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半蔵忍法帖:第4話「頭領はつらいよ」

不定期『太閤立志伝5』プレイ録。
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時代の荒波に翻弄されるまま、伊賀忍者の頭領になってしまった服部半蔵……頭になった途端に、これまで見た事も無かったようなコマンドが増え、30%ぐらい別のゲームに。恐ろしい事に、説明書に何も書いていません(笑) その分、ヘルプが丁寧ではあるのですが、しかしヘルプにも書いていないコマンドが幾つか(^^; そして序盤、任務の度に内容を解説してくれたうんちく爺さんも、失踪。
割と大胆なゲームです。
実行してみないと何が起こるのかわからないコマンドも幾つかある為、ここは潔くセーブ&ロードで対処(^^;
個人単位のゲームから、部下に命令を出す国盗りゲームに変貌し、双方のインターフェースを融合しようとした結果、色々な情報が読みにくかったり欠けていたりして、割と不親切。『信長の野望』シリーズのノウハウが、活きているようで活きていないので、変なストレスになったり。
情報表示に悪戦苦闘しつつ、まずは手始めに、こつこつ貯め込んでいた貯金の大半を、里の軍資金に回す羽目に。
……貯め込んでいなかったら、初手で思いっきりつまづく所でした(^^; 一応数ヶ月後に、イベントで殿(家康)が軍資金を融通してくれましたが。
色々疑っていて、本当に申し訳ありませんでした、殿。
若干のマッチポンプ感も漂いますが、この殿に一生付いていこう、と心に誓う半蔵であった。
さて、里の再建と今後の拡大の為に必要なのは、まずは兵士、それを扱う人材、そしてとにかく全てに先立つ銭。
忍者衆は、「販路護衛」という名目で、商家の交易ルートを警護してみかじめ料を毎月得る事が出来るのですが、これが、小銭。社員の給料すらまかなえず、正直、何の為にあるのか疑問なレベル。
というわけで社長は、行商の旅に出るのであった…………て、やってる事変わらない?!
色々と部下に出せる命令も見てみたのですが、どう考えても社長の行商が最大の収入源で、どうしてそんな事に。
なお、みかじめ料が月収400円ぐらいなのに対し、社長は月に軽く1万円ぐらいは行商で稼ぐ事が出来、一回徴兵するには3000円かかる仕様。
そして行商を繰り返した結果、社長の《算術》スキルが、マスターレベルに(笑)
そんなこんなで、資金面は落ち着いてきた伊賀の里。次は人材の確保だと、これまで築いてきたコネクションを活かして各地でヘッドハンティングをかける半蔵。
だがここで、半蔵の前に大きな壁が立ちふさがる――そう、人の心は金では買えないのだ!
今作、昇進すると浪人などを部下にする事が出来、更に社長・支社長クラスになると、他陣営からの引き抜きも可能になるのですが、どちらにも共通して、一つの問題が立ちふさがる事になります。
それは、「忍者にはなりたくないでござる」という武将が、相当数居る事(^^;
これはどうも好感度などと関係ない固定データのようで、相性が良くて好感度の高い浪人でも、忍者就職は拒否されます。ただ基準が今ひとつわからなくて、何故か、山県昌景は忍者になってくれたんですが(笑) 強いから良いのですが、さっぱり、よくわかりません。早々に滅ぼされた武田の遺臣団が大量に無職していたので毎月のように貢ぎまくっていたのですが、忍者になってくれたのは原虎胤真田信綱小山田信茂山県昌景の4人でした。謎。
武士の心が金で買えない事が判明し、仕方ないので他の里から忍者を引き抜きまくる半蔵。敵の戦力をダウンさせつつこちらの戦力アップだ、と好き放題にやらかしていたのですが、これが後で思わぬ問題を引き起こす事に……以下、次回。