオーと烏賊大海王。
殿もすっかり、一本締めに馴染んでしまいました……。
その頃三途の川では、かつてドウコクに逆らった蜘蛛アヤカシが船に乗り込み、アヤカシの動きを縛るドウコク抹殺の手伝いをシタリに迫っていた。
基本ヒャッハー集団な外道衆ですが、ドウコクの統率が気にくわない、更なるヒャッハー勢力が居る模様。
蜘蛛アヤカシはシタリを脅し、ドウコクが自由に動けない間に、封印の文字の秘密を知ろうと蠢き出す。
一方シンケンジャーは、過去のシンケンジャーが製造を試みたが果たせなかった、全ての折神の力を一つに集める印籠を、今なら源太の天才パワーで完成させる事が出来るのではと、志波家ゆかりの寺に保管された未完成の印籠を受け取りに向かう。
志波家代々のお墓参りで、志波家のご先祖様と思われる志波烈堂(クレジットより)の姿が白黒でワンカットだけ入るのですが、時期的に、劇場版ネタか? なお、志波烈堂役の合田雅吏は、オーブルー(『超力戦隊オーレンジャー』)にして格さん(『水戸黄門』)という、この作品の為に存在していたかのような奇跡のキャスティング。
また、寺の住職・浄寛役は、うっかり八兵衛で知られる、高橋元太郎
丈瑠が境内の片隅の小さな墓石を見つめていたり、一族の中から外道を出したという200年前の武士の一族の古びた墓を目にしたり、思わせぶりな伏線がありつつ無事に印籠を手にするが、アヤカシが細工をした茶を飲んで、倒れてしまう。
……殿、1人だけ真っ先に口つけるから……。
更に寺に蜘蛛アヤカシが迫り、迎え撃つ4人だが、大苦戦。ミシュラン十臓と再会し、寿司を振る舞っていた源太は連絡を受けて慌てて飛び出し、耳にした寺の名前に、十臓も歩み去る。この際、とりあえず、と一貫口にして立ち去ろうとした十臓が、無言で戻ってきてもう一貫頬張っていく、というのは面白かった。
薬湯で治療を受けていた殿の前にはシタリが現れ、封印の文字について聞き出そうとするが、そこへゴールド参上。
シタリがあんな着ぐるみで、ほぼ上半身の動きだけでゴールドと接近戦を演じていて、中の人も演出も物凄い。
「寿司屋……。そういう事だったのか」
源太の変身を目にし、シンケンゴールドの正体を知った十臓は、ゴールドとシタリがちゃんちゃんばらばらしている間に、地面に転がってピクピクしている殿を回収。
「寿司屋。お前の寿司は気に入った。また食ってやる」
十臓は殿をさらって姿を消し、シタリも撤退。蜘蛛アヤカシにトドメを刺される寸前の4人だったが、目覚めたドウコクが蜘蛛を回収し、三途の川で怒りのお仕置き。寝込んでいる間に酒が抜けたのか、絶好調のドウコクの力に反応して、ナナシ達が更にざわめき出す……。
殿は瀕死で拉致され、家臣4人は蜘蛛に完敗し、無事なのは光の寿司屋だけ。割と負ける、というか、相手の特殊攻撃に苦戦→見破って勝利、というパターンが多いシンケンジャーですが、惨敗の上に殿不在、と未だかつて無く追い詰められる事に。
殿をさらった十臓は何を思うのか、外道に堕ちたその秘密とは――源太と十臓が寿司で繋がる、というのはネタとして好きなので、出来れば今後も使ってほしい所ですが、お互い正体知ったから無理かなぁ(^^; 次回、殿メガ進化。