はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2019〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

はじめての『プリキュア』感想18

◆『GO!プリンセスプリキュア』#24◆
トワもキュアスカーレットになったし、OPで描写している要素をだいたい本編で使い切ったので、そろそろOPアニメが大幅に変わったりしないかなぁ(変わったら嬉しいなぁ)と思ったのですが、トワイライトもそのまま、まだ変わらず。
学園長の肝煎りでノーブル学園の生徒となったトワは、たまたま空いていたのか、はたまた高度に政治的な圧力か、きららとルームメイトになり学園と寮生活の中に飛び込んでいく。先日のショーの成功以来、モデルの仕事がますます忙しくなっているきららは、着替えも1人で出来ず、何かあるごとにパフ(メイド)を呼ぼうとするなど、世間知らずで常識に疎いトワに振り回される事に……。
前回も触れましたがトワの場合、“異世界のお姫様”である以上に、“幼少期に誘拐されている”という重い事情があるので、本来はみなみ様あたりが率先して世間の常識をインストールしてから世に送り出すべきだと思うのですが、何故か生暖かく放置プレイするみなみ様(さすがに勉強は面倒みている模様)。
……これはあれか、前回と今回の間できららとトワが同室になる事が決まった時点で、
「トワっちの事は、あたしにどーんと任せてよ」
「そうね。同室のきららが、責任を持ってやってくれるわね(にっこり)」
みたいな感じで、魂の契約が発動していたか。
ホープキングダムの名前を出して教室の空気を凍らせるという転入の挨拶で華麗なスタートダッシュを決めるトワだったが、見事なバレエやバイオリンの演奏などで徐々に下々の心を掴むと、“時々意味不明のボケをぶち込んでくるけど不思議な気品のある派手な赤毛の美少女”という立ち位置を確立し、早くも、テーブルに座っているだけで食事を運んできてくれる下僕志望が現れるなど、派閥を形成。
さすが、超魔法アイドル・トワ様。
既に食堂では、きららとみなみと食事を一緒にしている姿が羨望の眼差しを集めており、あの地味な子2人なにさまー? という、はるかとゆいへのヘイトゲージが着々と寮内にチャージされております。
というか、1年生ばかりの所に混ざっているみなみ様がホント空気読めないのですが、この人、深刻に友達居ないな!!
その辺りのバランスを取る為に、微妙に年齢不詳だったトワは2年生になるのではと思っていたのですが、1年生としてきららに近づける事で、これまであまり描写の無かった教室でのきららの姿に今回は焦点が当たっています。
また、トワは学園生活を送るにあたって、紅城(あかぎ)トワと名乗る事に。
命名:望月先生。
確かに、苗字は無いと不便ですが……望月先生、自由すぎる。そして発想が、トッ○ュウジャーと同レベルだ……。
その頃、ホープキングダムではシャットが、ばたくさい美形になり損ねたロックの姿を目にしていた。
「まあ、成長期ってやつなんだね」
「なんという成長速度……!」
玉座で足を組み、人間を絶望させる事に喜びの表情を見せるロックの姿に、若干の違和感を覚えるシャット。
「ロック……おまえちょっと変わったか?」
急成長を遂げたロックに対し、凄く真っ当に対応するシャットが、かつてなく面白い(笑) ちょっと変わったとかそういうレベルの話ではないと思うのですが、割と真面目属性だシャット……!
あまり魅力を感じていないキャラクターだったのですが、ここから巧く広がってほしいなぁ(笑)
洗濯当番中の騒動の末、トワから笑い方についての相談を受けたきららは、トワの抱えているものの一端を知り、最近の自分の空回りに気付くと、もっと肩の力を抜いて笑えばいいと、トワと少し打ち解けるのであった。
前回今回と基本設定の難しさが出てしまっているのですが、トワの事情をはるか達が真っ正面から受け止めて真剣に対応すると話が重くなりすぎる為、適度に認識のギャップを残したまま進めており、日常パートと、そこから一歩進んだお互いの交流、そしてはるか達が馬鹿っぽくならないように(最悪、はるかはなってもいいけど、みなみときららはならないように)、どこまで物語の中にトワの事情をシリアスに食い込ませるか、のバランスにはまだ苦慮している感じ。
とりあえず、はるかの「笑顔」論をキーに、「まずは生きよう」というテーマで進めていくようですが、つまり戦場帰りの傭兵が社会復帰する物語となっており、プリンセス・怒りのホープキングダム。
絶望を集める為に再び人間界へ現れたロックは、新雑誌立ち上げに燃える編集者からゼツボーグを作り出すが、意気投合したトゥインクルとスカーレットが、これまでになく攻撃的な友情合体技・灼熱メテオ酸性雨で付せんバリアーを突き破った所を火の鳥でばーにんぐ。これも、戦場の倣いなのだ。
ロックは今回も絶望をちょっぴり集めて退却し、トワは少しずつ、平穏な日常に馴染んでいくのであった……。
次回――学園には馴染んでいるみなみ様は、果たして労働者階級の生活に馴染む事は出来るのか。格差社会に一石を投じる(かもしれない)夏のお泊まり会に同志諸君は刮目せよ。