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戦隊列伝・青い戦士達

ここ数年で見た戦隊(感想をきちっとまとめているもの)のブルーについて、簡単にまとめて並べてみました。名前の後の()の数字は、OPの登場順番です。「赤い奴等」が結構大変だったので、全体的に大雑把に(^^;
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島洋介/ダイナブルー(3) (『科学戦隊ダイナマン』)
 戦闘:☆☆☆☆
 水属性:☆☆☆☆☆
海に近づけば近づくほど戦闘力が増す、海を愛しすぎる男。当初はアイドル系二枚目ポジションを想定されていたようだが、ハイスペック美男子の弾北斗と、アクの強い星川竜に押されて存在感が減っていき、気が付けば2.5枚目ポジションに落ち着いていた被害者。リーダー格2人が凶悪すぎる為にやや目立たないが、海では不死身である。
ブン/ブルーフラッシュ(3) (『超新星フラッシュマン』)
 戦闘:☆☆☆☆☆
 精神:☆☆☆☆☆
二枚目半のコメディリリーフで、疑似兄弟であるフラッシュマンの三男坊。やや抜けた所があるが、やはり完成された戦士。後半にかなり良いエピソードが回って来たのが、それが終わるといつものように没個性に戻ってしまうのが、どうにも『フラッシュマン』である(^^;
早坂アコ/ブルースワロー(4) (『鳥人戦隊ジェットマン』)
 戦闘:☆☆☆
 色気より食い気:☆☆☆☆☆
マスコット系……? メンバー間の濃い人間関係からは一歩離れた立ち位置に居るが、かといって間を取り持つかというとそういうわけでもなく、どちらかというと茶化して面白がっている節があるのは、女子高生だから仕方ない。なんだかんだで良識派であるが、露骨に清涼剤、という描かれ方をされないのは、『ジェットマン』という作品のバランス感覚といえる。
天重星・将児/テンマレンジャー(3) (『五星戦隊ダイレンジャー』)
 戦闘:☆☆☆☆
 知性:☆
元ヤンキーのボクサー。チンピラ属性同士、亮と気が合うが、亮よりも世間に対する劣等感が強い。真っ直ぐな気質で人が好い所があるが、公道レースを始めて子供を轢きかけたり、特攻服で怪人と戦ったり、ヒーロー物に対してひねくれた『ダイレンジャー』の特性が強く出たキャラクター。どちらかというと緑の感じなのだが、大五(緑)とわざと色を逆転させている節もあり。
並樹瞬/メガブルー(3) (『電磁戦隊メガレンジャー』)
 知性:☆☆☆☆
 PC:☆☆☆☆☆
クール系二枚目ポジションにして、パソコンの扱いに長けた天才肌。デジタル研究会のメンバーは皆それなりにPCに長けている筈だったのだが、話が進行していくに従ってそれが瞬1人に集約された事で、知性派の印象が上がった。おまけに女の子にモテて、フルートとか吹けてしまうハイスペックであり、“スマートなブルー”を煮詰めて体現したようなキャラクター。
色々並べてみると、高いスペックを活かしているブルー、という点では珍しい存在かもしれない(笑)
アヤセ/タイムブルー(3) (『未来戦隊タイムレンジャー』)
 運転:☆☆☆☆☆
 ヒロイン力:☆☆☆☆☆
クール系……というかいっそ、ニヒル系二枚目ポジション。何となくクールを気取っているのではなく、クールであろうとする理由を設定した事により、そのクールさを物語の中である程度、維持する事に成功した。ちょっと飛び道具を用いているのだが、それを物語全体と絡める事で成立させたのは、お見事。ただし、最終的にヒロイン力がクールを遙かに上回ってしまった為、微妙にクールなイメージが薄い(笑)
元レーサーであり、ドライビングテクニックは超一流。堅実に金を稼いでいたり、端々に、根は真面目な性格である事が窺える。
三条幸人/アバレブルー(2) (『爆竜戦隊アバレンジャー』)
 指圧:☆☆☆☆☆
 財力:☆☆☆☆☆
クール系二枚目ポジション…………だと思われたのだが、序盤からあまりにいい人すぎて、あっという間にただの“ひねくれたポーズを取っているつもりのいい人”になってしまった。先に凌駕の項で「「正義の味方なのだから当然いい人」なのではなく、「いい人だから正義の味方をやっている」という点を重視したのが、『アバレンジャー』」と書いたが、そのあおりを受けたと言える。だがその駄目なひねくれ方のお陰で、キャラクターそのものは面白くなったのは、僥倖だった。
雛形の雛形はブラックジャックなのだろうが、お陰で《財力》という便利スキルを持つ。
ホージー(戸増宝児)/デカブルー(2) (『特捜戦隊デカレンジャー』)
 戦闘:☆☆☆
 知性:☆☆☆
 精神:☆
 残念:MASTER!
(姿形は変わっても、戸増宝児は永遠に不滅なんだ!!)でお馴染み、クール系二枚目ポジションにしてあらゆる面でPerfectなエリート刑事…………の筈が、筋力過剰の駄目人間フォルダにバンと一緒に叩き込まれてしまった、ミスター残念。“スマートなブルー”(理想)と“残念なブルー”(現実)を高度に融合した、ある意味で、究極のブルー。2015年現在、残念型ブルーの最強形態と言って過言ではないだろう。
一応頭脳は優秀な筈だが、事件捜査における貢献度はセンちゃんとジャスミンに劣り、戦闘ではバンとテツに一歩遅れを取り、リーダーの座はウメコのもの、特技である狙撃は戦隊の戦闘ではほとんど活かされる事が無い……残念、実に残念である。
小津麗/マジブルー(3) (『魔法戦隊マジレンジャー』)
 料理:☆☆☆☆☆
 ヒロイン力:☆☆☆☆
占いという飛び道具により、情報収集を担当。母親からは溢れるヒロイン力を受け継ぎ、家庭的な清純派をアピール。あまりにあざといと思われたのか、暗黒面とやや夢見がちという特性を与えられた、水属性のマジカル家事手伝い。ヒロイン力が☆4つ判定なのは、クズ母のヒロイン力があまりに高かった為である。
香坂連/ゴーオンブルー(2) (『炎神戦隊ゴーオンジャー』)
 知性:☆☆☆☆☆
 料理:☆☆☆☆
カニックとオカン担当。相棒である炎神達の整備・強化を一手に引き受けており、《博士》技能はかなり高LV。また、メンバーの食生活の面倒も見ており、おまけに博学な知恵袋、と派手さは無いがチームにおける要、縁の下の力持ちといえる存在。突貫系ヒーローであるレッド/走輔に対し、非常に真っ当なサブリーダー。
改めて並べると複数の便利スキルを高いレベルで詰め込んだハイスペックの持ち主なのだが、どうもそういう印象が薄いのは、本編でメイン回に恵まれなかった事と、語尾の「〜っス」が原因と思われる。
池波流ノ介/シンケンブルー(2) (『侍戦隊シンケンジャー』)
 戦闘:☆☆☆☆
 残念:☆☆☆☆☆
二枚目ポジションにしてコメディリリーフ、というなかなか珍しい位置づけ。自分に厳しく他人に厳しい努力家にして、高い能力を裏付けに正論を振りかざす、というそのままだと物凄く嫌な人間になってしまう所を、感動屋と滑り芸を付加して緩和した結果、凄まじい残念力を得る。長所と短所の組み合わせ方が、とても良く出来たキャラクター。
ハイド/ゴセイブルー(5) (『天装戦隊ゴセイジャー』)
 知性:☆☆☆☆☆
 主婦力:☆☆☆☆☆
メンバー最年長にして冷静な判断力の持ち主。戦闘では主に支援射撃を担当。洞察力に長けるアラタはフィーリングで動き、エリは計算しているのかしていないのかわからず、ランディック兄妹はコマンドが「突撃」しかない為、頭脳労働を一手に引き受ける。サポートメカの整備なども担当するが、パワーアップシステムが奇跡のDLである作品の特性上、装備の開発などはしない。
トカッチ/トッキュウ2号(2) (『烈車戦隊トッキュウジャー』)
 生命力:☆☆☆☆☆
 お笑い:☆☆☆☆☆
コメディリリーフの新たな地平を目指し、命を賭ける男。眼鏡をかけているが、特に頭脳担当ではない。素朴な善良さの持ち主だが、特技は空回りと自爆で、気を遣おうとするほど転げ落ちていくという、自動落下機能付き。色々と気にする性格でもあり、本編の主な扱いは、「面倒くさい」。
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今回リストアップした13人を、大雑把な属性で分類。複数の属性所持の場合はそれぞれごとにカウントしているので、合計は13を超えます。また、頭脳派と博士ポジション(開発担当)は厳密には違うのですが、区別が難しい場合があるので一緒にまとめました。
〔二枚目:5/13 クール:4/13 頭脳派:3/13 コメディリリーフ:3/13 水属性:3/13 残念:2/13 ヒロイン:2/13 マスコット?:1/13 チンピラ:1/13〕
ダイヤジャックとバトルフランスを青の戦士に含めると赤以外で唯一シリーズ皆勤している色の為、13人集めてサンプル数が全体の三分の一でしかないという事実にまず震えますが、ある程度傾向はあるものの、カウントしてみると改めてバラバラ。その中で、やや「クール」と「二枚目」が目立つのは、始祖であるアオレンジャー/新命明のイメージを継いでいると思われます。「優男」という要素が分解&(イメージ的な)拡張されている部分が多少あるでしょうか(宮内洋的な格好良さを時代に合わせて再構成しようとした結果、「クール」に落ち着いたというか、戦隊における「クール」とはそもそも「キザ」の亜流なのではないか、という推論)。
「リーダーである赤に匹敵するサブリーダー」という役割は後に黒の戦士に分担され、サブリーダー的役割は緑の戦士に回る事も多い為、チームの中でやや軽い立ち位置、に回る事も多いですが、この辺り、青という色の持つイメージが窺えます。
序列分布は、
〔2番(5) 3番(6) 4番(1) 5番(1)〕
黄と桃が女性戦士の割り当てで4番手5番手に割り振られる事が多い為に自動的に2番手3番手がほとんどですが、5人戦隊ながら青が女戦士のアコ(『ジェットマン』)と、ぼっちなので5番手のハイド(『ゴセイジャー』)が珍しいパターン。
それにしても改めて、ホージーさんの圧倒的破壊力……! 悪い意味で赤と匹敵してしまった後、紆余曲折の末に辿り着いた奇跡の着地。戦隊史に残るブルーだと思います(笑)